西新宿の個性溢れるアート作品を巡る 昼さんぽコース

#新宿区#渋谷区#博物館・美術館#庭園・公園#現代建物探訪#聖地巡礼
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コース概要

新宿駅西口からスタートし、西新宿の巨大ビル群の間を渡りながらアート作品を見学して周ります。意匠が素晴らしいビルそのものを見学したり、ビルの足元に点在するパブリックアートの数々、世界的に有名な絵画も見学します。是非歩いてみてください。

【所要時間:約2時間】
【お勧めの曜日:月曜以外】
【お勧めの時期:いつでも!】

コース詳細

9:45 ▸ A:新宿駅西口から出発 新宿西口広場(B1)「新宿の目」を見学

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新宿駅西口の地下通路から出発。目の前に見えるロータリーは、1966年、日本モダニズム建築の代表格である坂倉準三による設計。ぐるりとらせん状に描かれた斜路の車道と、地下通路から広く空に向けて開け放たれたデザインが何とも美しい。ロータリーでは、西新宿の高層ビル群と共に、写真に収める人多数。今後、新宿の大規模再開発により、車中心の空間構造であったロータリーが人中心の構造へ再編される予定。
地下通路を西新宿のビル群の方へ向かうと、大きくぎょろッとした目が見える。「新宿の目」は、1969年、宮下芳子により制作された、高さ3m・幅10m、内部に照明が組み込まれたアクリル製オブジェ。

新宿の目は、西新宿で最も目を引くパブリックアートとして有名です。

JR新宿駅西口の改札前を大勢の人が行き交っている
新宿駅西口改札を出ましょう。
新宿西口広場の丸い開口部の先に渦を巻くようなロータリーが見える
坂倉準三による設計のロータリー。のの字に描かれた斜路が美しい。
開口部の奥に小田急百貨店新宿店の建物が見える
新宿西口広場完成の翌年に建設された小田急百貨店 新宿店も坂倉準三によるデザイン。2022年に既に閉館、建て替えの真っ最中。
新宿駅西口地下広場の再編計画を示す図
新宿駅直近地区に係る都市計画案について(新宿区・東京都発表内容より引用)
放射状の模様が入った巨大な「新宿の目」のオブジェ
新宿の目。実は、ウルトラマン・呪術廻戦などの作品にも登場している名所なのです。
住所東京都新宿区西新宿1丁目7−2 Googleマップ

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9:50 ▸ B:繭をイメージ 東京モード学園 コクーンタワーを外観見学

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2008年竣工。丹下都市建築設計による設計。「創造する若者を包み込み、触発させる」という意味を込めイメージしたというコクーン(繭)のような外観が特徴。2008年、優れた超高層建築に与えられるエンポリス・スカイスクレイパー賞を日本で初受賞。校舎目的の建物としては、世界的にはモスクワ大学本館に次ぐ高さとなっている。2019年、「世界の建築家が選んだ過去50年で最も影響力のある高層ビル50選」に日本の建築物から唯一選出。新宿を代表する高層ビルだけに、足元で写真を撮影する人多し。

先ほど通った新宿西口広場とのコラボも美しいですね。

コクーンタワーへ続く地下通路の案内表示と階段
西口の地下通路から上っていきましょう。
街路樹の向こうにそびえるコクーンタワーの繭形の外観
地上に出るとそこには巨大な繭が。
ガラス面に三角形の骨組みが連なるコクーンタワーの外壁
多くの若者を育てるべく、たくさんの学校法人が入っています。
コクーンタワーの窓ガラスに空が映り込んでいる
建物の内側部分と外側部分でそれぞれの模様が張り巡らされている。同じ模様の窓はないそうです。
住所東京都新宿区西新宿1丁目7−2 Googleマップ

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9:55 ▸ C:パブリックアート「Hand of Peace」と後ろにそびえる損保ジャパン本社ビルを見学

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2017年、7回目を迎えた夏のアートイベント「新宿クリエイターズ・フェスタ」で展示されたパブリックアート。平和を意味する白いピースサインに、空や海を表す青い色が添えられた平和な西新宿のシンボルとなっている。
背後にそびえる損保ジャパン本社ビルは、1976年竣工、東京大学安田講堂を設計した内田祥三による設計。損保ジャパンの前身である安田火災海上社長だった三好武夫が、シカゴにあるザ・ファースト・ナショナル・バンク・オブ・シカゴ本店ビル(現:チェースタワー)の末広がりのビルの形に感動し、同様なデザインのビルの設計を依頼。

「パンタロンビル」の名で呼ぶ人もいるそうですが、個人的には「富士山ビル」という呼称がしっくりくるなあ、という印象。

裾広がりの形が特徴の損保ジャパン本社ビル
富士山・パンタロン、様々なあだ名で呼ばれる損保ジャパン本社ビル。足元に可愛くピースサインが。
植え込みに囲まれた「Hand of Peace」の丸い穴から空が見える
上に登ってはいけないようですが、丸から顔を出したり写真撮影したり、とにかく楽しんでほしいそう。
住所東京都新宿区西新宿1丁目25 Googleマップ

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10:00 ▸ D:SOMPO美術館「ひまわり」に出会う

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現在の建物、「SOMPO美術館」の名称は2020年から。それ以前は、損保ジャパンの前身である安田火災海上の頃から支援していた東郷青児の協力のもと、すぐ横の損保ジャパン本社ビルの42階に「東郷青児美術館」として開館していた。東郷青児コレクションはもちろん、企画展は様々なジャンルの美術品の展示がされている。この美術館で最も有名なのは、ご存じゴッホの「ひまわり」なのだが、とにかく驚かされるのは、「ひまわり」はじめ、多くの展示作品を写真撮影可、ということ。

どんどん撮影してどんどんその良さを広めてください、というスタンスには驚かされます。

銀色の曲線を描くSOMPO美術館の外壁
2020年竣工。柔らかな曲線を描く丸っこい建物は、西新宿の街は意外とないため目立つ。
SOMPO美術館の企画展入口にブルターニュ地方の地図が描かれている
訪問時の企画展。一部の作品・解説文を除き、写真撮影OKですよ。フランス・ブルターニュ地方の美術の流れを追います。
荒波の岩場の場面を描いたアルフレッド・ギユ「さらば!」の油絵
アルフレッド・ギユ「さらば!」親子が海の自然と戦っている大作。
森の中でうずくまる人物を描いたリュミネ「狩猟の帰途」
エヴァリスト=ヴィタル・リュミネ「狩猟の帰途またはブルターニュの密猟者」見つからないよう、隠れている様子?
幼子を抱く女性を描いたレヴィ゠デュルメール「パンマールの聖母」
リュシアン・レヴィ゠デュルメール「パンマールの聖母」
ブルターニュの民族衣装をまとった女性を描いたド・ブレ「ブルターニュの女性」
ピエール・ド・ブレ「ブルターニュの女性」「トレイリスム(格子状技法)」という珍しいスタイルで描かれた作品。
黄色い花瓶に十数輪のひまわりが生けられたゴッホの名画
ゴッホ「ひまわり」本物を、こんな近くで見られます。当時約53億円で落札したそうです。
SOMPO美術館のミュージアムショップに並ぶひまわり柄のグッズ
美術館内にはお土産コーナーも。ひまわりをモチーフにした素敵なペン。
住所東京都新宿区西新宿1丁目26−1 Googleマップ
TEL03-5777-8600
営業時間10:00 – 18:00
定休日月曜
入館料大人1600円(事前購入1500円)

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10:30 ▸ E:パブリックアート「LOVE」西新宿サインリングを見学

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西新宿のアート作品といえばこちら、と言っても過言ではない。アメリカ人ロバート・インディアナの作品の「LOVE」は、テレビドラマ・CMなどでもよく見る待ち合わせスポット。最近は、すぐ横の新宿警察署裏交差点にかかる円環状の信号機、通称「西新宿サインリング」 も有名に。大ヒットアニメ映画「君の名は。」の印象的なシーンで登場していた。

「LOVE」を撮影する人、アニメのカットに合わせて「西新宿サインリング」を撮影する人がチラホラ見られました。

高層ビルに囲まれた広場に赤い「LOVE」のオブジェが立つ
有名すぎる、西新宿のお洒落待ち合わせスポット。
西新宿サインリングのアーチの奥に赤い「LOVE」の文字が小さく見える
「LOVE」と「西新宿サインリング」の関係はこんな感じ。すぐ横にあります。
逆光の空に弧を描く西新宿サインリングのアーチ
映画「君の名は。」で登場したカット。
新宿アイランドパティオを見下ろすと放射状の縞模様が広がる
付近には他にもアートスポットが。新宿アイランドパティオを上から眺めてみると、中央に宇宙?をイメージしたイラストが。
水盤から斜めに立ち上がる大理石の彫刻「PASSI」
イタリア現代美術の代表的なアーティスト、ルチアーノ・ファブロの作品「PASSI」文字が刻まれています。
住所東京都新宿区西新宿6丁目5−1 Googleマップ

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10:42 ▸ F:新宿中央公園のパブリックアートを見学

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都庁の西側に広がる区立公園。周辺には、新宿駅東側の新宿御苑まで大きな緑地はないため、付近の住民の貴重な憩いの場になっており、訪問時も多くの家族連れが思い思いに寛いでいた。園内には「平和の鐘」や「新宿ナイアガラの滝」はじめ、様々なパブリックアート・癒しスポットが点在している。

皆さんもゆっくりしに行ってはいかがでしょうか?

大きな木の下に新宿中央公園の案内板が立っている
緑あふれる公園入口。すぐ左にある「SHUKNOVA」には、レストラン・カフェなどが入っている。
芝生の広場に立つ黒い塔状の「平和の鐘」
平和の鐘
色とりどりの花壇の向こうにブロンズ像「瞭」がたたずむ
瞭(りょう)の像 園内にはその他にもパブリックアートがたくさん
石積みの壁を「新宿ナイアガラの滝」が流れ落ちている
新宿ナイアガラの滝。ドラマ・CMの撮影場所としても有名。
住所東京都新宿区西新宿2丁目11 Googleマップ

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10:55 ▸ G:東京都庁舎を外観見学・都庁周辺のパブリックアートを見学

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都庁の敷地内にも、目を楽しませてくれるパブリックアートが多く点在。載せきれていないアートもあるので是非探検してほしい。
東京都庁舎は、1990年竣工。「世界のタンゲ」と呼ばれ、国内外で活躍した丹下健三が後期に設計した代表作。二本の塔がそびえたつイメージはパリのノートルダム大聖堂に似せたとされている。正面からぐっと上に見上げるアングルは、東京都に関するニュースでよく見るもの。

言わずと知れた、東京の顔です!

石壁の前で赤く曲がりくねる彫刻「朱甲容」
清水九兵衛「朱甲容」登らないでね、と三角コーン付き。にょろりとしたイセエビのよう。
東京都庁舎の壁面を背に銀色の輪が浮かぶ「空の台座」
関根伸夫「空の台座」都庁の四角く無機質な感じをバックに撮ると良い感じです。
黒と赤のてんとう虫形オブジェ「TENTO MUSHI」
宮本信夫「TENTO MUSHI」説明は要らない可愛らしさ。
青空に向かって東京都庁舎の双塔がそびえ立っている
ニュースでよく見るアングルです。
都民広場の曲線回廊を背に腕を掲げるブロンズ像が立つ
都庁の東側、都民広場には、それぞれ主張が異なるブロンズ像が8体。
都庁前の並木道でリッキーの彫刻の金属正方形が縦に連なる
ジョージ・リッキー「偏心の旋回する4つの正方形の縦列」風?で4つの正方形がバラバラに動きます。いつまででも眺めていられる。
住所東京都新宿区西新宿2丁目8−1 Googleマップ
TEL03-5321-1111

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11:10 ▸ H:新宿NSビル 圧巻の吹き抜けと世界一の巨大振り子時計を見学

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1982年竣工、住友不動産の本社ビル。設計は日建設計。外観はシンプルな四角いデザインとなっており、正直申し上げて面白味はない。ただ、内部に一歩入ると、1階から30階までの吹き抜けの規模に圧倒される。29階部分のブリッジを仰ぎ見つつ、ガラス張りの天井屋根から採光されるその明るさ、吹き向けをぐるりと広く回り込んで配置された各階のフロアのデザインに驚かされる。
また、1階にある「ユックリズム振り子時計」は、SEIKO社製、高さ約29m・文字板の直径7.2mの振り子時計。文字盤には数字のかわりに干支の絵が丸く並び、ひとつの針がゆっくりと一日で一周する。世界最大の振り子時計としてギネスブックにも掲載。

ゆっくりとした振り子の動きは全く飽きることなく、何時間でも眺めていられそうな雰囲気。

四角いガラス張りの新宿NSビル外観
正面入口
新宿NSビル内部の吹き抜けが天井まで貫いている
入って上を見ると、ズドーンとした吹き抜け。
金色の文字盤が輝く新宿NSビルの「ユックリズム振り子時計」
世界最大の振り子時計。ガツーン、ガツーンと音を立てながら、雄大に振り子が動きます。
エレベーターの窓越しに東京都庁舎と西新宿のビル群が見える
29階までは無料エレベーターで。外側がガラス張りになっており、都庁を眺めながら上がります。
29階から見下ろす新宿NSビルの吹き抜けに回廊が連なる
29階のレストランフロアに到着。30階は一般客には開放していないようです。
新宿NSビルの地上110mに架かるガラス張りのブリッジ
地上110mの場所にあるブリッジ
新宿NSビルの吹き抜けからはるか下の1階フロアを見下ろす
1階を見下ろす。ガラス張りになっているから落ちませんが、さすがにビビります。
住所東京都新宿区西新宿2丁目4−1 Googleマップ
TEL03-3342-3755
営業時間<29階スカイエレベーター>10:30~23:30
定休日なし

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11:35 ▸ I:蓮の花に抱かれるよう 新宿瑠璃光院白蓮華堂を外観見学

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新宿の街中に突如現れるコンクリの丸い建物は、岐阜で室町時代から続く無量寿山光明寺の東京本院、新宿瑠璃光院 白蓮華堂。設計は世界的な建築家、竹山聖。巨大な蓮の花をイメージしており「蓮の花の蕾の中で安らかに眠ってほしい」という意味を込めた設計されたという室内墓所。建物の前に「結界」を意味する蓮の華が浮かぶ池があったり、コンクリ打ちっぱなしでありながら柔らかな曲線が多用されている印象は、まさにここは「蓮の花の蕾の中」の世界。

見送る人も心安らかでいられそうな、そんな雰囲気の建物でした。

打ちっぱなしコンクリートの丸みを帯びた白蓮華堂の壁面
蓮の花をイメージした建物。コンクリ打ちっぱなしなのに柔らかな印象が美しい。
石畳の間に小さな植栽が並ぶ白蓮華堂前の浅い池
ここから先は聖域ですよ、という結界となっている池。
白蓮華堂内部の曲面天井から柔らかな光が差し込んでいる
少しだけ内部見学。柔らかな光が優しい印象。
不規則に並ぶ小さな窓が特徴の白蓮華堂の側面
側面にアトランダムに開けられた明り取り窓が何ともお洒落ですね。
住所東京都渋谷区代々木2丁目4番3 Googleマップ
TEL0120-517-177
営業時間10:00〜17:00
事前電話の上、法要と被らなければ内部見学も可能
定休日なし

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12:00 ▸ J:新宿駅西口へ戻る 新宿西口広場を1階から見学

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新宿西口広場を今度は地上部分から見学。再開発後も大きな吹き抜けは残り、今の建物の印象は変わらない、という計画だそうだが、斜路の車道はなくなってしまう。この美しいタイル敷きもないのかも、と思うと少々寂しい感じもする。

車道の奥に広がる石畳模様の新宿西口広場
新宿西口広場1階部分から見学。目の前には車道が広がる。タイルの意匠も美しい。
新宿西口広場の高台から見渡す西新宿のビル群
グーンと斜路を上がる車が見える。
歩行者優先の空間構成を示す新宿駅西口地上広場の計画図
新宿駅直近地区に係る都市計画案について(新宿区・東京都発表内容より引用)
住所東京都新宿区西新宿1丁目5 新宿駅 Googleマップ

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