コース概要
東京一の長さを誇る戸越銀座商店街をはじめとする、活気あふれる品川区の商店街4つを、お地蔵さんに挨拶しながら満喫するコース。品川区というと、高層ビル立ち並ぶ大都会のイメージを持たれがちですが、実は旗の台、中延、戸越エリアは商店街好きにとっては聖地。コロッケ、おでん、ビール。食べ歩きも楽しめます。是非歩いてみてください。
【所要時間:約3時間(昼呑み30分を含む)】
【お勧めの曜日:月、木、金、土】

- 13:00旗の台駅から出発
(移動:徒歩5分)
- 13:05
(移動:徒歩5分)
- 13:15
(移動:徒歩5分)
- 13:25
(移動:徒歩10分)
- 13:35お地蔵様② 荏原町の子育て地蔵尊に会いに行く
(移動:徒歩7分)
- 13:40
(移動:徒歩20分)
- 14:15
(移動:徒歩3分)
- 14:25
(移動:徒歩20分)
- 15:15
(移動:徒歩7分)
- 16:00戸越銀座駅へ到着
今日も一日お疲れ様でした。
コース詳細
13:05 | お地蔵様① 旗ヶ岡子育て地蔵尊で交通安全祈願
1927(昭和2)年から1945(昭和20)年まで使われた、池上電機鉄道「旗ヶ岡駅」の近くに佇むお地蔵様。当時はまだ電車が珍しく事故が起こったため、安全を祈願して造立されたそう。住宅街の中にあるため少し分かりにくいが、周辺まで行くと赤い旗が多数立っており道案内してくれる。
品川区の保存樹である大イチョウの奥には、こじんまりとした可愛らしいお地蔵様が。不織布マスクのコスプレもまた良い。紫の奉納幕、桜色の着物が新しく、現役で近所の方々に愛され、整備されている様子が伺える。



住所 | 東京都品川区旗の台2丁目5−9 Googleマップ |
13:15 | 旗の台駅前より旗の台四丁目商店街へ
旗の台駅前南側、三間通りを荏原町方面へ伸びている商店街。大変失礼ながら、特別な景観がある訳ではないし、アーケードや終日歩行者天国のような、分かりやすいウリがある訳でもない。商店街のwebサイトも見当たらない!
だが、通り沿い両面に路面店が途絶えることなく続き、買い物客も相当多い。どこまで歩いても店、店、店。おそらくは商店街の組織は弱いが、各店舗が地元に密着し、切磋琢磨して営業しているものと推察。この後巡る、中延、戸越銀座の「派手な有名商店街」とは毛色が違う「普通だけど賑わっている商店街」を楽しんで欲しい。



住所 | 東京都品川区旗の台4丁目 Googleマップ |
13:25 |荏原町商店街へ 商店街の数珠つなぎやー
荏原町駅周辺を拠点とする商店街。旗の台四丁目商店街を進んだ先にあり、組織としても異なるのだが、街灯以外の変化はない。よって利用者にとっては商店街を跨いだことを意識することなく、いつの間にか旗の台駅から歩いていたら、荏原町駅に着いてしまった、という体験をすることになる。
三間通りだけでなく、交差する本通り、縁日通りにも多数のお店があるので、時間に余裕がある場合には見てみるのもよい。



住所 | 東京都品川区中延5丁目 Googleマップ |
13:35 |お地蔵様② 荏原町の子育て地蔵尊に会いに行く
荏原町駅から中延駅へ進む道の途中にあるお地蔵様。「野村肥後守 源綱定」と刻まれているが由来は不明。石灯籠、木の骨組み、銅の屋根と小さいお堂ながらも貫禄充分。お地蔵様は装飾少な目がならも光背付きで表情は穏やか。



住所 | 東京都品川区旗の台3丁目5−9 Googleマップ |
13:40 |本日唯一のアーケード 中延商店街で食べ歩き
中延駅から荏原中延駅を結ぶ330mにも及ぶアーケード商店街。なかのぶスキップロード、とも呼ばれる。シャッター店舗は一つもなく、古いお店に交じって新しいお店もどんどん開店。活気にあふれる。
中延側の入口すぐ「肉の伊吾田」では揚げ物が店頭販売されており、王道を選ぶならコロッケかメンチカツを選びたい。酒のつまみが欲しいなら、あじのなめろうフライも良い。
伊吾田の隣、立ち飲み「晩杯屋」も店頭でお惣菜を売りつつ昼から営業しており、食べ歩きするも良し、中で飲むも良し。以前の訪問時には酒の誘惑に負け、ここが散歩の最終地点になったが、本日はまだ戸越銀座があるため心を鬼にして我慢。




住所 | 東京都品川区東中延2丁目 Googleマップ |
備考 | 肉の伊吾田 定休日 水曜日、第1・第3日曜日 |
14:15 | お地蔵様③鉄骨造のお堂が独特 戸越地蔵尊に会いに行く
品川区の指定文化財に「旧中原街道供養塔群」として指定されている。どうやら、歴史的に価値が高いのは、6つある養塔群の方ということらしい。もっとも古い塔は寛文6(1666)年に造立。お地蔵様(造立年代不明)は人の背の高さほどで大柄。お堂内部には、ご近所の亡くなった方々の名前木札が並んでおり、地域と密着している様子が伺える。
個人的に気に入ったのが鉄骨むきだしのお堂。下手に鉄筋コンクリートで作るよりも力強さを感じられた。屋根には、中央に立つイチョウの大木を避けるための穴があり、石と鉄と木が1つの空間にあるのが面白い。



住所 | 東京都品川区荏原2丁目9−18 Googleマップ |
14:25 | 全長1.3km 都内最長!戸越銀座商店街を端から端まで歩く
全長1.3km。言わずと知れた、東京を代表する巨大商店街。全国にある「●●銀座」の元祖。戸越銀座駅を中心に東西に延びており、食事処から生鮮食品まで、あらゆる種類のお店が約400軒立ち並ぶ。商店街が形成され始めたのは約100年前。当時は工業地帯として発展していたこの一帯に、戸越銀座駅が開業されたこともあり、商店が集まりだしたのがきっかけ。
1990年代、バブル崩壊後には人通りが減り苦戦していた時期もあったが、商店街の地道な活性化事業が功を奏し、2000年以降は特に復活が著しい。近年ではテレビの街ぶら番組でも多く取り上げられ、商店街自体が観光名所になっている。
コロッケ!おでん!唐揚げ!小籠包!と食べ歩き向けのお店も多く、食いしん坊にはたまらない街。




住所 | 東京都品川区平塚~品川区戸越 Googleマップ |
15:15 | 後藤蒲鉾店で昼呑み ビールとおでん最高~
戸越銀座商店街のやや東寄り。創業50年を越える老舗練り物屋さん。合成保存料、化学調味料を使わない、素材の良さと手作りにこだわったおでん種を提供。と聞くと敷居が高そうに思えるが、写真の通り「これでもか」と情報量過多気味でアピールしており、その気が無くとも思わず入ってしまいたくなるお店。
おでん具材のテイクアウトだけでなく、昼呑み用のスペースが隣にあり、一杯やることができる。おでん3品とジョッキビールで550円(税別)。吞兵衛には至極の空間。おでんは薄味で具材の旨味がたっぷり。あまりの美味しさに、おでんを追加し、ビールも追加。幸せすぎる。
もう一つの名物が「おでんコロッケ」、100円(税別)。大根などのおでん具材を刻んだ芯のまわりをじゃがいもで包み、衣をつけて揚げたもの。分かりやすく言うと、ものすごく出汁の効いたコロッケ。買い歩き、お土産に是非。




住所 | 東京都品川区戸越2丁目6−8 Googleマップ |
営業時間 | 10時~21時 |
定休日 | 火曜日 |
TEL | 03-3781-5686 |
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