コース概要
渋谷から表参道にかけての世代を問わず楽しめる名所を巡る王道ルート。渋谷ハチ公口から公園通りを通り、代々木公園へ。その後明治神宮へ参拝した後、表参道ヒルズへ向かいます。美味しいレストランあり、緑あり、高層ビルあり、レトロ建物あり、盛りだくさん。是非歩いてみてください。
【所要時間:約4時間】
【お勧めの曜日:いつでもOK】
- 11:30渋谷駅から出発
(移動:徒歩1分)
- 11:35
(移動:徒歩3分)
- 12:00
(移動:徒歩20分)
- 12:50
(移動:徒歩30分)
- 13:20
(移動:徒歩1分)
- 13:30
(移動:徒歩10分)
- 14:30
(移動:徒歩5分)
- 15:30H:表参道駅へ到着
コース詳細
11:35 | B:忠犬ハチ公にご挨拶
おそらく、日本でもっとも有名なワンコ。柴犬と誤解されがちだが大型の秋田犬。主人の上野栄三郎氏が帝国大学の講義中に急逝。死後10年もの間、渋谷駅で帰りを待ったという実話に基づく。色々と調べると、渋谷の駅前にあった屋台街の焼き鳥目当てで通った説が有力なのだが、忠義の犬、ということにしておく。
何度か場所を微妙に移動して現在の位置に落ち着いている。周囲は金属製のベンチで囲まれており、大抵は日本人を含む多くの国籍の方々が写真を撮るために列を成している。東京の誇る名所の1つ。
また以前は渋谷駅にハチ公グッズの店があったが、いつの間にか閉店してしまった。上手くやればブーム作れそうだけど、そんな簡単ではないらしい。
住所 | 東京都渋谷区道玄坂2丁目1 Googleマップ |
12:00 | C:公園通りで美味しそうなお店探し
渋谷から代々木公園へと繋がる道。西武、丸井、パルコなどなど大型の商業ビルが立ち並ぶ。小規模店でもファッションのお店が多く、客脚を狙った飲食店も多数ある。しばらく歩くと上り勾配になり、登りきるとそこは広々とした代々木公園。個人的に上り坂の景色のファンのため、今回は公園通りをチョイスした。
住所 | 東京都渋谷区神南1丁目23 Googleマップ |
12:50 | D:代々木公園でケヤキ並木と渋谷門展望デッキを散策
公園通りを登り切った先には代々木公園の広大なケヤキ並木が広がる。歩行者専用のひろ~い道が特徴で、右側には代々木体育館、左にはNHKがある。以前はバンド、ローラー族などで賑わっていたものの、現在ではアンプを使用しての音出しは禁止。アーティストっぽい人は生け垣に向かって漫才の練習をする二人組のみだった。よく考えたら、アンプ禁止ということはアコースティックのライブならOKなのかしら?静かなケヤキ並木もいいけど、やはり賑やかな方が良いと思った今日この頃。
ケヤキ並木を抜けると代々木公園イベント広場に到着。週末には良くグルメイベントが開催されている。また、トレンディドラマファンになら、東京ラブストーリーの最後の場所、と言った方が伝わるかもしれない。
広場を進むと、代々木公園の本体へと渡る橋が見える。今回のもう一つの目玉、渋谷門展望デッキ。橋上からは公園通りとはまた違う、大きな木々とその背景となる高層ビルの素敵な景色を眺めることができる。着くまでが楽しい公園、代々木公園。
住所 | 東京都渋谷区神南2丁目3 Googleマップ |
13:20 | リニューアルされた原宿駅をプチ見学
写真の小さな出口は、リニューアルされた原宿駅の明治神宮側の出口(西口)。旧駅舎では初詣シーズンのみ開いていた幻?の出口と似た位置にある。かなり参拝には便利になったはず。
壁は神宮の杜を意識したのか、壁面緑化されておりそれも素敵。電車でお越しの方は一度使ってみて欲しい。
住所 | 渋谷区神宮前1丁目 Googleマップ |
13:30 | 70万㎡の鎮守の杜 明治神宮へ参拝
明治天皇と昭憲皇太后(夫人)を祀った神社。1920(大正9)年創建。初詣では全国最大の人が訪れる、東京を代表する神社。建物は第二次世界大戦時、空襲で焼失したため、戦後に復興されたものが大半。創建当時から残ったものとしては、南神門があり、本殿らと合わせて重要文化財に指定されている。
数年ぶりに訪れてみた正直な感想は「こんなに広かったっけ?」。2022年に新調された一の鳥居から本殿までは600メートルほどあり、マスクをしながら歩くと息が切れる。
「神域」が70万㎡、正方形と仮定すると一辺836メートル。広大な杜は全国各地から献木されたものが多く、実は計画しつくされた超人工林。一方で、一度木を植えた後は、なるべく人間の手を入れないようにしているのだそう。結果、渋谷区なのに猛禽類がいたり、クワガタがいたりと動植物の宝庫に。一度研究者のお手伝いで良いので森の中に入ってみたい。次の大規模調査が30年後だとするとそれまで元気でいなければ。
住所 | 渋谷区代々木神園町1−1 Googleマップ |
14:30 | 表参道ヒルズで安藤建築と同潤会アパートのコラボを楽しむ
原宿駅と表参道駅を結ぶ大通り、正式名は都道413号線。1926年竣工の同潤会青山アパートメントを2003年に解体、2006年に跡地に表参道ヒルズがオープンした。
同潤会アパート解体時には賛否含め話題となったが、もともとは燃えにくい事を意識した、中流層向けRC造マンション。結果、空襲にも耐え、安全性、耐久性の高さを証明することとなった。
表参道ヒルズは、安藤忠雄氏設計の商業施設と住宅の複合施設。商業施設部分は巨大な吹き抜けの周囲をらせん状のスロープでくるくると歩けるようになっている。中のテナントはかなりの高級志向の店舗が多く、庶民は指をくわえて見ていることしかできない。そこだけが惜しい。
表参道ヒルズの東端には同潤会アパートを忠実に再現した建物もある。ウェザリングもされていて、解体前の雰囲気がかなり残されているので、現代と戦後復興期が同居する街並みが楽しめる。
住所 | 渋谷区神宮前4丁目12 Googleマップ |
営業時間 | ショップ 月~土曜日 11:00~21:00、日曜日 11:00~20:00 レストラン 月~土曜日 11:00~23:00、日曜日 11:00~22:00 カフェ 月~土曜日 11:00~21:00、日曜日 11:00~20:00 |
定休日 | なし |
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