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永福町~明大前の寺社・遺構を訪ね、歴史を辿る 昼さんぽコース

#世田谷区#商店街めぐり#庭園・公園#レトロ建物探訪#杉並区
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コース概要

永福町から明大前へ、おそらく江戸時代より前からこの地域を知っているであろう名所を訪ねるゆるゆる散歩。「和泉」の地名の元となった神社や古く平安時代まで歴史を遡る寺院、玉川上水の跡や歴史的建造物を訪ねて歩きます。沖縄そばのランチ付き♪是非歩いてみてください。

【所要時間:約3時間】
【お勧めの曜日:木曜以外】
【お勧めの時期:いつでも!】

御朱印帳 御城印 集印帳 御朱印 大判 蛇腹 納経帳 (雲龍)
【商品説明】 ■縁起の良い伝統模様をあしらった特大朱印帳 伊予の奉書紙を使用し、蛇腹式で裏写りしにくい二重の袋綴じ状になっています。 ■サイズは約182×121mmと、少し大判サイズです。 ポップな色使いでとってもかわいいです! しっかりとした紙質、蛇腹式で裏写りしにくい二重の袋綴じ状になっています。 ■伝統模様 特大...
SCHEDULE

コース詳細

10:35 | B:地名「和泉」の元となった池がある和泉貴船神社

文永年間(1264~1275)創建ともされる、歴史ある神社。このあと訪問する和泉熊野神社の境外末社。雨水をつかさどる神様と竜神とされる高龗神がご祭神、京都の貴船神社から勧請したものだそう。境内の池「御手洗の小池」は以前は湧き水が豊富に湧いており、どんな日照りにも涸れることがなかったことから、地元「和泉」の地名の由来ともなった。が、近くの神田川の改修工事などに伴い、昭和40年頃から水が涸れてしまったのだそう。

水が湧き出ていた池の雰囲気はいまでも健在です。

住宅街の中のオアシス、だったところ。沢山の玉垣と緑に囲まれた神域です。
足元に「慶応年間」の刻印がある鳥居。貫録ありますね。神明造りの本殿は1961年の造営。
池の周りは今でも綺麗に整えられていました。
本殿の落成を記念した石碑もありました。
住所東京都杉並区和泉3-22-22 Googleマップ

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10:50 | C:和泉の鎮守様 和泉熊野神社

歴史は古く、1267年に和歌山の熊野神社の分霊を祀り創建された。戦国時代には北条家、江戸時代には徳川家にも愛された由緒正しき神社。3代将軍家光は、鷹狩の際にこの神社で休息し、その際に社殿の横に手植えしたとされるクロマツがいまでも立派に神社を見守っている。現在の社殿は江戸時代の1863年に造営、明治4(1871)年に修復したもの。重厚な迫力があり見ごたえたっぷり。

個人的には、3つのそれぞれ性格の違う鳥居が好きです。

神社入口。3つの鳥居の先に社殿が見えるこのアングル、非常に素敵です。二の鳥居の形は、あまり見たことありませんねえ。
三の鳥居は木製でした。
迫力のある狛犬がお出迎え。
江戸時代造営、明治4年に修復の社殿が現存しているなんてすごい。龍の彫刻も立派です。
3代将軍家光公お手植えのクロマツ。
住所東京都杉並区和泉3-21-29 Googleマップ
TEL03-3328-6830
営業時間9時半~16時(社務所対応時間)

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11:05 | D:平安時代開創とも言われる龍光寺

平安時代末期に開創されたとされる、非常に古い歴史を誇る寺院。ご本尊の薬師如来立像も平安時代に造立されたものであり、その歴史の古さは東京・杉並区内としても非常に珍しい。見どころの一つ目は梵鐘。区内最大の大きさを誇り、戦時中に金属供出したが、戦後に再鋳したもの。その余韻は非常に長く響くのだそう。その他にも、新四國八十八ヶ所和泉霊場、大師灯篭などの見どころもある。

大師灯篭の大きさには驚かされました。こんな大きな灯篭、見たことがありません。

入口すぐの場所には、大きな梵鐘をもつ鐘楼。
威厳のある佇まい
新四國八十八ヶ所和泉霊場。土日のみ開場。今回は見られず残念!
庚申塔・供養塔など、多くの石仏が並んでいます。
大師灯篭。写真では伝わりづらいですが、総重量25.3t、高さ6mはかなりの大迫力。
住所東京都杉並区和泉3-8-39 Googleマップ
TEL 03-3321-2696

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11:45 | E:明大橋跡から玉川上水の暗渠を歩く

明大橋跡は、明治大学和泉キャンパスの正門付近にある橋跡。ここは、江戸時代、多摩川の水を江戸まで引き入れるプロジェクトで掘られた玉川上水が通っていた場所。今は、多くの場所で暗渠化しているが、一部開渠となっているエリアもある。
明大橋跡を通り、玉川上水公園を東へ進んでいく。と、突如として右側に現れる巨大土管は、実は現在の玉川上水の水路。上下に2本見える巨大土管を辿りながら更に進み、左をふと見ると、今度は土管の更に下から京王井の頭線の線路がにょきっと登場。この一帯は、井の頭線・玉川上水・甲州街道・首都高が空中で行き交う重要な場所なのだと認識させられる。
玉川上水公園をそのまま東へ、水車やクジラのモニュメントが和む公園の中をずんずん進むと、赤レンガ造りがレトロな久左衛門橋に到着。

江戸時代の水の流れを想像しながら歩くのもワクワクしますよね。

明治大学和泉キャンパスの正門前にある橋跡
緑道と駐輪場が共存しています。
右側に突如、玉川上水が流れる土管を発見!下にももう一本並行して通っています。
玉川上水の土管とクロスするように、井の頭線の線路が左に向かって流れていきます。
玉川上水の流れがあった時を彷彿とさせる水車、をモチーフにした滑り台。考えましたねえ。
レトロな趣の久左衛門橋
住所東京都杉並区永福1丁目1 Googleマップ

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12:00 | F:沖縄タウン沖縄酒場SABANIで「沖縄すば」を実食

「沖縄タウン」とは、「杉並の小さな沖縄」を街おこしテーマとして再生を果たした和泉明店街のこと。沖縄出身の著名人が多く在住し沖縄料理店の数も多かったことから採用されたそう。商店街の中は、右も左も沖縄料理や物産のお店。東京にいながら、ふらりと沖縄に来てしまったような雰囲気で、とても楽しい。今日のランチは、そんな商店街の中の小さなアーケード「めんそーれ大都市場」の中にある「沖縄酒場SABANI」へ。カラフルな店内は、東京では聞いたことがない食材?料理?の名前が壁一面に貼られており、一気に沖縄の世界へ引き込まれる。なおごんず(妻)は名物「沖縄すば」、夫は「三枚肉と特大ソーキ全のせすば(+麺大盛り)」を注文。出汁はカツオの風味がガツン!でも体に染み渡るお味で非常に癒される。三枚肉もソーキもホロホロで美味。ついでに注文してしまったパッションフルーツ・ピーチパインの生絞りサワーと頂くと、沖縄気分に浸れること間違いなし!

そばー、沖縄そばはまだかー

あなた、龍光寺を出てから、ずーっとそれしか呟いていないわよ。

めんそーれ沖縄。
ちょっと入口は入りにくいですけどね。狛犬、じゃなくてシーサーがお出迎え。
カラフルで楽しいお店。お昼時とあって、このあとお客さんがじゃんじゃん入店してきます。
店内の黒板には、沖縄の魅力あふれる食材・料理たち。夜も絶対楽しいなあ。
パッションフルーツとピーチパインの生絞りサワー。沖縄名物「ゆし豆腐」も頂いちゃいました♪
手前にあるのが全のせ沖縄すば。これで1,000円(+麺大盛150円)なんて安すぎません?
SABANIのお隣には、沖縄県産三線専門店「とぅるるんてん」優しい三線の音色が響き渡ります。
沖縄の食材が何でも揃うお店「いじゅん」にも立ち寄り。
沖縄の島唐辛子を泡盛に漬け込んだ「こーれーぐーす」をお土産に。これ、料理の良いアクセントになるんですよ。
住所<沖縄酒場SABANI>東京都杉並区和泉1−3−15 沖縄タウンめんそーれ大都市場
Googleマップ
TEL03-3322-0382
営業時間日~水:11時30分~14時30分, 17時00分~22時00分
金:11時30分~14時30分, 17時00分~23時00分
土:11時30分~14時30分, 16時00分~23時00分
定休日木曜

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13:00 | G:玉川上水の開渠を訪ねてゆずり橋を散策

沖縄タウンを出て甲州街道を跨ぐ歩道橋を渡ると、急にぽっかりと緑あふれる空間が。ここは暗渠となった玉川上水の蓋が取られている貴重な一帯となっている。周辺住民の願いがあり、1986年に水を流すようになったそう。緑道には、地域住民に「ゆずり橋」と名付けられたレンガ造りの素敵な橋がかかっている。

甲州街道の騒がしさから離れ、ほっと一息つける空間ですね。

こんなところから玉川上水!
流れに沿って緑道を進むと、京王線代田橋駅の下を潜ります。探検している気分でワクワク♪
緑あふれる静かな空間。木漏れ日の下にいると、真夏でもひんやり、癒されます。
ゆずり橋
橋のデザインは、地元の児童館の子どもたちが案を出したのだそう。
玉川上水は、ここから暗渠へ戻っていきます。
住所東京都世田谷区大原2丁目21ー18〜22 Googleマップ

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13:15 | H:歴史的建造物 東京都水道局和田堀給水所を名残惜しく外観見学

代田橋駅前の商店街をあとにし、京王線沿いを歩いていると、巨大コロシアムのような建造物が目に飛び込んでくる。和田堀給水所は、大正13(1924)年に完成した、東京都(当時は東京市)水道局の給水所。東村山や三郷周辺からの送水を、世田谷区・渋谷区・目黒区・港区に配水する役目を持っている。どっしりとした雰囲気の建物はその1号配水池なのだが、現在、老朽化により建て替え工事中とのこと。

この素晴らしい歴史的建造物が見られるのもあとわずか。う~ん、惜しい!

代田橋駅前の商店街入口。非常に年季が入っていて、なんだかそそられますね。
古代ローマのコロシアム、と言っても過言ではない、重厚な雰囲気。
中央に塔が見えます。
階段で登れるようになっているのでしょうか。こんな光景もあともう少しで見納め。
住所東京都世田谷区大原2丁目30−433 Googleマップ

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Bitly
お散歩案内人プロフィール
街歩きを愛する夫婦

東京下町生まれの夫と、東京在住20年を超える妻。デート代節約のため散歩デートを繰り返すうちに、いつの間に街歩きマニアに。東京23区の散歩コース紹介サイト「明日どこいく?」運営。実際に歩いて作成した散歩コースは100以上。特に好きなジャンルは、御朱印・商店街・建築・庭園・食べ歩き。東京シティガイド検定ゴールドバッジ保有。

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