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亀戸天神の藤まつりを訪れる 亀戸~両国 昼さんぽコース

#御朱印#庭園・公園#江東区#墨田区
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コース概要

春の風物詩、亀戸天神が紫に染まる「藤まつり」を訪問しつつ、亀戸から両国まで歩きます。道中では亀戸天神の定番土産である船橋屋、スポーツの御利益で有名な香取神社、すみだ北斎美術館などにも立ち寄ります。是非歩いてみてください。

【所要時間:約3.5時間(北斎美術館見学含む)】
【お勧めの曜日:火・水・木・金・土・日】
【お勧めの時期:4月下旬】

Bitly
SCHEDULE

コース詳細

13:10 | B:昭和を再現!エモい 亀戸香取勝運商店街

亀戸香取神社の参道沿いに栄えている商店街で、歴史は古く明治時代から始まる。見どころは何といってもレトロ感溢れる街並み。看板建築が並ぶ風景は昭和そのもの。

看板建築とは、鉄筋コンクリート造で建てるだけの資力がない中小規模クラスの商店によって関東大震災後に数多く建設された、かつての伝統的な町屋に代わる洋風の外観を持った店舗併用の都市型住居である。
そのほとんどは木造で建物の前面に衝立を置いたような看板を兼ねた外壁を持ち、その壁面があたかもキャンバスであるかのように自由な造形がなされている。
(Wikipediaより)

なのだが、よく看板建築の建物を見ると、本物の古い建物と比較的新しい建物が混在している。というのも、2011年より商店街の再興のため、昭和の看板建築を模した建物を新築・改装した「誰でも歩ける昭和レトロ商店街テーマパーク」なのだ。

道の左右に看板建築が立ち並ぶ 昭和の雰囲気がタップリ
看板は戦後すぐをイメージして作られている
銅板葺き看板建築を模した建物 なかなか良くできています
住所江東区亀戸3丁目61−9 Googleマップ

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13:15 | C:スポーツの祈願ならここ 亀戸香取神社

名の通り、千葉県香取市にある香取神宮から分霊。665年創建と伝わる超古参の神社。武功の神である経津主神(ふつぬしのかみ)を祀っており、歴代天皇をはじめ、源頼朝、徳川家康などにも信仰された。近年では解釈が広がり、スポーツ振興の神を祀る神社として有名で、多くの一流アスリートが訪れており、社務所には大物のサインが沢山。スポーツに本気で取り組んでいる人は勿論の事、体力アップを願う人も是非訪れて欲しい。

商店街を抜けると真っ直ぐな境内がある
お参りの後には勝守りを頂こう
社務所には名だたるアスリートのサインが
勝石に触れて運を付けよう
住所江東区亀戸3丁目57−22 Googleマップ
TEL03-3684-2813
営業時間御朱印受付時間:9:00~12:00、13:30~17:00
定休日なし

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13:30 | D:藤が満開 亀戸天神 藤まつり

亀戸天神。東京十社のひとつ。学問の神様、菅原道真公を祀っており、受験シーズン前には特に合格祈願をする学生で賑わう。神社の歴史は1661年、本家大宰府天満宮の神官が亀戸村に天神像を奉納したことから始まる。1662年には、四代将軍 徳川家綱の命により、太宰府天満宮を模した社殿・境内が作られた。

天満宮といえば梅、で数百本が植えられているのだが、それよりも特徴的なのは大きな藤棚。藤まつりは4月中旬から5月のGWまで開催され、満開の藤を目当てにものすご~く多くの人が訪れる。2023年は藤の開花が早めなので、4月中に訪れると良いだろう。

藤棚越しに見えるスカイツリー
藤は4月の下旬に満開を迎える
お参りの長蛇の列 凄い人出でした
住所江東区亀戸3丁目6−1 Googleマップ
TEL03-3681-0010
営業時間社務所 8時~18時
定休日なし

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14:00 | E:名店健在 くず餅?あんみつ?船橋屋

江戸時代から、亀戸といえば葛餅。亀戸の葛餅といえば船橋屋。1805年より亀戸天神の参道で営業を始めた船橋屋は、現在では創業200年を越える。店舗の目印は、入口の見事な藤棚。4月の藤の時期になると紫のカーテンが出迎えてくれる。

近年では葛餅だけでなく、あんみつも美味と有名。藤まつりの期間限定、かつ本店のみで発売される「天神藤あんみつ」は超人気で、昼過ぎには完売することが多い。なるべく早い時間に訪れよう。

見事な藤棚と残念すぎる藤あんみつの売り切れ看板
くず餅(小) 900円
程よい柔らかさと弾力で美味しく頂きました
住所江東区亀戸3丁目2−14 Googleマップ
TEL03-3681-2784
営業時間9時~18時
定休日なし

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14:20 | F:錦糸町駅前のオアシス 錦糸公園

錦糸町駅の北側にある大きな公園。広大な広場や野球場、噴水、子供達が自由に遊べる遊具などがあり、多くの人が訪れている。一時期はポケモンGOの聖地としても賑わったが、現在では落ち着きを取り戻している。緑豊かな公園でたまには散歩してみてはどうだろうか。

木が計画的に配置されており、効率よく緑を味わうことが出来る
定番の噴水広場
このゾーンは子供達でいっぱい
住所墨田区錦糸4丁目15−1 Googleマップ

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14:45 | G:ひっそり佇む相撲の聖地 野見宿禰神社

日本書紀の中で、相撲を取るために出雲国より召喚された豪族「野見宿禰」を祀った神社。現在では日本相撲協会が管理しており、玉垣の中央には相撲協会の名が大きく刻まれている。また玉垣の周囲には有名力士の名があり、関脇時代の双葉山の名も見られる。

また富岡八幡宮と同じく歴代横綱の碑があり、明石志賀之助から最新の照ノ富士までが2つの額に刻まれている。相撲ファン、兼プロレスファンの筆者としては、二羽黒(北尾)と輪島の名前が金色になっていて感傷的な気分になった。

私は旭富士推しです。

相撲協会の名が両サイドにある
関脇時代の双葉山 後に69連勝することになる
柏戸、大鵬以降の横綱が刻まれた2枚目の碑 存命中の力士は赤い字
住所墨田区亀沢2丁目8−10 Googleマップ
TEL03-3623-8572
営業時間社務所なし
定休日社務所なし

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14:55 | H:北斎作品だらけ すみだ北斎美術館

ライフ誌が1999年に選定した「Life’s 100 most important people of the second millennium」(ここ千年で最も重要な100人)に日本人で唯一選定された葛飾北斎。生涯の殆どをすごした「すみだ」の地に2016年に開館した。常設展+企画展の形態を取っている。北斎は浮世絵が有名だが、肉筆画や墨単色でのスケッチも多数残している。北斎はあくまでも原画を描く「絵師」で、「版元」「彫師」「刷師」などでチームを組み、大量に印刷した結果、市中で人気となった。美術館としては珍しく、常設展では北斎の漫画、スケッチ、浮世絵などを見ることができ、一部を除き写真撮影もOK。ありがたい。

なお、美術館の建物も日本を代表する女性建築家、妹島和世の作品。建築ファンも是非一度訪問を。

妹島和世氏の代表作 浮世絵テーマなのに超モダン
展示室 英語表記もしっかりあり海外の方にも人気
北斎は「浮世絵」以外も沢山書いています
風景画というジャンルを浮世絵に作ったのも葛飾北斎
住所墨田区亀沢2丁目7−2 Googleマップ
TEL03-6658-8936
営業時間9:30~17:30(入館は閉館の30分前まで)
定休日毎週月曜日(月曜が祝日または振替休日の場合はその翌平日)
年末年始(12月29日~1月1日)
料金常設展示室のみの場合:一般400円
企画展も観覧する場合:企画展ごとに異なる

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16:00 | I:ありとあらゆる生き物を供養 回向院

あらゆる宗派だけでなく人、動物すべての生あるものを供養するという理念のもと、江戸時代の振袖火事被害者から始まり、水子の供養、犬、猫、オットセイに至るまで多種の供養がなされている。変わり種では両国駅前という土地柄から、相撲力士を祀る「力塚」もある。

見所は仁王像が立つ赤い門。コンクリート造ながら銅屋根が素敵で回向院のシンボルとなっている。また本殿は現代風の建物で、見方によっては現代の「帝冠様式」と言えるかもしれない。

回向院のシンボル 赤い正門
力士を供養する「力塚」
本殿は現代風の建物 中には金の装飾がされている
住所墨田区両国2丁目8−10 Googleマップ
TEL03-3634-7776
営業時間社務所 9時~16時半
定休日なし

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Bitly
お散歩案内人プロフィール
街歩きを愛する夫婦

東京下町生まれの夫と、東京在住20年を超える妻。デート代節約のため散歩デートを繰り返すうちに、いつの間に街歩きマニアに。東京23区の散歩コース紹介サイト「明日どこいく?」運営。実際に歩いて作成した散歩コースは100以上。特に好きなジャンルは、御朱印・商店街・建築・庭園・食べ歩き。東京シティガイド検定ゴールドバッジ保有。

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