【Click!】街歩きガイド はじめました【Click!】

都電荒川線と共に歩きながら沿線名所巡り② 大塚駅~早稲田停留場昼さんぽコース

#庭園・公園#レトロ建物探訪#豊島区#坂・階段の名所#新宿区
なおごんずをフォローする

コース概要

大塚駅前からスタートし、都電荒川線沿いに早稲田停留場まで歩きます。途中、バラが咲き誇る荒川線の撮影の名所・鬼子母神堂など周辺の名所を訪ね、終点・早稲田停留場近くの学生メシでランチ!色々な楽しみ方ができる荒川線沿いさんぽ、是非歩いてみてください。

【所要時間:約2.5時間】
【お勧めの曜日:日曜・月曜以外】
【お勧めの時期:いつでも!】

Bitly
SCHEDULE

コース詳細

10:10 | B:バラロード沿いで荒川線を撮影しながら進む

都電荒川線の大塚駅前~向原の沿線、通称「バラロード」は、バラの名所として有名。昔は不法投棄のゴミが多く悩んでいた地域住民が、2010年よりバラを植樹するなどして整備を開始。コンクールでの受賞をはじめ数々の表彰を受けるまでに。今では、約710種、1210株もの美しいバラが荒川線沿いに咲き誇っている。

色とりどりのバラとカラフルな都電荒川線を一緒に撮影していきましょう。

少しずつ、たくさんの種類のバラが植わっています。名前もご丁寧に掲示してあります。
バラと都電荒川線をパシャリ。色合いが揃いましたね♪
バラにピントを合わせてもいい感じです。
毎年春と秋に「大塚バラまつり」が開催されます。2023年秋は、10/15~10/29です。
住所東京都豊島区南大塚3丁目20−6 Googleマップ

>>コース概要に戻る

10:25 | C:IKE・SUN PARKでほっと一息

正式名称は「としまみどりの防災公園」。サンシャイン60の足元、2016年まで造幣局東京支局があった場所に新設された、豊島区内最大面積を誇る公園。広ーい公園の敷地内には、緊急車両とIKEBUS(池袋周遊バス)以外は立ち入れず、午前中から小さいお子さんを連れた家族がたくさん。公園内にはカフェが立ち並び、地域住民の憩いの場となっていた。

乙女ロードがすぐそばにあります。池袋らしいイベントも行われるようですね。

東池袋のど真ん中に、芝生の公園がどーんと登場!
ハロウィンでコスプレをしたければここに集合!
道産子の店主が北海道の素材にこだわって作るHIGUMA Doughnuts。フワフワのドーナツは絶品です。
「あわてらす」は、スパークリング(泡物)+アテの揚げ物のコラボが絶品のお店。日本酒スパークリングもあるそう。
ぐにゃりとした軌道は、普通の鉄道ではあまり見られないように思います。1両編成の都電ならでは。
広い道幅の都道435号音羽池袋線を跨ぐ都電荒川線。ずっと先には池袋駅東口が見えます。
住所東京都豊島区東池袋4丁目42 Googleマップ
TEL03-6914-1782
営業時間5時00分~22時00分

>>コース概要に戻る

10:50 | D:豊島区最古の木造洋風建築 雑司ヶ谷宣教師館

都電荒川線から離れ、雑司ヶ谷霊園を通過。霊園の先にある雑司ヶ谷宣教師館は、豊島区に現存する最古の近代木造洋風建築。東京都の指定有形文化財。元々は1907(明治40)年にアメリカ人宣教師のジョン・ムーディー・マッケーレブの住居。ただし住居だけに利用したのではなく、布教、教育、教会の事務局としても利用されていたらしい。戦後しばらくは民間の個人保有となっており、保存されるか不安な状態だったが、1982年、豊島区が保存目的で買い取り整備、現在に至る。

室内の見どころはガラス張りの軒下?と竹が用いられた天井。「洋風建築」ではあるものの素材、デザインには所々和風のものも見受けられる。

自由に内部も見学できるのが嬉しいですね。

住所東京都豊島区雑司が谷1丁目25−5 Googleマップ
TEL03-3985-4081
営業時間9時~16時半
定休日月曜日・毎月第3日曜日・国民の祝日の翌日(翌日が日曜日の場合は翌火曜日)
入園料・拝観料なし

>>コース概要に戻る

11:20 | E:実は法明寺の飛び地 重文 雑司ヶ谷鬼子母神堂・附の妙見堂

再び都電荒川線から離れ、鬼子母神堂に続く参道へ。大きなケヤキ並木が出迎える。鬼子母神の高い知名度から想像する華やかな姿と比べると、やや落ち着いた雰囲気。

鬼子母神堂、お堂としての読み方は「きしもじん」。最寄りの停留場は「きしぼじんまえ」。鬼の字は一画目の点が無いのが正式表記。覚えておくとちょっとドヤれるかも。南池袋に構える法明寺の飛地内のお堂、というのが正式な扱い。お堂は1664年に建造。安産・子育の神様である鬼子母神をお祀りし、安土桃山時代から庶民に愛された。2016年に重要文化財に指定されており、歴史を感じされる木柱と、意外と煌びやかな装飾が特徴。
境内の樹齢600年以上の「子育てイチョウ」は、幹周り約8メートル、樹高30メートルを超える大木で存在感抜群。都内では2番目の大きさ。
境内には名物の駄菓子屋「上川口屋」が店を構える。ががが、今回の訪問でもお休み中(何度か挑戦しているのだが)。なかなかご縁が無いのでまた訪問したい。

本殿の真裏側には、鬼子母神堂の附(つけたり) 妙見堂がある。1788年建立なので鬼子母神堂本体よりは100年ちょっと後に建てられた計算。鬼子母神堂の附(つけたり)として重要文化財に指定。北辰妙見大菩薩が祀られている。

今回も、上川口屋さんとは出会えず。今度こそお会いしたい!!

落ち着いた雰囲気の参道
鬼子母神のお堂。重要文化財。
駄菓子の上川口屋さん。ファンが多いお店です。
名物のイチョウ高さ30メートル。周りを囲む武芳稲荷大明神の鳥居も美しいですね。
 鬼子母神堂の真裏の妙見堂。小さなお堂ですが、細工はかなり細かく立派な造りです。
住所東京都豊島区雑司が谷3丁目15−20 Googleマップ
TEL03-3982-8347
営業時間6:30~17:00
7時~9時はお祈りのため、御朱印対応できない場合あり
定休日
入園料・拝観料なし

>>コース概要に戻る

11:45 | F:千登世小橋から都電荒川線を見下ろす

千登世橋・千登世小橋は、橋の上に目白通りを通し、明治通り・都電荒川線を立体で交差する橋。1932年(昭和7)年に完成、道路の立体交差としては日本初ともいわれており、土木技術的価値も高く「東京都の著名橋」にも指定されている現役の橋。雑司ヶ谷停留場付近から始まる路面の木の板や、小橋の欄干・親柱の意匠など、趣があり美しい。

橋の上から都電荒川線を撮れる撮影スポットとしても有名です。

雑司ヶ谷停留場前の踏切を跨ぐ。路面に敷かれている木の板が良い味出していると思います。
千登世小橋。欄干が素敵です。
小橋上から都電荒川線を撮影。池袋のサンシャイン60がセットで撮影できます。
住所東京都豊島区雑司が谷2丁目6 千登世小橋 Googleマップ

>>コース概要に戻る

11:55 | G:のぞき坂を転げそうになりながら下る

目白通りから神田川方面へと伸びる坂。道の左右は住宅・マンションで特段の風情は無いが、とにかく激坂。23区内で自動車が通れる坂ではもっとも急勾配で、傾斜22%。急坂部分は約100mなので、その間で22m標高が変わる計算。マンションだと8階建て。恐ろしい。細マッチョ&スポーツサイクルのUberお兄さんも登り途中で挫折している姿を確認。

ロードレースファンにお馴染み、ベルギー「ユイの壁(26%)」を都内で疑似体験できる貴重なスポットでもあります。

勾配22%の表示はなかなかレア。坂の先が見えないのがちょっと怖い。
キツイ勾配。上り坂でなくてよかった。
傾斜22%ってこんな感じです。つんのめりながら下ります。
下から見上げるとこんな感じ。自転車で下る際はスピード出しすぎ注意。
住所東京都豊島区高田2丁目12−21 Googleマップ

>>コース概要に戻る

12:05 | H:高戸橋でじっくりと都電荒川線を撮影

高戸橋は、豊島区「田」と新宿区「塚」の境目にあり、神田川に架かる橋。二つの地名を合わせた橋の名前となった。この橋の上からは、神田川・都電荒川線をじっくりと撮影することができる。「じっくり」という理由は、早稲田方面に向かう都電荒川線が、橋のすぐ先で新目白通りを横断するために減速してくれるため。

神田川の桜の季節になると、更により良い写真が撮れるのだろうな~と想像できます。

学習院下停留場付近からは、明治通り沿いを歩いていきます。結構すぐ近くに荒川線が通っていきます。
神田川・都電荒川線を撮れるスポット。
橋のすぐ先では、新目白通りと交差するポイントがあり、減速してくれます。
人と車と都電荒川線が、お互いに気を配りながら通過するポイント。
住所東京都豊島区高田3丁目 Googleマップ

>>コース概要に戻る

12:25 | I:都電荒川線の終点 早稲田停留場へ到着!

新目白通り沿いに、右に都電荒川線、左に神田川を見ながら進むと、ついに終点早稲田停留場に到着!

ついに終点!お腹も空いたことですし、学生メシを食べに行きましょう!

新目白通り沿いに、都電荒川線を撮影しながら進みます。あと少し!
途中、横道にそれて神田川を撮影しに行きます。桜の季節に再訪したいですね。
ゴール!!
住所東京都新宿区西早稲田1丁目23 Googleマップ

>>コース概要に戻る

12:30 | J:大学生の懐に優しい キッチンミキで絶品ランチを食す

創業1963(昭和38)年、早稲田大学北門から徒歩15秒という立地にある老舗洋食屋さん。注目すべきはなんといっても名物「ミキランチ」のコスパの良さ。筆者が数十年前に学生だった頃から500円で食べていた記憶があり、今はどうなんだろう、と恐る恐る確認すると550円。もしかして消費税10%を乗せただけ?採算取れてる?!と驚愕。
ランチの内容は昔から、メンチカツ・チキンカツ・カレー・ナポリタン・サラダ・スープ。チキンカツがドーンとそびえ立ち、大判のメンチカツが横たわるその下にマカロニサラダまで隠れているという嬉しさ。個人的には、ご飯にかかっているカレーがスパイスが効いていて美味しいと感じた。

ボリューム満点の懐かしい味に心も満たされるランチです♪

小さいお店。ランチ時には行列必至です。
キッチンミキに来たらミキランチを食べなきゃ!半分以上のお客さんが頼んでいた印象。
ミキランチ。これにスープが付いて550円なんて凄い。
カウンターに5人、テーブル席で4人の小さなお店。
住所東京都新宿区西早稲田1丁目20−10 Googleマップ
TEL03-3203-2262
営業時間11時00分~20時30分
定休日日曜

>>コース概要に戻る

Bitly
お散歩案内人プロフィール
街歩きを愛する夫婦

東京下町生まれの夫と、東京在住20年を超える妻。デート代節約のため散歩デートを繰り返すうちに、いつの間に街歩きマニアに。東京23区の散歩コース紹介サイト「明日どこいく?」運営。実際に歩いて作成した散歩コースは100以上。特に好きなジャンルは、御朱印・商店街・建築・庭園・食べ歩き。東京シティガイド検定ゴールドバッジ保有。

なおごんずをフォローする
明日どこいく?(あすどこ・明日どこ)

コメント

タイトルとURLをコピーしました