コース概要
青山から目黒まで歩きながら、紅葉を満喫するコース。外苑いちょう並木、青山霊園、有栖川公園、庭園美術館とどれも都内で有数の紅葉の名所。道中ではマニアックな坂も4カ所巡ります。季節を感じながら教養を深めませんか?是非歩いてみてください。
【所要時間:約3.5時間】
【お勧めの曜日:火・水・木・金・土・日】
【2022年お勧めの訪問日】11/18(金),11/19(土),11/25(金),11/26(土),12/2(金),12/3(土)
→庭園美術館ライトアップ日のため
#Point#
少しゆっくり目に歩き始めて、最終地点の庭園美術館にやや薄暗い時間帯に付くと、完璧な紅葉風景が見られます。
- 13:40A:青山一丁目駅から出発
(移動:徒歩5分)
- 13:45
(移動:徒歩10分)
- 14:30
(移動:徒歩30分)
- 15:00
(移動:徒歩0分)
- 15:05
(移動:徒歩10分)
- 15:15
(移動:徒歩0分)
- 15:45
(移動:徒歩10分)
- 16:00
(移動:徒歩15分)
- 16:20
(移動:徒歩10分)
- 17:15J:目黒駅へ到着
今日も一日お疲れ様でした。
コース詳細
13:45 | B:【紅葉】人気No.1 神宮外苑いちょう並木
明治神宮外苑のシンボル。付近の大半の土地の所有者は実は明治神宮。行政も連携し、現在地域の大規模な再開発が計画されている。いちょう並木は残す予定とのことだが、樹齢の高い個体は伐採の可能性もあり、とされており、今のうちに東京の誇る景観を目に焼き付けておきたい。
訪問日は平日だったにもかかわらず人、人、人。海外からの観光客も多く、皆が写真家かモデル気分。写真スポットは青山一丁目駅または外苑前駅から突き当りの、聖徳記念絵画館前の横断歩道。交通ルールを守って撮るべし。
住所 | 港区北青山2丁目 Googleマップ |
14:30 | C:【紅葉】:青山霊園のサクラ並木
1874(明治22)年に市民向けの公共墓地として歴史がスタート。歴史上の著名人の墓も多く、大久保利通、乃木希典、歴代の市川団十郎などが眠っている。墓地といっても暗い景色、雰囲気は薄く、青山から麻布広尾方面へ抜ける素敵な散歩道でもある。紅葉の季節、11月上旬からはサクラの並木が色づき赤、オレンジ、黄色と様々な色を見せてくれる。是非歩いてみて欲しい。
サクラって紅葉の季節も見ごろなんだ、と気づかされる道です。
住所 | 港区南青山2丁目32−2 Googleマップ |
15:00 | D:【坂】江戸の鉄砲練習場 鉄砲坂
江戸時代、坂のがけ下に幕府の鉄砲練習場があったことに由来する名前。幕府鉄砲方の井上左太夫(歌舞伎の名跡のようなもので代々名乗った)の屋敷が近所にあったことも関係するかもしれない。外苑西通りから愛育病院まで伸びており、前半部分が鉄砲坂、後半部分が北条坂と名前が変わる。傾斜の表記はないもののそこそこの傾きで、体感5%程度はあるかと思われる。
住所 | 港区西麻布3丁目10−7 Googleマップ |
15:05 | E:【坂】坂下に大名北条家屋敷 北条坂
鉄砲坂より続く坂。標識には「坂下近く南側に大名北条家の下屋敷」とある。ここでの北条家とは北条早雲を祖とする大名で、江戸時代には12代に渡って河内国狭山藩の主家を務め、明治維新を迎えている。現在は坂の両脇は静かな住宅街となっており、坂を登りきると愛育病院がある。
坂を一つ登ると、歴史が一つ学べます。
住所 | 港区南麻布5丁目3 Googleマップ |
15:15 | F:【紅葉】:有栖川宮記念公園で庭園の紅葉を楽しむ
大正時代まで宮家であった、有栖川宮の御用地に造営された公園。全体としては「公園」と「庭園」の中間のような造りがされている。「庭園」と言い切れる程完全に整備されている訳ではないが、「公園」としては美しすぎる。高低差のある土地に建てられており、一番低い部分に池があり、周囲でモミジを観察することができる。
コース紹介の都合上、池やその周りの紅葉したに着目しがちですが、一般的な落葉する広葉樹が斜面に沢山あって、秋を感じられる公園です。
住所 | 港区南麻布5丁目7−29 Googleマップ |
15:45 | G:【坂】盛岡藩主南部氏屋敷 南部坂
江戸時代、盛岡藩主南部氏の屋敷があったことから名づけられた坂。7%とそこそこの勾配。坂の途中にはドイツ大使館と、外国の方をターゲットにしたスーパー「NATIONAL AZABU」があり、国際色が強い坂でもある。また坂の下にはメレル設計の1933(昭和8)年竣工、南部坂教会がある。レトロ建物ファンは是非足を止めて外観見学してほしい。
住所 | 港区南麻布5丁目7 Googleマップ |
16:00 | H:【坂】名称の由来は謎 明治坂
「むかしから存在していた道であるが、明治坂とと呼ばれたのは、大正初年からであると伝える。」と標識にある情報以外は色々探したが出てこない、ミステリアスな道。細い道を右に曲がりながら登っていくと、徐々に勾配がきつくなる。坂の後半は比較的道幅が広く開けていて、前半とは全く違う顔を見せる。
坂下から始まる細い道、坂道好きにはたまりません。
住所 | 港区白金6丁目 Googleマップ |
16:20 | I:【紅葉】:庭園美術館で重文茶室とモミジを堪能
もともとは旧宮家、朝香宮家の邸宅と庭。現在では東京都庭園美術館として一般に開放されている。本館、正門、茶室が重要文化財に指定。本館に入るにはそのタイミングで開催される特別展のチケットが必要。一方、庭園(茶室含む)のみであれば、月曜以外であれば200円で見学可能。2022年度の夜間ライトアップは11/18から12/3までの3週間の土日とのこと。絶景間違いなしなので、足を運んでみて欲しい。
属性別 庭園美術館の見どころ(重要文化財)
- 庭好き→日本庭園内の茶室とモミジ
- レトロ洋風建物好き→アールデコ様式の本館
本コースは紅葉がテーマなので、日本庭園を回遊。池の周りにはマツ、ササ、キンモクセイなどが巧み配置されているが、やはりお目当てはモミジ。11月中旬の訪問日には、丁度茶室の傍のモミジが赤く色づきはじめており、茶室の柔らかい明りとマッチして素晴らしい景色だった。
ライトアップ狙いならなるべく遅いタイミングが良いので、11/25以降が良いかと思います。
住所 | 港区白金台5丁目21−9 Googleマップ |
営業時間 | 10:00-18:00 (入館は17:30まで) 夜間開館日は20:00まで(入館19:30まで) |
定休日 | 月曜日 |
TEL | 050-5541-8600 |
入園料 | 庭園のみであれば200円 |
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