コース概要
王子駅からスタートし、都電荒川線沿いに大塚駅まで歩きます。途中、荒川線の撮影の名所・お岩さんやおえんまさまがいらっしゃる寺院・西洋建築など周辺の名所を訪ね、最後は荒川線を眺めながらたこ焼きとサワーで一杯!色々な楽しみ方ができる荒川線沿いさんぽ、是非歩いてみてください。
【所要時間:約3時間(昼呑み込み)】
【お勧めの曜日:月~金(亀の子束子 西尾商店本店が外観のみでOKであればいつでも)】
【お勧めの時期:いつでも!】
- 10:35A:王子駅から出発
(移動:徒歩7分)
- 10:45
(移動:徒歩9分)
- 11:00
(移動:徒歩15分)
- 11:20
(移動:徒歩1分)
- 11:45
(移動:徒歩15分)
- 12:10
(移動:徒歩6分)
- 12:20
(移動:徒歩10分)
- 12:40
(移動:徒歩15分)
- 13:05
(移動:徒歩1分)
- 13:40J:大塚駅へ到着
今日も一日お疲れ様でした。
コース詳細
10:45 | B:撮り鉄の聖地 飛鳥山公園前歩道橋で荒川線を撮影
王子駅前停留所から飛鳥山停留所にかけた区間は、都電で唯一、車道の上の軌道敷を通る区間。この軌道上に架けられた歩道橋の上は、お手軽に荒川線を上から撮影できるスポットとして有名。。都電が横断歩道前で止まっているシーン、都電の後ろにトラックが並んで止まっている光景など、珍しいシーンが撮れる。
訪問時も、数名の撮り鉄さんがカメラ片手に荒川線を撮影していましたよ。
住所 | 東京都北区滝野川1丁目2 Googleマップ |
11:00 | C:荒川線に沿って飛鳥山~西ヶ原四丁目停留場を歩く
先ほどの歩道橋の場所から右折すると飛鳥山停留所がある。そこから滝野川一丁目停留所付近まで、荒川線は真っすぐの軌道を通る。踏切を渡りつつ、チラリとその美しい軌道を眺めてみよう。軌道の右、左と視線を変えながら往来する荒川線を眺めつつ、歩いていこう。
撮影時は、くれぐれも踏切内で立ち止まらないように!
住所 | 東京都北区滝野川1丁目4 Googleマップ |
11:20 | D:四谷怪談で有名なお岩さんが眠る 妙行寺を参拝
1624年建立、法華宗の古刹。もとは四谷にあったが、1909(明治42)年にこの地に移転。このお寺で有名なのは、四谷怪談で登場する「お岩さん」の墓所。四谷にあったお寺の近くに、お岩さんが嫁いだ田宮家があった。お岩さんは「心労」がたたって36歳の若さで死去。田宮家は、当初はお岩さんの法名を簡単なもので済ましていたところ、何かと田宮家に禍が絶えず、お岩さんの法名も立派なものを贈り直し丁寧に供養したところ、因縁が止まったという。お寺移転と共にお岩さんの墓も移転したが、その後も四谷の田宮家からの供養は続けられている。悪い縁を断ち切れる「縁切り」、その後の良い縁を繋ぐ「縁結び」、その他あらゆる心願が成就するというご利益を求め、参拝者が絶えない。
境内にはその他にも、忠臣蔵で有名な浅野家の奥様方のお墓、うなぎ商組合が建てた「犠牲食用うなぎの供養塔」、東京淡水魚卸協同組合が建てた「魚がし生類供養塔」など珍しい塔が沢山。
御朱印をいただくことがあるなら、お話が大変楽しい住職の奥様(大黒さん)がいらっしゃるので、お声かけしてみては。
住所 | 東京都豊島区西巣鴨4丁目8−28 Googleマップ |
TEL | 03-3915-1263 |
営業時間 | 9時~17時 |
定休日 | なし |
11:45 | E:江戸三大閻魔のいらっしゃる善養寺を参拝
824~834年創建の古刹。江戸時代は、現在の上野駅・鶯谷駅の山手線の線路上にあったが、鉄道敷設のため1912(明治45)年に現在の地に移転。本堂には「木造閻魔坐像」がいらっしゃる。座っている状態でその高さは約3m、その大きさから「江戸三大閻魔」の一つとして数えられる。閻魔様はいつも直に拝観できるものではないが、境内の入口のガラス越しにはいつでも拝観可能なので、その大きさを是非実感してほしい。
ちなみに、あと2つは、杉並区の華徳院、新宿の太宗寺にいらっしゃいます。太宗寺は、以前、新宿山ノ手七福神めぐりで訪問しました。
住所 | 東京都豊島区西巣鴨4丁目8−25 Googleマップ |
TEL | 03-3915-0015 |
営業時間 | 8時~17時 |
定休日 | なし |
12:10 | F:西洋建築が素晴らしい 亀の子束子 西尾商店本店を外観見学
1907年創業の老舗たわし屋さん。現在の文京区本郷で、初代社長がシュロ製の「亀の子束子」を発明。 南方ココナッツ繊維のパームに着眼し原材料として採用、「西尾正左衛門商店」として発足。特許もとり、その後も元祖「亀の子束子」の製造元として創業100年以上となる。1923(大正12)年関東大震災により店舗が損壊したため、現在の地に本社を移転。その後の戦火を逃れた本社の西洋風建築物は見もの。訪問時は、残念ながら昼休憩中!
亀の子束子だけにこだわらず、2012年に就任した5代目社長のもと、今でも新しい商品をバンバン発明している素晴らしいお店です。是非再訪したい!
住所 | 東京都北区滝野川6丁目14−8 Googleマップ |
TEL | 0-3391-63231 |
営業時間 | 9時~12時、13時~17時(12時~13時お昼休み) |
定休日 | 土・日・祝日 |
12:20 | G:あのサザエさんも訪問 すがも鴨台観音堂を参拝
2013年建立された、八角・三層のお堂。大正大学の構内に建立されたお堂は、上りと下りが交わらない二重らせん構造の特徴的な形から「すがもさざえ堂」の愛称で親しまれている。構造としては会津にあるさざえ堂と同じで、全国的には大変珍しい構造物といえる。上りの壁面には般若心境の一説が書かれており、般若心境を唱えるのと同じ功徳が得られるという。最上階の観音菩薩様に参拝したあと、下りは一転、日本画家千住博氏作の「色滝」の壁となっており、壁いっぱいにカラフルな色合いが施されている。堂内には常に水の音が流れており、さらに心が浄化される印象をうける。
2020年には、アニメ「サザエさん」のオープニングにも登場。サザエ繋がり、ということでしょうか?
住所 | 東京都豊島区西巣鴨3丁目20−1 11号館 Googleマップ |
TEL | 03-3918-7311 |
営業時間 | 9時00分~17時00分 |
定休日 | なし |
12:40 | H:江戸時代からの賑やかさは今も 巣鴨猿田彦庚申堂
1502年建立、現存していれば区内最古の石碑であった庚申塔があったとされている場所。現在は、1657年に建立された庚申塔があり、小さな神社がこの場所を守っている。江戸時代には、中山道の本街道沿いで、板橋宿の一つ手前の立て場(休憩所)として人々の往来が大変賑やかだった場所。その賑やかさ・茶屋の様子は、広重「江戸名所図会」にも載っているほど。
現代は、巣鴨地蔵通り商店街の端のすぐ横に位置しており、平日昼間でも大勢の人が行き交っています。今も昔もその光景は変わらないのだなあ、と実感。
住所 | 東京都豊島区巣鴨4丁目35 Googleマップ |
13:05 | I:上木家で荒川線をつまみにたこ焼きを食す
都電荒川線・JR山手線の大塚駅前にあるたこ焼きやさん。店内にはカウンター席が10席ほど。店外に向かったカウンター席は、目の前で往来する荒川線がバッチリ見える絶好の場所。今回は、名匠たこ焼き+ネギまみれ、たこせん、レモンサワーで乾杯。名匠たこ焼きは、熱々・中トロトロの食感に、削り節・マヨ・青海苔がデフォルトでかかってている。それにネギをたっぷり追加すると、その風味が抜群にあう!お酒が進む味。たこせんは、名匠たこやきをせんべいに挟んだ、昔懐かしい駄菓子の味。せんべいの味なのか、ちょっとピリ辛に感じたのは私だけ?
少々昔のJ-POPを聞きながら、荒川線をつまみに昼から楽しく飲める、最高の場所でした~。
住所 | 東京都豊島区北大塚2丁目28−7 Googleマップ |
TEL | 03-3949-9368 |
営業時間 | 7時30分~19時00分 |
定休日 | なし |
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