コース概要
中野区最大の著名寺院である新井薬師のほか、撫で牛・三本願い松など、お願いを聞いてくれるパワースポットを巡ります。一方で、哲学とは何ぞやと思いにふけってみたり、商店街巡りを楽しんでみたり。なんでもお願いを叶えてくれる素敵な街、新井薬師を是非歩いてみてください。
【所要時間:約2.5時間】
【お勧めの曜日:水曜以外】
- 10:25新井薬師前駅から出発
(移動:徒歩3分)
- 10:30
(移動:徒歩20分)
- 10:50
(移動:徒歩5分)
- 11:35
(移動:徒歩7分)
- 11:55
(移動:徒歩12分)
- 12:25
(移動:徒歩12分)
- 13:00新井薬師前駅へ戻る
今日も一日お疲れ様でした。
コース詳細
10:30 | 薬師前北口商店街・新井薬師駅前商店街をぶらり散策
新井薬師前駅の駅前周辺から山門にかけては、複数の商店街からなる門前町となっている。チェーン店は比較的少なく、個人商店が軒を連ねており、地域住民密着型の商店街の様子。さらに、月に一度の骨董市・12年に一度寅年に行われるご本尊の御開帳の際は、参拝客も増え賑わいを増す。
「ぎふ屋」は薬師前北口商店街入口にある駄菓子屋の老舗。放課後になると子どもたちでいっぱい。屋根付きで晴雨どちらでも買い物を楽しめるエリア、門前に向かうほどに個性あふれる個人商店が増えていくエリアなど、商店街によって多少雰囲気は違うものの、どこに行っても地元住民があふれている。
住所 | ぎふ屋:東京都中野区上高田5-44-3 Googleマップ |
TEL | 03-3389-4281 |
営業時間 | 12時00分~22時00分 |
定休日 | 水曜 |
10:50 | 新井薬師 お参り+骨董市で掘り出し物を探す
正式には梅照院(ばいしょういん)。真言宗豊山派、中野区最大の寺院。1586年、相模国から訪れた行春という僧による創建。本尊は空海作とも伝えられる、表を薬師瑠璃光如来・裏を如意輪観音とする二仏一体の像(通常は秘仏)。2代将軍秀忠公の五女である和子の方(東福門院)がこの薬師如来に眼病平癒を祈願したところ、たちまち回復したとされることから、特に眼病治癒のご利益に関して有名になった。「め」の文字が向かい合った、不思議なデザインの「めめ絵馬」や、「めぐすりの木」というお茶など、目に関する授与品が多い。ド近眼ななおごんず(妻)は、目がこれ以上悪くなりませんように、と必死に祈っていた。
毎月第1日曜日には骨董市を開催。境内に多くの露店が並び、たくさんの人々で賑わいを見せている。陶器の器・着物の端切れなど様々な商品が並び、あちらこちらに目が移る。珍しい商品も多数あり、見ているだけで十分に楽しい。
住所 | 東京都中野区新井5丁目3−5 Googleマップ |
TEL | 03-3386-1355 |
営業時間 | 午前9時~午後5時 |
定休日 | なし |
11:35 | 新井天神北野神社 「撫で牛」をたくさん撫でまくる
天正年間(1573~1592)、新井薬師の開祖である行春が建立したとも、それ以前よりこの新井一帯の鎮守社であったとも言われている。文武両道の神とされる菅原道真公と、食物を司る保食神の二柱を祀る。境内の奥には「新井」という地名の由来ともなった井戸が現在も使用されている。
境内には「撫で牛」と言われる黒い立派な牛の像がある。菅原道真公を祭神とする神社では牛が聖獣とされ、自分の身体の病んだ部分や具合の悪い部分をなでたあと、その牛の身体の同じ箇所をなでると、悪いところが牛に移って病気が治るという風習がある。諸願成就にも効力があるとされ、出世はもとより、 万事願いがかない、みずから思いもよらない幸運に恵まれることさえあるらしい。煩悩の塊のなおごんずは「元気になりますように」「無事歩き切れますように」「美味しいものが食べられますように」「頭がよくなりますように」と、色々とお願い。一つでいいので、叶えてもらえますように。
住所 | 東京都中野区新井4-14-3 Googleマップ |
TEL | 03-3388-0135 |
営業時間 | 社務所:9:00~17:00 |
定休日 | なし |
11:55 | 中野沼袋氷川神社 三本願い松にもたくさんのお願いごとをする
御祭神は、八岐大蛇(やまたのおろち)退治伝説で有名な須佐之男命(すさのおのみこと)。天照大御神(あまてらすおおみかみ)の弟でもある。南北朝時代の1346年に、大宮(現在の埼玉県さいたま市)鎮座氷川大社より御分霊を戴いたと伝えられている。現在の社殿は平成3年に造営されたもの。
境内に、ひと際立派に真っすぐ立っている松、「幸せを呼ぶ三本願い松」がある。昔から「悪しきことはスギ去れ、願い叶うをマツ」といわれ、杉の木に願いを掛けると不運・災難から逃れられ、松の木に幸福を願うと必ず叶うと信じられていた。この「三本願い松」にも、多くの人々が幸福を願っていたのだろう。ちなみに、あと2本は社務所横に立っている。三本とも必ずお参りしよう。
参道を登り切ったところの右側に、「安産祈願の子育て狛犬」といわれ、子供を抱いてあやしている珍しい狛犬がいる。3回撫でるとお産が軽くなり、子育てが順調に進むという。犬といえば、もともと「安産」の象徴として有名だが、この神社で「安産祈願」のご利益をいただけば、より安心ということか。
住所 | 東京都中野区沼袋1-31-4 Googleマップ |
TEL | 03-3386-5566 |
営業時間 | 御朱印:9:00~16:00 開門時間:6:00 ※11月~2月の間、開門時間は7:00 閉門時間:18:00 ※年末年始は終日開門 |
定休日 | なし |
12:25 | 哲学堂公園 東洋哲学を分かった気分になる
明治37年、哲学者で東洋大学の創立者、井上円了によって精神修養の場として創設された公園。哲学世界を視覚的に表現し、哲学や社会教育の場として整備された「全国に例を見ない個性的な」公園、とHP上で自ら宣言しているほど個性的な公園。
園内には、それぞれになんとも難しい名前が付けられた77か所の古建築物や、「哲学の庭」と名付けられた世界の宗教・哲学・法を代表する人の立像群があるなど、なかなかの個性的な公園。ゆったり庭園を眺めましょう、という雰囲気ではなく、すべての建造物に設置されたこれまた何とも難しい哲学説明文を読み、哲学とは…宇宙とは…真理とは…神秘とは…と、ぐるぐると思想を巡らせる、ある意味忙しい公園。
住所 | 東京都中野区松が丘1-34-28 Googleマップ |
TEL | 03-3951-2515 |
営業時間 | 3月~9月:8:00~18:00 10月・11月:8:00~17:00 12月~2月:9:00~17:00 |
定休日 | 年末のみ |
コメント
哲学堂ってパワースポットなのかな?と調べてこちらの記事にたどり着きました。街歩きしたような気分になれて楽しい記事でした!
返信遅くなり申し訳ございません。コメントありがとうございました!是非、他のコースもご参考になさってくださいね。