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渋谷の必見スポットはここ!王道の名所を巡る 渋谷昼さんぽコース

#レトロ建物探訪#渋谷区#食べ歩き#坂・階段の名所
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コース概要

言わずと知れた東京の観光名所、渋谷。よくTVで見かけるあのスポット、一度は歩いてみたい!そんな方にお勧めしたい王道の名所を巡るルート。映えスポットで写真を撮りつつ、是非歩いてみてください。

【所要時間:約2.5時間】
【お勧めの曜日:いつでも!】

SCHEDULE

コース詳細

13:32 | B:忠犬ハチ公像にご挨拶

おそらく、日本でもっとも有名なワンコ。柴犬と誤解されがちだが大型の秋田犬。主人の上野栄三郎氏が帝国大学の講義中に急逝。死後10年もの間、渋谷駅で帰りを待ったという実話に基づく。色々と調べると、渋谷の駅前にあった屋台街の焼き鳥目当てで通った説が有力なのだが、忠義の犬、ということにしておく。

何度か場所を微妙に移動して現在の位置に落ち着いている。周囲は金属製のベンチで囲まれており、大抵は日本人を含む多くの国籍の方々が写真を撮るために列を成している。東京の誇る名所の1つ。

また以前は渋谷駅にハチ公グッズの店があったが、いつの間にか閉店してしまった。上手くやればブーム作れそうだけど、そんな簡単ではないらしい。

今は渋谷駅改札を向いているハチ公だが、以前はスクランブル交差点の方を向いていた
モテモテのハチ公。写真撮影をする人を気遣ってか、待ち合わせの人は少々離れたところにいる。
もう100年近く待っているけど、ご主人様はまだ帰ってこないワン
住所東京都渋谷区道玄坂2丁目1 Googleマップ

13:40 | C:若者文化の中心 渋谷センター街を練り歩く

渋谷駅前、日本のシンボルとして、世界中に知られているスクランブル交差点を渡る。以前小笠原を訪問した際、父島・母島の人口(2,500名ほど)は、スクランブル交差点を一度の青信号で渡る人(3,000人!)より少ないんですよ、と聞いて、その規模に驚いた。渡りながら動画を撮影する人、交差点のど真ん中でポーズをとっているモデルさんがいるのも、日常の風景。

渋谷センター街といえば、若者カルチャーの発信地としても有名。宇田川を暗渠化し、昭和36年に「渋谷センター商店会」が結成して、渋谷センター街の歴史がスタートする。1980年代後半の「渋カジ」の流行から始まり、1990年頃に出現したいわゆる「チーマー」、1993年頃からルーズソックスなどを流行らせた「コギャル」、1997年頃の「ガングロ」からの2000年に入ってからの「マンバ」と、10代の若者ファッションが進化するたび、TVで度々取り上げられる。訪問した平日の日中はさほど若者の姿は見られなかったが、どちらかというと放課後の方が多く生息する時間帯なのかもしれない。

「マンバ」やってた人たちって、今は何をしているんだろう。お化粧落としたら素肌はとても綺麗なんでしょうね。

テレビ・映画・CMなど、様々なメディアでの撮影ポイントとなっている。Youtuberもよく動画撮っていますね。
クリスマス・七夕・夏祭りなど、季節によって入口アーチの装飾が変わる。
とにかく人が多い。しばらく訪問しないとどんどんお店が入れ替わっていく。
センター街の「老舗」。なおごんず(夫)曰く、学生時代にバイトしていたころから既にレジェンド店舗扱いだったらしい。
住所東京都渋谷区宇田川町 Googleマップ

13:50 | D:SHIBUYA 109へ勇気を持って入館

渋谷を代表するファッションビル、愛称「まるきゅー」。1979年開業以来、常に渋谷の若者ファッションの流行の先端を行く。名前の由来は運営会社「東急(とうきゅう)」の読みを数字の「10-9」 → 「いち・まる・きゅう」にあてた語呂合わせ。「営業時間が午前10時から午後9時まで」という意味も。渋谷のシンボルとして、「ゴジラ」などの作品でしょっちゅう「破壊」されている。

10代後半から20代前半の女性向けテナントで占められた店内は、いつ行ってもキラキラしている女子だらけ。若いころ、ファッションがお世辞にもイケてなかったなおごんず(妻)にとっては縁遠い場所で、現役高校生の頃は入店できず。今ようやく、勇気をもって入店。マネキン店員さん、インスタ映えするスイーツなど、TVで見ていた光景が目の前に広がり、テンションが上がる。同じく初入店の夫と共に、写真を楽しく撮りまくる。

初めて入った!一人で入って写真撮りまくっていたら、どう見ても怪しいおじさんだもんね。

私のおかげで入れたんだから感謝しなさいね。

円柱形のエレベーター・タワーの正面には、コスメ・スマホ・芸能人など「旬」の広告がどかーん!と掲載される
1999年の109店舗オープン以来、いわゆる「渋谷109系」「ギャル系」スタイルを築く。カリスマ店員が次々と誕生したことで有名。
スイーツ缶「なまくり」の自販機はB1エスカレータ横に設置。1缶780円。TVでも取り上げられ、売り切れ続出のギルティグルメ。
缶の中は9割生クリーム1割スポンジ。クリームは意外としつこくない。下まで掬えるよう、付属スプーンの柄は長め。
住所東京都渋谷区道玄坂2丁目29−1 Googleマップ
TEL03-3477-5111
営業時間午前10時~午後9時
定休日なし

14:30 | E:道玄坂~円山町を散策

道玄坂は、109の横から西に向かって伸びるゆるやかな坂。「道玄坂」の名の由来は諸説あるが、鎌倉時代に勢力を持っていた和田氏の子孫とされる「大和田道玄」という人物に由来するという説がある。道玄は、この坂の上で、旅人を見つけては山賊となり衣類や金品を奪って暮らしていたと言われているが、今の道玄坂はそんな恐ろしいところではなく、映画館・アパレルショップ・グルメのお店が競って出店する一大繁華街となっている。飲み会やデートで使うお店には困らない、どのジャンルのグルメもある街。

道玄坂を登りきる手前を北に曲がると、そこは円山町エリア。大正から昭和にかけて、数々の芸者屋・料亭が次々とでき花街となっていたが、バブル崩壊後、芸者屋や料亭は次々と廃業。そのかわり、クラブ・ライブハウスや、ツウが通うミニシアターなどのスポットができ、現在ではこだわりを持った若者が多く集うホットなエリアとなっている。

ユーロスペースは、学生時代、ツウな映画を観たいときによく通ったなあ。

道玄坂。渋谷の一大繁華街。買い物・グルメ・映画館など、遊ぶ場所には困らない。
ホテル街を抜けた先の坂道は、通称「ランブリングストリート」クラブ・ライブハウスが多くあつまる若者の遊び場。
ライブハウス「Spotify O-EAST」。昔来たときは「ON AIR EAST」だったなあ。
ミニシアター「ユーロスペース」。マニアックかつハイセンスな映画が上映されている。
住所<道玄坂>東京都渋谷区道玄坂2丁目10 Googleマップ
<円山町>東京都渋谷区道玄坂2丁目14−8 Googleマップ

14:45 | F:2023年から長期休館 その前にBunkamuraへ訪問

1989年開業。東急本店に隣接し、劇場「シアターコクーン」・コンサートホール「オーチャードホール」・ミニシアター「ル・シネマ」やミュージアムを擁する大型複合文化施設。毎年大晦日の夜、オーケストラ演奏によるカウントダウンイベント、テレビ東京系「東急ジルベスターコンサート」を放送しているが、TVで視聴した方も多いのではないだろうか。1月1日0時きっかりに曲が終了できるか、毎年手に汗握る、あの番組。あのコンサートはここ「オーチャードホール」で1995年から毎年公演している。

2023年春から、隣接する東急百貨店本店の建物の老朽化に伴う閉店・建て替えにあわせ、Bunkamuraも大規模改修工事を行い長期休業予定。何度も前は通るものの、Bunkamura自体に入ったことは今回は初めて。休業前に是非観劇してみたい。

最後の音をきっかり0時に合わせないといけないこの番組は毎年とてもスリリング!指揮者の腕の見せ所ですね。

Bunkamuraは休業だが、東急本店は完全に壊されてしまう。その前にショッピングしておきたい。
Bunkamura入口。ミュージアムの展示も興味深いものが多い。
大晦日のジルベスターコンサートの会場、オーチャードホール。実は時間貸ししている。
住所東京都渋谷区道玄坂2丁目24−1 Googleマップ

15:05 | G:南欧風のお店が沢山 スペイン坂

渋谷PARCOから井の頭通りにかけた緩い坂。「スペイン坂」とは、1975(昭和50)年、スペイン坂にあった喫茶店「阿羅比花(あらびか)」の店主による命名。その喫茶店は、スペインの風景に心惹かれた主人が喫茶店内装を南欧風に統一するほどであり、その心意気に賛同した他店舗も南欧風に店構えを統一したもの。細い道幅の左右には、お洒落なカフェ・レストランや、素敵な服・雑貨店が階段・坂道に沿ってに並ぶ。この通りで美味しいランチ・一休みするのもお勧め。

坂の下り始めは階段になっている。左右のお店が楽しすぎて転ばぬよう注意。
スペイン料理びいどろ。昭和52(1977)年創業。ここのパエリアは本当に美味しい!親戚一同で会食したことも。
コスパ抜群な絶品イタリアンが頂ける「La SOFFITTA」と、1979年創業、素敵な雰囲気のカフェバー「人間関係 cafe de copain」
住所東京都渋谷区宇田川町16−15 Googleマップ

15:15 | H:宮下公園をリニューアル!「MIYASHITA PARK」を歩く

渋谷ハチ公口近く、全長約330mからなる商業施設。1階に屋内駐車場を持つ東京初の空中公園であった「宮下公園」を2020年に整備。公園は施設屋上に移設となり、その下に商業施設「RAYARD MIYASHITA PARK」、およびホテル「sequence MIYASHITA PARK」を建設。

屋上の宮下公園には、スケボーパーク・ビーチバレーコート・ボルダリングなどを楽しむ人であふれている。広い芝生・コーヒーショップもあり、渋谷のビル群を見上げながらゆっくりくつろぐこともできる。1階まで下りると、明治通り側にたくさんの飲み屋をあつめた「渋谷横丁」がある。北海道から沖縄まで全国各地のソウルフードから韓国料理までずらり立ち並び、11時から翌朝5時まで、ずーっと楽しいエリアとなっている。訪問した際にも、昼飲みで盛り上がるお客さんがたくさん。楽しそうで羨ましい限り。

MIYASHITA PARKのすぐ隣、もう一つ立ち寄っておきたいのが「渋谷のんべい横丁」。若者が集う新しい渋谷の雰囲気とは別の世界、昭和レトロの雰囲気がびしびし感じられる一角。訪問時点では38店舗もの個性豊かな居酒屋がぎゅうぎゅうと軒を並べるそのエリアは、老若男女問わず「のんべい」が集う。

渋谷横丁と、渋谷のんべい横丁、どちらも捨てがたい。じゅるり。

新しくなった宮下公園へは、階段でアプローチできるようになっている。階段下で写真撮影をする人も多数。
アーチの向こうに、渋谷駅の高層ビル群がそびえたつ。CMやMVでもよく見る光景。
スケボーを楽しんだり、ビーチバレーに興じてみたり、コーヒー片手にぼーっとしてみたり。色々な楽しみ方がある。
渋谷横丁。これは昼飲みするしかないビジュアル!次の予定が入っていたなおごんずは、泣く泣く、諦めることに。
渋谷のんべい横丁。見よ、この昭和レトロ漂う雰囲気!夕方以降に訪れたら、どのお店に入るべきか迷ってしまいそう。
住所<MIYASHITA PARK>東京都渋谷区神宮前6丁目20−10 Googleマップ
<渋谷のんべい横丁>東京都渋谷1丁目25 Googleマップ

15:40 | I:渋谷ストリームで映え階段を登る

2018年、東急東横線旧渋谷駅ホームや線路跡地に作られた大規模複合施設。水流が少なくどぶ川のイメージが強かった渋谷川もあわせて整備し、水流が復活した川沿いにはレモネード店など素敵なお店が出店している。また、建物内1階から3階のショップエリアには約30店舗ものレストラン&カフェが出店しており、周辺で働くビジネスパーソンにも多く活用されるエリアとなっている。

今回は昼間に訪問したが、やはり一度は夜にも訪問すべき。キラッキラに輝く大階段、川沿いのライトアップなど、とにかく映える写真が撮れるスポットだらけ。高性能カメラを持参し、写真を撮りまくるすることをお勧めしたい。

どこもかしこもお洒落。どこを撮影したら良いか迷っちゃう人は、まず大階段を撮影してみては?

夜になるとキラキラのライトアップが素敵な稲荷橋広場入口。
大階段。稲荷橋広場の一番の映えスポットといえばここ!昼間でも素敵ですが、夜には更にキラッキラ♪
渋谷ストリームと並木橋までの区間の川沿いに遊歩道「渋谷リバーストリート」を整備。お洒落すぎるグルメスポット。
建物内にはグルメスポットが多数集結。どこも素敵すぎて迷ってしまう。
住所東京都渋谷区渋谷3丁目21−3 Googleマップ
営業時間午前7時~午後11時半
定休日なし
お散歩案内人プロフィール
街歩きを愛する夫婦

東京下町生まれの夫と、東京在住20年を超える妻。デート代節約のため散歩デートを繰り返すうちに、いつの間に街歩きマニアに。東京23区の散歩コース紹介サイト「明日どこいく?」運営。実際に歩いて作成した散歩コースは100以上。特に好きなジャンルは、御朱印・商店街・建築・庭園・食べ歩き。東京シティガイド検定ゴールドバッジ保有。

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