コース概要
言わずと知れた東京の観光名所、渋谷。よくTVで見かけるあのスポット、一度は歩いてみたい!そんな方にお勧めしたい王道の名所を巡るルート。映えスポットで写真を撮りつつ、是非歩いてみてください。
【所要時間:約2.5時間】
【お勧めの曜日:いつでも!】

- 13:30A:渋谷駅から出発
(移動:徒歩1分)
- 13:32
(移動:徒歩1分)
- 13:40
(移動:徒歩3分)
- 13:50
(移動:徒歩1分)
- 14:30
(移動:徒歩3分)
- 14:45
(移動:徒歩10分)
- 15:05
(移動:徒歩8分)
- 15:15
(移動:徒歩10分)
- 15:40
(移動:徒歩5分)
- 15:55J:渋谷駅へ到着
今日も一日お疲れ様でした。
コース詳細
13:32 | B:忠犬ハチ公像にご挨拶
おそらく、日本でもっとも有名なワンコ。柴犬と誤解されがちだが大型の秋田犬。主人の上野栄三郎氏が帝国大学の講義中に急逝。死後10年もの間、渋谷駅で帰りを待ったという実話に基づく。色々と調べると、渋谷の駅前にあった屋台街の焼き鳥目当てで通った説が有力なのだが、忠義の犬、ということにしておく。
何度か場所を微妙に移動して現在の位置に落ち着いている。周囲は金属製のベンチで囲まれており、大抵は日本人を含む多くの国籍の方々が写真を撮るために列を成している。東京の誇る名所の1つ。
また以前は渋谷駅にハチ公グッズの店があったが、いつの間にか閉店してしまった。上手くやればブーム作れそうだけど、そんな簡単ではないらしい。



住所 | 東京都渋谷区道玄坂2丁目1 Googleマップ |
13:40 | C:若者文化の中心 渋谷センター街を練り歩く
渋谷駅前、日本のシンボルとして、世界中に知られているスクランブル交差点を渡る。以前小笠原を訪問した際、父島・母島の人口(2,500名ほど)は、スクランブル交差点を一度の青信号で渡る人(3,000人!)より少ないんですよ、と聞いて、その規模に驚いた。渡りながら動画を撮影する人、交差点のど真ん中でポーズをとっているモデルさんがいるのも、日常の風景。
渋谷センター街といえば、若者カルチャーの発信地としても有名。宇田川を暗渠化し、昭和36年に「渋谷センター商店会」が結成して、渋谷センター街の歴史がスタートする。1980年代後半の「渋カジ」の流行から始まり、1990年頃に出現したいわゆる「チーマー」、1993年頃からルーズソックスなどを流行らせた「コギャル」、1997年頃の「ガングロ」からの2000年に入ってからの「マンバ」と、10代の若者ファッションが進化するたび、TVで度々取り上げられる。訪問した平日の日中はさほど若者の姿は見られなかったが、どちらかというと放課後の方が多く生息する時間帯なのかもしれない。

「マンバ」やってた人たちって、今は何をしているんだろう。お化粧落としたら素肌はとても綺麗なんでしょうね。




住所 | 東京都渋谷区宇田川町 Googleマップ |
13:50 | D:SHIBUYA 109へ勇気を持って入館
渋谷を代表するファッションビル、愛称「まるきゅー」。1979年開業以来、常に渋谷の若者ファッションの流行の先端を行く。名前の由来は運営会社「東急(とうきゅう)」の読みを数字の「10-9」 → 「いち・まる・きゅう」にあてた語呂合わせ。「営業時間が午前10時から午後9時まで」という意味も。渋谷のシンボルとして、「ゴジラ」などの作品でしょっちゅう「破壊」されている。
10代後半から20代前半の女性向けテナントで占められた店内は、いつ行ってもキラキラしている女子だらけ。若いころ、ファッションがお世辞にもイケてなかったなおごんず(妻)にとっては縁遠い場所で、現役高校生の頃は入店できず。今ようやく、勇気をもって入店。マネキン店員さん、インスタ映えするスイーツなど、TVで見ていた光景が目の前に広がり、テンションが上がる。同じく初入店の夫と共に、写真を楽しく撮りまくる。

初めて入った!一人で入って写真撮りまくっていたら、どう見ても怪しいおじさんだもんね。

私のおかげで入れたんだから感謝しなさいね。




住所 | 東京都渋谷区道玄坂2丁目29−1 Googleマップ |
TEL | 03-3477-5111 |
営業時間 | 午前10時~午後9時 |
定休日 | なし |
14:30 | E:道玄坂~円山町を散策
道玄坂は、109の横から西に向かって伸びるゆるやかな坂。「道玄坂」の名の由来は諸説あるが、鎌倉時代に勢力を持っていた和田氏の子孫とされる「大和田道玄」という人物に由来するという説がある。道玄は、この坂の上で、旅人を見つけては山賊となり衣類や金品を奪って暮らしていたと言われているが、今の道玄坂はそんな恐ろしいところではなく、映画館・アパレルショップ・グルメのお店が競って出店する一大繁華街となっている。飲み会やデートで使うお店には困らない、どのジャンルのグルメもある街。
道玄坂を登りきる手前を北に曲がると、そこは円山町エリア。大正から昭和にかけて、数々の芸者屋・料亭が次々とでき花街となっていたが、バブル崩壊後、芸者屋や料亭は次々と廃業。そのかわり、クラブ・ライブハウスや、ツウが通うミニシアターなどのスポットができ、現在ではこだわりを持った若者が多く集うホットなエリアとなっている。

ユーロスペースは、学生時代、ツウな映画を観たいときによく通ったなあ。




14:45 | F:2023年から長期休館 その前にBunkamuraへ訪問
1989年開業。東急本店に隣接し、劇場「シアターコクーン」・コンサートホール「オーチャードホール」・ミニシアター「ル・シネマ」やミュージアムを擁する大型複合文化施設。毎年大晦日の夜、オーケストラ演奏によるカウントダウンイベント、テレビ東京系「東急ジルベスターコンサート」を放送しているが、TVで視聴した方も多いのではないだろうか。1月1日0時きっかりに曲が終了できるか、毎年手に汗握る、あの番組。あのコンサートはここ「オーチャードホール」で1995年から毎年公演している。
2023年春から、隣接する東急百貨店本店の建物の老朽化に伴う閉店・建て替えにあわせ、Bunkamuraも大規模改修工事を行い長期休業予定。何度も前は通るものの、Bunkamura自体に入ったことは今回は初めて。休業前に是非観劇してみたい。

最後の音をきっかり0時に合わせないといけないこの番組は毎年とてもスリリング!指揮者の腕の見せ所ですね。



住所 | 東京都渋谷区道玄坂2丁目24−1 Googleマップ |
15:05 | G:南欧風のお店が沢山 スペイン坂
渋谷PARCOから井の頭通りにかけた緩い坂。「スペイン坂」とは、1975(昭和50)年、スペイン坂にあった喫茶店「阿羅比花(あらびか)」の店主による命名。その喫茶店は、スペインの風景に心惹かれた主人が喫茶店内装を南欧風に統一するほどであり、その心意気に賛同した他店舗も南欧風に店構えを統一したもの。細い道幅の左右には、お洒落なカフェ・レストランや、素敵な服・雑貨店が階段・坂道に沿ってに並ぶ。この通りで美味しいランチ・一休みするのもお勧め。



住所 | 東京都渋谷区宇田川町16−15 Googleマップ |
15:15 | H:宮下公園をリニューアル!「MIYASHITA PARK」を歩く
渋谷ハチ公口近く、全長約330mからなる商業施設。1階に屋内駐車場を持つ東京初の空中公園であった「宮下公園」を2020年に整備。公園は施設屋上に移設となり、その下に商業施設「RAYARD MIYASHITA PARK」、およびホテル「sequence MIYASHITA PARK」を建設。
屋上の宮下公園には、スケボーパーク・ビーチバレーコート・ボルダリングなどを楽しむ人であふれている。広い芝生・コーヒーショップもあり、渋谷のビル群を見上げながらゆっくりくつろぐこともできる。1階まで下りると、明治通り側にたくさんの飲み屋をあつめた「渋谷横丁」がある。北海道から沖縄まで全国各地のソウルフードから韓国料理までずらり立ち並び、11時から翌朝5時まで、ずーっと楽しいエリアとなっている。訪問した際にも、昼飲みで盛り上がるお客さんがたくさん。楽しそうで羨ましい限り。
MIYASHITA PARKのすぐ隣、もう一つ立ち寄っておきたいのが「渋谷のんべい横丁」。若者が集う新しい渋谷の雰囲気とは別の世界、昭和レトロの雰囲気がびしびし感じられる一角。訪問時点では38店舗もの個性豊かな居酒屋がぎゅうぎゅうと軒を並べるそのエリアは、老若男女問わず「のんべい」が集う。

渋谷横丁と、渋谷のんべい横丁、どちらも捨てがたい。じゅるり。





15:40 | I:渋谷ストリームで映え階段を登る
2018年、東急東横線旧渋谷駅ホームや線路跡地に作られた大規模複合施設。水流が少なくどぶ川のイメージが強かった渋谷川もあわせて整備し、水流が復活した川沿いにはレモネード店など素敵なお店が出店している。また、建物内1階から3階のショップエリアには約30店舗ものレストラン&カフェが出店しており、周辺で働くビジネスパーソンにも多く活用されるエリアとなっている。
今回は昼間に訪問したが、やはり一度は夜にも訪問すべき。キラッキラに輝く大階段、川沿いのライトアップなど、とにかく映える写真が撮れるスポットだらけ。高性能カメラを持参し、写真を撮りまくるすることをお勧めしたい。

どこもかしこもお洒落。どこを撮影したら良いか迷っちゃう人は、まず大階段を撮影してみては?




住所 | 東京都渋谷区渋谷3丁目21−3 Googleマップ |
営業時間 | 午前7時~午後11時半 |
定休日 | なし |
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