【Click!】街歩きガイド はじめました【Click!】

蒲田の昭和レトロスポットを味わい尽くす 昼さんぽコース

#商店街めぐり#大田区#レトロ建物探訪
なおごんずをフォローする

コース概要

大田区梅屋敷駅からスタートして、京急蒲田駅・蒲田駅周辺をぶらり散歩。昭和からのプロレスの聖地、羽根つき餃子の発祥の街中華や、黒湯を堪能できる老舗銭湯、地域に長く愛される屋上観覧車など、昭和レトロの要素で溢れています。びしびしと昭和を感じつつ、是非歩いてみてください。

【所要時間:約3時間】
【お勧めの曜日:いつでも!】

https://amzn.to/3i0isuE
SCHEDULE

コース詳細

11:10 | B:昭和の香り漂う 梅屋敷東通り商店街を散策

梅屋敷駅を出て東へ、第一京浜を渡ったところにある、昭和23年から続く老舗商店街。歩行者天国にしているのかは不明だが、車通りはなく、歩行者・自転車も安心して往来できる印象。チェーン店は少なめ。どことなく「昭和感」が漂うのは、古くから地域住民の方に愛される個人商店が多く立ち並ぶからか。

可愛らしい街灯と、ゆるきゃら”うめちゃん”ののれんがお出迎え
いい匂いにつられていくと、やきとり専門店「竹沢商店」が。大串のやきとり1本100円から。もつ煮込みも美味しいよ!
「珍しい服、変わった服、レアな服あります」がウリの、マナプラスワン。上の看板「八百惣」は、前のお店の名残?
左右にお買い物しやすい道幅。個人商店を中心に70店舗ほどが立ち並ぶ。
住所東京都大田区大森中2-2-8 Googleマップ
TEL03-3764-7700

>>コース概要に戻る

11:30 | C:昭和からのプロレスの聖地 大田区総合体育館

2008年に「大田区体育館」の跡地に造られた総合体育館。前身時代を含め、プロレスをはじめとした格闘技の興行に多く用いられている。触れなければいけないのが、昭和47年の新日本プロレスの旗揚げ興行。出場した日本側メンバーは以下の通り。

  • アントニオ猪木(対戦相手はカール・ゴッチ!)
  • 豊登
  • 山本小鉄
  • 木戸修
  • 魁勝司
  • 柴田勝久
  • 藤波辰巳

その後も新日を支えた錚々たるメンバーばかり。柴田勝久さんの息子は柴田勝頼で、現在でも時折、新日マットに上がっている。なお2023年の1.5(イッテンゴ)は大田区総合体育館。1.4の翌日なので、タイトルマッチの結果などを受けて新たな展開が始まることが期待される。

生まれ変わって綺麗になった体育館
訪問時は大学バレーの試合準備中でした
そうか、ここってプロレス専門会場じゃなかったのか!
住所東京都大田区東蒲田1丁目11−1 Googleマップ
TEL03-5480-6688

>>コース概要に戻る

11:50 | D:你好本店で絶品羽根つき餃子を頂く

1983年開店、中国仕込みの餃子を頂ける街中華の名店。中国残留孤児だった店主が1979年帰国、日本で餃子をふるまったところ非常に美味しいと評判となる。その腕前は、日本で店を開くことを周囲から勧められたほどで、地域の方の支援を受けて開店。名物は「羽根つき餃子」。焼く時に小麦粉を溶いた水を回しかけパリっとした羽を付ける中国の大連の焼きまんじゅうをまねて焼き餃子を作ったところ大評判。以来、「羽根つき餃子発祥の店」として、蒲田以外にも支店を多く設けるように。

注文はもちろんパリパリ羽根つき餃子。皮はもっちり、肉汁が弾け飛ぶ!お肉のうまみが濃くてとても美味しかったです。
どうして街中華の炒飯ってこんなに美味しいんでしょうね。
店内には、開業時の支援者の方々のお名前が入った額が。初代中国公使・東大教授のお名前など、錚々たるメンバー。
今では9店舗の支店をまとめる
住所東京都大田区蒲田4-24-14 Googleマップ
TEL03-3735-6799
営業時間11:30~23:00
定休日不定休

>>コース概要に戻る

12:40 | E:昭和からの老舗銭湯 蒲田温泉の黒湯でポッカポカ

昭和12年創業の老舗銭湯。名物は「黒湯」と呼ばれる天然温泉。その名のとおり本当に真っ黒で、浴槽の底が全く見えない。ここ「蒲田温泉」は蒲田周辺の銭湯の中でも特に黒いと評判。泉質はナトリウム炭酸水素塩・塩化物鉱泉で、ヌルヌルしている気がするが、風呂上りはさっぱり、いつまで経ってもポカポカと、冬の街歩きの途中に立ち寄るにはもってこいの銭湯。

もう一つの名物は、2階にある大宴会場。フロント横の階段を上がると、温泉旅館にありがちな大広間でご飯やビール等を頂ける。今回の訪問は焼き餃子でお腹いっぱいだったため上がらなかったが、次回こそは、2階で風呂上りの一杯を決めに行きたい。

蒲田温泉へようこそ!地方の温泉街に来たようで、ウキウキしますねえ。
手ぶら入浴ができるグッズの他に、Tシャツ・エコバック・蒲田温泉CDまで売られている。楽しい。
フロント横の休憩スペース。赤いじゅうたんが、温泉宿って感じがします。
湯上りの一杯は、やっぱりコーヒー牛乳でしょう!次回は2階でビールの予定。
住所東京都大田区蒲田本町2丁目23−2 Googleマップ
TEL03-3732-1126
営業時間10時00分~0時00分
定休日なし(但し、平日の水曜日に2階大広間は利用不可)
料金大人:500円(12才以上)

>>コース概要に戻る

13:35 | F:須山文房具店で店主と昭和話で盛り上がる

西蒲田にある極めて怪しげ(失礼!)な文房具店。普段使いできる現代の文具も取り扱うが、お店の半分程度は昭和の文具や機械で埋め尽くされている。レトロ品は売り物のものもあれば、非売品もあるとのこと。

店の親父さんは気さくな方で、先祖代々蒲田にいること、蒲田駅の周辺の土地を電車を通す際に提供したことなど、昔の蒲田の話がたくさん。さらに先代の店主が太平洋戦争で戦地へ赴いた話と、その際の写真まで見せて頂いた。店舗、商品だけでなく親父さんもセットで昭和感溢れるお店。是非勇気を持って訪れて欲しい。

親父さんのクルマが見えるが勇気を持って入ってみよう
現代品(普通の文具品)もしっかりと取り扱い
昭和のクルマやヘルメット、プラモデルなど。
今でも動くインベーダーゲーム的なゲーム機。ちょっとFIREボタンの効きが悪い。
お仕事用のペンと、今は絶版になったプチレトロ画鋲を購入
住所東京都大田区西蒲田7丁目11−3 Googleマップ
TEL03-3731-2586
営業時間6時30分~18時30分
定休日なし

>>コース概要に戻る

14:00 | G:かまたえん「幸せの観覧車」で子どもの頃にタイムスリップ

現在東急プラザ蒲田にある屋上観覧車は三代目。初代は1968年に設置された通称「お城観覧車」、1989年に二代目「グレ太の観覧車 フラワーホイール」が設置されたが、東急プラザ蒲田が2014年3月一時閉店するにあたり一旦引退。その後、昔から屋上観覧車を愛していた方々からの存続を望む応援の声を受け、2014年10月のリニューアルでは、カラーリングを新たにし「幸せの観覧車」として復活。

なおごんずも、子どもの頃に戻ったつもりで嬉々として乗車。入口から見上げた時はさほど高くないな、という印象だったが、一番頂上まで登り地上を見下ろすと、意外に高くて驚く。ビルの屋上に設置されていたことをすっかり忘れていた。

可愛らしいカラーリング。どの色のチューリップに乗るかしばし迷う。
今回は黄色にしました。ワクワクが止まらない。
頂上付近。ビル屋上に設置されているので、周りを遮るものがほとんどありません。
住所東京都大田区西蒲田7丁目69−1 東急プラザ蒲田屋上 Googleマップ
TEL03-6428-6725
営業時間10時00分~18時00分
※12月1日~2月末日の営業時間は10:00~17:00
定休日なし
料金300円(一周)

>>コース概要に戻る

14:25 | H:老舗酒屋 旭屋のウラで日本酒の試飲に酔いしれる

蒲田駅前、蒲田西口商店街内にある、1939年(昭和14年)創業の老舗酒店。一般向けの小売りも業務用卸もする地元密着型の酒店だが、2022年11月、店の奥にもう一つ店舗を開設。それが有料試飲コーナー『裏旭屋』。店員さんに声をかけ、1枚200円のコインを購入、店の奥に入ると、そこには日本酒の秘密基地が広がる。

なおごんずは2人合わせて10杯分のコインを購入。壁に貼られたチャートを見つつ、あーでもないこーでもないと日本酒を選び、試飲機にコインを投入しポチリ。気に入った日本酒は購入することも可能。新しい銘柄との出会いの場とするもよし、ハシゴ酒の1軒目として使うもよし、本当に素晴らしいお店。

表の旭屋さん。一般向け販売も卸もやってます。お店の中央をずんずん進むと…↓
裏の旭屋さんの入口が出現。もとはバックヤードだったそう。
たくさんの試飲機。常時30種類以上の日本酒がセッティング。飲み頃の温度に設定済。
日本酒の好みがよく分からない、という方の為に、チャートも用意。とても分かりやすいです!
コインを入れてボタンをポチリ。自動的に適量が出ます。もうちょっと飲みたいナ、と思っても、適量で止まります。
なおごんずの好みは、右から3番目、寒菊monochrome無濾過原酒。爽やかなキレがあり、本当に、おいしゅうございました。
住所東京都大田区西蒲田7-49-10 Googleマップ
TEL03-3734-7111
営業時間10時00分~21時00分(日曜のみ~20時30分)
定休日なし

>>コース概要に戻る

https://amzn.to/3i0isuE
お散歩案内人プロフィール
街歩きを愛する夫婦

東京下町生まれの夫と、東京在住20年を超える妻。デート代節約のため散歩デートを繰り返すうちに、いつの間に街歩きマニアに。東京23区の散歩コース紹介サイト「明日どこいく?」運営。実際に歩いて作成した散歩コースは100以上。特に好きなジャンルは、御朱印・商店街・建築・庭園・食べ歩き。東京シティガイド検定ゴールドバッジ保有。

なおごんずをフォローする
明日どこいく?(あすどこ・明日どこ)

コメント

タイトルとURLをコピーしました