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学問と商売の神様に欲張りなお願いをする 神田・湯島 昼さんぽコース

#御朱印#レトロ建物探訪#文京区#カフェ・お茶#台東区#千代田区
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コース概要

お茶の水駅からスタートし神田明神、湯島聖堂、湯島天神を巡る、神様もお腹いっぱいになる欲張り開運ツアー。最後には上野の有名純喫茶「珈琲王城」にも立ち寄ります。運気を上げつつ元気になれる道を是非歩いてみてください。

【所要時間:約3.5時間】
【お勧めの曜日:いつでもOK】

SCHEDULE

コース詳細

13:10 | B:日本の学校教育発祥の地 湯島聖堂へ参拝

元々は元禄3(1690)年、徳川綱吉の命によって建てられた孔子廟。のちの1797(寛政)年、幕府直轄の昌平坂学問所となり、旗本や家人を問わず幕臣とその子弟の学問吟味(学力試験)が行われた。その後、関東大震災で多くの建物を焼失してしまったが、1935(昭和10)年に再建。現在では学問成就のために多くの人が訪れるようになり、孔子の言葉が書かれた鉛筆が大変人気。

「聖堂」と名付けられているものの一般的なお寺や神社ではない。敢えて言うなら儒教を学ぶための場所。そもそも儒教は宗教なのか、というとそれも解釈次第。令和における「聖地」と似たような意味と筆者は捉えている。

仰高門より入る
杏壇門より大成殿へ向かう
メインの建物、大成殿。ただし施工したのは大林組。
この鉛筆を使えば合格間違いなし
住所文京区湯島1−4−25 Googleマップ
TEL03-3251-4606
営業時間午前9時半~午後5時まで(冬季は4時)
定休日なし
・夏季休業 8月13~17日の5日間
・年末休業 12月29~31日の3日間

13:40 | C:江戸総鎮守 神田明神で商売繁盛を祈願

正しくは「神田神社」。歴史は730年から始まり、1616(元和2)年に現在の地に移転。江戸総鎮守として信仰されている。神田明神と聞くと、商売繁盛の御利益を思い浮かべる、という人が多いのではないだろうか。ということで祭神を確認。

  • 大己貴命(大黒様)=縁結び
  • 少彦名命(えびす様)=商売繁盛
  • 平将門命(あの平将門)=除災厄除

えびす様はいるものの、商売繁盛に特化している訳ではなさそう。もっと調べてみると、氏子町に神田、日本橋、大手町が含まれており、大昔~現代まで商業の中心地。商売人が多く信仰・参拝したことから、商売の神様、というイメージが付いたらしい。

なおごんず(夫)
なおごんず(夫)

仕事始めの時期には、企業戦士達が長蛇の列を成すのが風物詩ですよね。

表参道より。銅製と思われる鳥居の色が美しい。
隨神門。扁額には「神田神社」とあるが提灯には「神田明神」とある。
年始、仕事始めには大変人出になる境内。訪問日はゆっくりできて良かった。
SRC(鉄骨鉄筋コンクリート)造の本殿。1934(昭和9)年完成。神様を祀れれば素材は関係無いだろう、という当時としては相当モダンな考えを元に作られた。
朱印内の「元準勅祭十社之内」とは天皇陛下から勅使が遣わされる神社、という意。現在では「東京十社」と呼ばれる。
住所千代田区外神田2丁目16−2 Googleマップ
TEL03-3254-0753
営業時間境内24時間OK
社務所 9時~17時(土日祝は18時まで)
定休日なし

14:20 | D:重要文化財 旧岩崎邸で明治洋館を堪能

三菱財閥3代目、岩崎久弥よりジョサイア・コンドルへ依頼し、洋館を建築。1896(明治29)年に竣工。コンドルは東京駅近くの三菱1号館(現三菱一号館美術館)も設計しており、日本の近代洋風建築の普及に最も功績のあった一人とされる。当時の大邸宅の構成や景観を知る上で貴重な建物である点が評価され、1961年に重要文化財に指定。

なおごんず(夫)
なおごんず(夫)

外装もですが内装の凝り具合が凄い。岩崎家の当時の繁栄が伺えます。

正面入口、外壁の装飾が豪華
室内も見学可能で、天井の刺繍模様が鮮やか
柱の装飾もこだわりが見られる
離れにある撞球室(ビリヤード)
住所台東区池之端1丁目3−45 Googleマップ
TEL03-3823-8340
営業時間午前9時~午後5時
(入園は午後4時30分まで)
定休日年末・年始(12月29日~翌年1月1日まで)
入園料一般    400円
65歳以上 200円

15:10 | E:湯島天神で学業成就を祈願

神社の公式HPによると、458(雄略天皇2)年、天之手力雄命を祭神として創建、正平10(1355)年に菅原道真公を勧請して合祀したとのこと。天神様=学問の神様ということで、季節を問わず多くの人で賑わっている。

建築好きとしての最大の見どころは寛文7(1667)年に寄進された鳥居。都内に現存する鋳造の鳥居としては最古のもの。社殿は1995年に総檜造りで造営されたもの。2022年現在、約30年経っており良い風格が出てきている。また境内には梅の木が約300本植えられており、2月~3月にかけて行われる「湯島天神梅まつり」には多くの人が訪れる。

なおごんず(夫)
なおごんず(夫)

神田明神には派手さで劣り、湯島聖堂には荘厳さで劣る。
でもイチョウと鳥居のエントランスが最高の雰囲気なんです。

都内最古の鋳造鳥居
あいにくの雨模様+平日にもかかわらず人が多い
絵馬の厚みが凄い!
境内は梅の木で一杯
御朱印 簡素だけどそれが良い
住所文京区湯島3丁目30−1 Googleマップ
TEL03-3836-0753
営業時間開門時間:6時~20時
御朱印受付:8時30分~17時30分
定休日なし

15:30 | F:学問のみちをぶらり

湯島天神から御徒町駅方面へと繋がる約700メートルの道。命名されたのはなんと2017年。所々に雰囲気の良い喫茶店やお食事処が点在。

なおごんず(夫)
なおごんず(夫)

正直、通りとしてはまだまだ未発展。お店も少ないです。
イベントも随時企画されているようなので、これからに期待ですね。

通りの風景
通りに埋め込まれたロゴ。紫が綺麗。
昭和感満載のシャルマンさん
住所文京区湯島3丁目39 Googleマップ

16:00 | G:アメ横で昼呑み居酒屋を眺めながら耐える

正しくは「アメヤ横丁」、商店街としては「アメ横商店街連合会」。名前の由来は、飴屋横丁から来た説と、アメリカ屋横丁から来た説がある。第二次世界大戦後、闇市だった所をなんとかかんとか正常化し現在に至る。年末には蟹、刺身、かまぼこ、伊達巻など正月用品を求める人で賑わい、1日あたり50万人訪れるのだとか。

最近特に増えたのが、昼から気軽に呑めるお店。一般的な居酒屋から海鮮居酒屋、アジア料理、中華とバラエティーに富んでいる。

酒が飲める 酒が飲める 酒が飲めるぞー

この後、純喫茶、我慢せーねばー

平日昼間の光景。ビールいいなあ。
タイ料理の屋台ではガンズのジャンパーを着たおねーさんがぐびっと。
この狭い通りが年末には完全に埋め尽くされる
住所台東区上野6丁目10 Googleマップ

16:10 | H:純喫茶 珈琲王城で昭和の雰囲気を堪能

上野駅近く、昭和の雰囲気、というより実際に昭和時代より営業している順喫茶 珈琲王城さん。店内に入ると出迎えるのはピンク色の10円電話。お店に電話をかけるとこの電話が鳴る。現役稼働中。席には高級そうな刺繍の椅子があり、上を見るとシャンデリア、ジャズが流れており完全に大人向けの空間。看板のお食事メニューはナポリタン。これ目当てで通う方も多いのだとか。

ナポリタンかミートソースで迷った末にミートソース頼んでしまった。
次こそはナポリタンを頼もう。

がちゃがちゃした上野の中で落ち着くオアシスって感じですね。

住所台東区上野6丁目8−15 Googleマップ
TEL03-3832-2863
営業時間8:00~19:00
定休日なし
お散歩案内人プロフィール
街歩きを愛する夫婦

東京下町生まれの夫と、東京在住20年を超える妻。デート代節約のため散歩デートを繰り返すうちに、いつの間に街歩きマニアに。東京23区の散歩コース紹介サイト「明日どこいく?」運営。実際に歩いて作成した散歩コースは100以上。特に好きなジャンルは、御朱印・商店街・建築・庭園・食べ歩き。東京シティガイド検定ゴールドバッジ保有。

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