コース概要
豊島区、椎名町駅から落合南長崎駅へ。このエリアは、手塚治虫はじめ、昭和のレジェンド漫画家たちが駆け出しの頃に住んでいたトキワ荘がありました。跡地付近にできたミュージアムの他、漫画にも登場した町中華の名店・名作漫画が読み放題の施設・昭和レトロを感じさせる施設など見どころたくさん。是非歩いてみてください。
【所要時間:約3時間】
【お勧めの曜日:月曜以外】
【お勧めの時期:いつでも!】
※以下の展示は期間限定
〇トキワ荘マンガミュージアム「藤子不二雄Ⓐのまんが道展」 ~2023.3.26 (日)
〇トキワ荘通り昭和レトロ館「これも学習マンガだ!展」第3期特集作品『JIN―仁―』~2023.4.16 (日)
- 10:25A:椎名町駅から出発
(移動:徒歩1分)
- 10:30
(移動:徒歩12分)
- 10:55
(移動:徒歩6分)
- 11:05
(移動:徒歩2分)
- 11:10
(移動:徒歩1分)
- 11:25
(移動:徒歩2分)
- 11:40
(移動:徒歩1分)
- 12:10
(移動:徒歩4分)
- 12:40
(移動:徒歩7分)
- 13:30
今日も一日お疲れ様でした。
コース詳細
10:30 | B:漫画家たちの守り神 金剛院のマンガ地蔵尊を参拝
1522年、現在地より少々離れた場所に開創。火災に見舞われ、1715年に現在地へ移転。長崎村の鎮守社の別当寺として、永らく長崎一帯を護ってきた。1780年建立の朱塗りの山門はじめ、境内には歴史的建造物が多く見どころが多い。
境内の弘法大師像の側に、突然登場する青ダヌキ、もとい、ドラえもんの像。その横には、漫画家の聖地を護る「マンガ地蔵尊」がいらっしゃる。カブラペンの形の光背、錫杖の代わりにGペンを持っていたり、漫画のコマになっている衣には「カリカリ」「シャッ」などの擬音も。
撫でれば創造の力を授かるとも言われています。クリエイターの方は参拝することをお勧めします。
住所 | 東京都豊島区長崎1丁目9−2 Googleマップ |
TEL | 03-3957-2313 |
営業時間 | 9時~16時 |
定休日 | なし |
10:55 | C:南長崎公園でラーメン屋台モニュメントを見学
トキワ荘のある椎名町・南長崎一帯には、そこかしこに漫画のモニュメントがある。南長崎公園にある「ラーメン屋台モニュメント」には、藤子不二雄のマンガ『オバケのQ太郎』『ドラえもん』にも登場した「ラーメン大好き小池さん」の姿が。そもそも「小池さん」とは、藤子不二雄と同時期にトキワ荘に住んでいたアニメーター鈴木伸一をモデルにして藤子不二雄が描いたキャラ。このモニュメントは、鈴木伸一自身によって書下ろしたもの。
小池さんって、食べている最中にドラえもんやオバQがずかずか土足で上がっても、動じず、いつも美味しそうにラーメンをすすっていましたよね。
住所 | 東京都豊島区南長崎3丁目37−2 Googleマップ |
11:05 | D:レジェンド漫画家たちが集ったトキワ荘 跡地碑を見学
老朽化のため惜しまれつつ1982年に取り壊されたトキワ荘。その跡地には現在出版社の社屋が建っている。敷地内に跡地のモニュメントが設置されている。
住所 | 東京都豊島区南長崎3丁目16−6 Googleマップ |
11:10 | E:名作漫画の蔵書は6000冊!トキワ荘マンガステーション
2020年、トキワ荘マンガミュージアムと同時開業した施設。トキワ荘にいたレジェンド漫画家に関連する書籍約6000冊を所蔵。店頭には、その一部ではあるが大量の書籍が並べられており、貸し出しはしていないが店内で自由に読みふけることができる。単行本はもちろん、キャラが掲載された雑誌、初版本・文庫版や、キャラが登場している教材・ムック本・コンビニコミックに至るまで種類豊富。
特に手塚治虫の蔵書は素晴らしい!この後の用事がなければ何時間でも居座りたかったです。
住所 | 東京都豊島区南長崎2丁目3−3 Googleマップ |
TEL | 03-6674-2518 |
営業時間 | 10時00分~18時00分 |
定休日 | 月曜 |
11:25 | F:マンガグッズが沢山 豊島区トキワ荘通りお休み処を見学
トキワ荘の跡近く、2013年にされた休憩・案内施設。お店のお姉さん曰く「トキワ荘マンガミュージアムが建つより先にこのお休み処ができた。そこからこの一帯の『漫画の聖地化』が始まった」のだそう。1階は、トキワ荘関連グッズの販売、たくさんの漫画家のサイン色紙がずらり。グッズはここでしか購入できないレアものも多い。是非お土産に。2階は、トキワ荘に集った若かりし漫画家たちの兄貴分、寺田ヒロオの部屋を忠実に再現した展示が。当時使われていた空瓶や、町中華の名店「松葉」の大盛用どんぶり、壁に吊るされた封筒入れまで再現した様子は見ごたえあり。
建物は、古い米屋さんをリノベしたものです。建物自体も見ごたえありますよ。
住所 | 東京都豊島区南長崎2丁目3−2 Googleマップ |
TEL | 03-6674-2518 |
営業時間 | 10時00分~18時00分 |
定休日 | 月曜 |
11:40 | G:松葉でラーメン大好き小池さんが食べていたラーメンを実食
1950年創業の町中華の老舗。名物ラーメンは、藤子不二雄の自伝的作品「まんが道」にも登場、トキワ荘の住民の大好物だったメニュー。トキワ荘に出前していたり、前述の小池さんがいつもすすっていたあのラーメンとしても有名。今回は平日・開店すぐの訪問だったためすんなり入店できたが、土日となると入店の列が長くできる。注文するのはもちろんラーメン、そして、松葉名物「チューダー」。「チューダー」とは、焼酎3をサイダー7で割ったもの(ショウチュー+サイダー)で、前述の寺田ヒロオが考案したお酒。えらく甘く飲みやすいので飲みすぎ注意!今回は2人で1杯に収めておく。ラーメンは、昔ながらの中華そば。あっさりしょうゆ味、具は、ゆでたまご・メンマ・ワカメ・ゆで卵・チャーシューの定番。
小池さんさながら、最後の一滴まで啜り、「ンマーイ!」を堪能しました!
住所 | 東京都豊島区南長崎3丁目4−11 Googleマップ |
TEL | 03-3951-8394 |
営業時間 | 11時00分~15時00分、17時00分~20時00分 |
定休日 | 月曜 |
12:10 | H:「昭和」と「漫画」が学べる トキワ荘通り昭和レトロ館を見学
2022年開館、正式には「豊島区立昭和歴史文化記念館」昭和の歴史と文化を次世代に継承するための施設。建物は「味楽百貨店」をリノベしたもの。味楽百貨店は、昭和20年代に建てられた戦後マーケットで、昭和の歴史的建造物と言える。2階に、昭和レトロの生活様式を感じることができる展示や、昔の池袋・椎名町周辺の街並みを再現した鉄道ジオラマなどがあり、訪問当時も地元の小学生の社会科見学中で大賑わいだった。
1階で特別企画展「これも学習マンガだ!~世界発券プロジェクト~」を開催中。漫画を通じて、価値観・社会・仕事・スポーツなど、世界を生き抜くための知恵・知識を学んでほしい、というコンセプトで、厳選された学習漫画を多数展示。単なる娯楽ではない漫画を読み、理解し、深く考え、大人になってほしいという内容に共感したのか、社会科見学に来ていた子どもたちもじっくり読みふけっていた。
お勧めされていた漫画には我が家の蔵書もありました。あとで読み返してみようっと。
住所 | 東京都豊島区南長崎3丁目4−10 Googleマップ |
TEL | 03-3565-6991 |
営業時間 | 10時00分~18時00分 |
定休日 | 月曜 |
入館料 | 無料 |
12:40 | I:トキワ荘を忠実に再現 豊島区立トキワ荘マンガミュージアムを見学
トキワ荘は、1952(昭和27)年~1982(昭和57)年にかけて、先述の場所に実在した木造2階建てアパート。手塚治虫・藤子不二雄・石ノ森章太郎・赤塚不二夫など、昭和のレジェンド漫画家たちが若かりし頃に居住していたことから漫画の聖地となっていた。老朽による取り壊し後、「マンガの聖地としまの象徴」を作るべく、当時の住民の先生方への聞き取り調査等を基にトキワ荘を忠実に再現。当時の暮らしぶりがわかる展示や特別企画展を通じ、レジェンド漫画家たちの凄さを実感できる博物館となっている。
訪問時の企画展は「藤子不二雄Ⓐのまんが道展」を開催中。「まんが道」の中から、藤子不二雄が結成し、トキワ荘に入り成長するまでを中心に展示。藤子不二雄はじめ、トキワ荘にその頃居住していたレジェンド漫画家たちの写真なども展示されており必見。
この先生もあの先生も若い頃があったんだなあ、と実感できます。「まんが道展」は3/26(日)までです!
住所 | 東京都豊島区南長崎3丁目9−22 Googleマップ |
TEL | 03-6912-7706 |
営業時間 | 10時00分~18時00分 |
定休日 | 月曜 |
入場料 | 特別企画展期間中は全館有料(今回は大人500円) |
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