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目黒~白金の守り神を巡る 元祖山手七福神参り昼さんぽコース

#七福神巡り#目黒区#御朱印#港区
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コース概要

目黒・白金周辺、古くからこの地を鎮守する「元祖山手七福神」を巡るコース。江戸城の裏鬼門(南西の方角)を守護するため設置された、江戸で最初の七福神巡りコースです。1月初めのご本尊御開帳のタイミングに合わせて、是非歩いてみてください。

【所要時間:約2.5時間】
【お勧めの曜日:いつでも!】

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「元祖山手七福神巡り」の基本情報です。

〇年始に限らず、いつの時期でもお参り可能です。

〇七福神のご本尊は、蟠龍寺を除き、通常時期は非公開です。年始(元日~1月7日頃)は公開となります。

〇目黒地区・白金地区の、どちらの地区を先に巡るかで、頂けるご利益が変わります。

  ・商売繁盛祈願コース:目黒地区⇒白金地区

  ・無病息災&長寿祈願コース:白金地区⇒目黒地区

 今回は、商売繁盛祈願コースを選びました。

〇全てのお寺から御朱印を頂けます。以前は七福神巡り専用の色紙を取り扱っていたようですが、コロナ禍以降は色紙の取り扱いを休止しているとのこと。

〇全てのお寺で御朱印を頂ける時間帯は10~16時頃です。

〇年始の時期の御朱印は、全てのお寺で書置き対応になるそうです。それ以外の時期は、直書きしてくださるお寺もあります。

〇詳しくは、オフィシャルHPをご参照ください。

SCHEDULE

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コース詳細

12:10 | B:瀧泉寺(目黒不動)<恵比寿神>

龍泉寺は、開創が大同3(808)年とされる、とんでもなく長い歴史を持つ天台宗の寺院。ご本尊の不動明王像は秘仏であり、普段はお会いできない。次の酉年2029年を待とう。また「目黒」の地名自体が目黒不動尊から取られた、という説も有力とされる。

恵比寿様は、龍泉寺の仁王門に入る手前を左へ、境内の南に位置する場所「三福堂」に祀られている。周りを池で囲まれ、今の時期はモミジとの美しいコラボも見どころ。

恵比寿様の御朱印は、龍泉寺境内の寺務所で頂けますよ。

小さいながらも雰囲気のある鳥居。池を見ていると心が穏やかになりそう。
周りをモミジに囲まれる静かな本堂。
龍泉寺(目黒不動尊)の参拝もお忘れなく。
住所東京都目黒区下目黒三丁目 20 番 26 号 Googleマップ
TEL03-3712-7549

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12:40 | C:蟠竜寺<弁財天>

1650年頃の創建。元は目黒駅近くの行人坂にあった「称明院」という小庵であったが、1710年現在地に移設、「蟠龍寺」に改称。境内には弁財天様は2体いらっしゃる。元祖山手七福神としての弁財天様は境内奥の岩窟の中にいらっしゃることから、通称「岩屋弁天」と呼ばれている。もう一帯は境内の弁天堂内にある木造の弁財天様。

小さい境内ながら、弁財天様が2体、女性が幸せになる言い伝えのある「おしろい地蔵」も。女性の味方が沢山いらっしゃいますね!

小さいながらも、立派な造りの本堂。境内全体が、ほっとする雰囲気です。
本堂のすぐ右側にいらっしゃる「岩屋弁天」。なんとも近寄りがたい雰囲気のお姿。
山手通り沿いの入口。ここからはちょっと見えにくいですが、本堂はこの道の奥です。
おしろい地蔵。顔にあばたがある娘さんが願掛けをしたら幸せになったとか。
住所東京都目黒区下目黒三丁目 4 番 4 号 Googleマップ
TEL03-3712-6559

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12:55 | D:大円寺<大黒天>

1615年創建の歴史ある寺院。江戸城の裏鬼門を守るためにここに祀られた大黒様は、江戸時代の書物で「家康公のお顔をモデルに彫られた」と言われたもの。小石川の福聚院(ふくじゅいん)大黒天・上野公園の護国院の大黒天とともに「江戸三大大黒天」とされ、昔から親しまれている。

境内には、その他にも、本寺には”生身の釈迦如来”と言われている木造「清涼寺式釈迦如来立像」(国重文)や、行人坂火事の罪滅ぼしで建てられた五百羅漢の石像(都有形)など見どころがたくさん。

大黒様のお顔は、本堂の正面の網の隙間からチラっとだけ見られました!

最大勾配20%、平均勾配16%の激坂として有名な行人坂の途中にあるお寺。ひーはー言いながら登って参拝。
彫刻が立派な本堂。
15000人もの焼死者を出したという行人坂の大火。ここ大円寺が火元となったと言われている。
住所東京都目黒区下目黒一丁目 8 番 5 号  Googleマップ
TEL03-3491-2793

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13:30 | E:妙円寺<福禄寿尊・寿老人尊>

目黒通りから坂を下ったところにある、小さなお寺。もとは、目黒区碑文谷で瀧本采女(1620年没)が建立した妙見堂が起源とされる。1678年、現在の場所に移転。東京大空襲により焼失したが、1954(昭和29)年再建。妙見堂は、その名の通り妙見大菩薩が安置されており、お堂の中に、七福神のうち福禄寿尊・寿老人尊のお二人の像も安置されている。

大変落ち着いた雰囲気のお堂でした。

ビルの間、コンクリート坂の参道を下ると右側にお堂が見える
どっしりとした妙見堂。年始には御開帳され、福禄寿尊・寿老人尊のお姿を拝観できます。
住所東京都港区白金台三丁目 17 番 5 号 Googleマップ
TEL03-3441-3593

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14:15 | F:瑞聖寺<布袋尊>

1671年に完成、江戸で初めての黄檗宗(日本三禅宗の一つ)の寺院。落成時には、天王殿・大雄宝殿(だいおうほうでん)・家塔などが並んでいたがが、2回の火災で被害を受け、現在の大雄宝殿は1747年に再建。江戸市中に残された数少ない本格的仏堂建築で大変貴重なものとされ、東側にある旧通用門と共に、1992年に国の重要文化財に指定。創建350年記念事業として2018年に建て替えられたピカピカの庫裏も美しい。

新庫裏のデザインは隈研吾氏。住職が「木を大事にするデザインが、ウチのお寺のイメージにぴったりだ!」と判断し依頼したとのこと。すごい。

大きく美しい大雄宝殿。堂内正面にいる釈迦如来像はお堂の落成と同時期のもの。布袋様は、堂内右側にいらっしゃいます。
境内の東側にある高麗門形式の通用門も重要文化財。ただし、現在はこちらからは上がってこれない。
庫裏。木をふんだんに使った造りだったり、大きな池があったりして、お寺というよりは美術館。
住所東京都港区白金台三丁目 2 番 19 号 Googleマップ
TEL03-3443-5525

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14:45 | G:覚林寺(清正公)<毘沙門天>

1631年、日延上人により創建された日蓮宗の寺院。日延上人の育ての親は、江戸時代の武将であり優れた土木技術を持っていたとして有名な加藤清正公。清正公に育てられた恩義を感じた日延上人がこの地で清正公をお祀りしたのがこの寺院の始まり。以来、通称「白金の清正公さま」として、古くから多くの人々の信仰を集めている。武神として有名な毘沙門天・武運が強かった加藤清正公、この2人が守る覚林寺に参拝すれば、勝負事に勝つこと間違いなし。

武運が強かった清正公にあやかって、毎年葉菖蒲入りの「お勝守」が授与されています。5/4・5/5限定配布らしいですよ。

国道1号線より山門を入る。ちなみに、目の前にある交差点は「清正公前交差点」という。
毘沙門天は、山門を入って右手、小さな毘沙門堂の中にいらっしゃいます
加藤清正公の位牌を祀る清正公堂。お賽銭箱にも加藤氏の家紋「蛇の目」が描かれています。
清正公といえば長烏帽子形兜。絵馬もカッコいいですね。
住所東京都台港区白金台一丁目 1 番 47 号 Googleマップ
TEL03-3441-9379

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目黒地区の御朱印
白金地区の御朱印。福禄寿尊・寿老人尊は1枚の御朱印で頂けます。布袋尊は、よく見ると布袋様の形をしていますね。
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お散歩案内人プロフィール
街歩きを愛する夫婦

東京下町生まれの夫と、東京在住20年を超える妻。デート代節約のため散歩デートを繰り返すうちに、いつの間に街歩きマニアに。東京23区の散歩コース紹介サイト「明日どこいく?」運営。実際に歩いて作成した散歩コースは100以上。特に好きなジャンルは、御朱印・商店街・建築・庭園・食べ歩き。東京シティガイド検定ゴールドバッジ保有。

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