コース概要
神楽坂~新宿駅にかけて、新宿区の7つの社寺をめぐって七福神巡り。この「新宿山ノ手七福神」は、年始だけでなく、年間を通して七福神めぐりができます。昭和初期に創設されたと伝えられるこのコース、その立地もあってなかなか個性的な社寺が多いです。是非歩いてみてください
【所要時間:約3時間】
【お勧めの曜日:いつでもOK!
※バンズの名店「峰屋」に寄る場合は、火・木・土の12時~を狙ってください】
【お勧めの時期:いつでもOK!】
「浅草名所七福神巡り」の基本情報です。
〇年始に限らず、いつの時期でもお参り可能です。
〇授与品の色紙は、どの社寺でも頂けます。今回は飯田橋駅近くの、善國寺で色紙を購入し、スタートしました。
〇色紙は1,000円(最初の社寺の御朱印料金込み)。その他の社寺の御朱印はそれぞれ400円ずつです。
〇全ての社寺で御朱印を頂ける時間帯は9~17時頃です。
〇弁財天の御朱印を授与頂ける場所は、時期により異なります。1/1~1/7は厳嶋神社(抜弁天)、それ以外の時期は西向天神社です。
〇詳しくは、オフィシャルHPをご参照ください。
- 10:05A:飯田橋駅から出発
(移動:徒歩10分)
- 10:15
(移動:徒歩21分)
- 10:45
(移動:徒歩20分)
- 11:15
(移動:徒歩3分)
- 11:30
(移動:徒歩6分)
- 11:45
(移動:徒歩3分)
- 12:00
(移動:徒歩15分)
- 12:20
(移動:徒歩20分)
- 12:50
(移動:徒歩10分)
- 13:10J:新宿三丁目駅へ到着
今日も一日お疲れさまでした。
コース詳細
10:05 | B:善國寺<毘沙門天>
1595年、池上本門寺第12代貫主である日惺上人により、現在の馬喰町に創建。その後、たびたび火災に見舞われ、1793年には現在地へ移転。ご本尊の毘沙門天は江戸時代より「神楽坂の毘沙門さま」として信仰を集め、芝の正伝寺・浅草の正法寺とともに「江戸三毘沙門」と呼ばれた。本堂の入口左右には、狛犬のように一対の狛虎像が置かれているのが特徴的。江戸時代後期制作のこの虎は、絵馬にも表現されている。
毘沙門天様のお姿は、怒りの相・甲冑をつけ鉾を持った姿ですし、境内には狛虎像と、とても強いものに守られたお寺なのですね。
住所 | 新宿区神楽坂5-36 Googleマップ |
TEL | 03-3269-0641 |
10:45 | C:経王寺<大黒天>
1598年創建の、歴史ある日蓮宗の寺院。開運厄除で有名な大黒天像を祀っている。創建後、度重なる火災から焼失を免れたこの像は「火防せの大黒」とも呼ばれ広く庶民から信仰を集めている。
28代目住職(ニックネーム:ハピネス観章さん)がなかなかの企画マンで、各種メディアにも登場する方。NHK『落語でブッダ』出演/若い頃には「お経でラップする僧侶」としてCNNなど海外メディアでも取り上げられる/日蓮聖人御降誕800年記念事業では、日蓮宗公式PV「進め!サンシャインボーイ」にて、テーマソングの作詞およびPV出演するなど。
寺務所にいらっしゃったハピネス観章さん曰く、「新宿山ノ手七福神めぐり 外伝:福魂7」なるものを2021年から始めていらっしゃるらしい。非常に気になるところです。
住所 | 新宿区原町1-14 Googleマップ |
TEL | 03-3341-1314 |
11:15 | D:永福寺<福禄寿>
1648年開山、禅宗曹洞派の歴史ある寺院。境内には、現在新宿区の文化財に指定されている釈迦如来像・地蔵菩薩像が。お二人とも、本堂等の中でなく、青空の下に座っていらっしゃるのが珍しい。入口は、車通りの多い抜弁天通りからちょっと入ったところにあり少々分かりづらい。が、境内に入ると、周囲の喧騒から離れ、一気に厳かな雰囲気に。
今回の七福神巡りで、一番多くの方が参拝されていました。
住所 | 新宿区新宿7-11-2 Googleマップ |
TEL | 03-3203-8910 |
11:30 | E:厳嶋神社(抜弁天)<弁財天>
1086年、源義家が奥州平定に向かう途中ここに宿営。この地はこの地域で最も高い場所にあり、広島に鎮座する厳島神社に戦勝を祈願。その後、義家は奥州平定を成し遂げ、その帰り、戦勝のお礼のためこの地に神社を建立したと伝えられる。義家がこの地に祈願して苦難を切り抜けたという伝説と、また境内参道が南北に通り抜けできることから「抜弁天」ともいわれ、江戸の六弁天に数えられる。
大きな通りに挟まれた三角地帯に、水が溢れる神社が急に現れるので驚きました。
住所 | 新宿区余丁町8-5 Googleマップ |
TEL | 03-3351-5875 |
11:45 | F:法善寺<寿老人>
1648年、鳥取城主であった松平(池田)伯耆守綱清が創建したといわれる。福禄寿様は境内向かって右側、寺務所の中に祀られている。
また、境内に安置してある七面明神像は、創建の際に池田綱清から献上されたもの。七面明神は、吉祥天女(毘沙門天と鬼子母神との子)が七面山の高座石で信徒に法を説く日蓮のもとに降臨した七面天女で、守護神となったときの姿が竜だったという伝説から生まれた日蓮宗の独自の信仰。
今回の七福神巡りの中で、一番静かで落ち着いた雰囲気の寺社でした。癒されます~。
住所 | 新宿区新宿6-20-16 Googleマップ |
TEL | 03-3351-4080 |
12:00 | G:絶品バンズの名店 峰屋でランチをお持ち帰り
店構えはちょっとした街のパン屋さん、に見えるが、実は、全国のグルメ・バーガー店にバンズを卸している超有名店。この店舗は、バンズ作成・卸の忙しい合間を縫って、様々なパンを焼き上げて小売りしている。訪問した際も、様々なお店のオーダーに沿った多種多様のバンズ(基本的には、米麹や酒種など、体に優しいビーガン素材のもの)がお店の奥で沢山焼かれていた。そのバンズに具を挟んだハンバーガーを作っている最中であることに気づいたなおごんず(妻)、出来上がったそばから3種類購入、お持ち帰り。米麴で作られたバンズはもちもち、たっぷりな食べ応え。挟んでいる具の味も本格的で大満足だった。
住所 | 東京都新宿区新宿6-19-9 Googleマップ |
TEL | 03-3351-6794 |
営業時間 | 12:00〜売り切れ次第終了 |
定休日 | 月曜、水曜、金曜、日曜、祝日 |
12:20 | H:稲荷鬼王神社<恵比寿神>
1831年、大久保村の氏神であった稲荷神と、紀州熊野より鬼王権現(月夜見命、大物主命、天手力男命)を勧請した鬼王神社が合わさり「稲荷鬼王神社」の名称となった。熊野の鬼王権現は現存していないため、今では「鬼王」の名を持つ日本唯一の神社。境内の三島神社には恵比寿神が祀られている。
毎年10月19・20日の大祭「恵比寿祭」では、境内にべったら漬を売る露天などが並び賑わいます。この祭りでべったら漬を買うと金運が付くらしいですよ。
住所 | 新宿区歌舞伎町2-17-5 Googleマップ |
TEL | 03-3200-2904 |
12:50 | I:太宗寺<布袋尊>
1596年頃、僧・太宗が開いた草庵、「太宗庵」が前身とされる。1668年、この地に太宗を開山として太宗寺が創建された。宿場である内藤新宿の中にあったことから、江戸時代より多数の参詣者があり、門前町も大きく発展。本堂の中には、江戸時代作の三日月不動像と共に、昭和初期創設の布袋尊像がある。
境内には、「内藤新宿のおえんま様」として有名な閻魔像や、奪衣婆像、内藤家墓所、切支丹灯籠など、様々な名所がありましたよ。
住所 | 新宿区新宿2-9-2 Googleマップ |
TEL | 03-3356-7731 |
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