【Click!】街歩きガイド はじめました【Click!】

赤坂の神社仏閣で御朱印めぐり 昼さんぽコース

#御朱印#港区#千代田区
なおごんずをフォローする

コース概要

乃木坂駅からスタートし、乃木神社、豊川稲荷東京別院、日枝神社、赤坂氷川神社、虎ノ門金刀比羅宮の5つの赤坂一帯の寺社を巡ります。歴史・由来の陰陽はあれど、いずれも庶民に人気の神社仏閣、是非歩いてみてください。

【所要時間:約3.5時間】
【お勧めの曜日:いつでもOK】
【お勧めの時期:いつでもOK】

https://amzn.to/3jCD10G
SCHEDULE

コース詳細

13:00 | B:忠臣 乃木希典を祀る 乃木神社

明治時代に陸軍大将(総理大臣と同格)であった乃木希典は、明治天皇の崩御を受け妻の静子と共に殉死。その行動に感銘を受けた当時の人びとが乃木邸を訪れるようになり、1923(大正12)年に夫妻の霊を祭った乃木神社が創建された。神社脇の坂はいつしか「乃木坂」と呼ばれるようになった。

時は随分と飛んで2011年、アイドルグループ乃木坂46が結成され、ヒット祈願やメンバーの成人式が乃木神社で行われることから、知名度がさらに上昇。現在では若いファンの方々の参拝も多く、メンバーが書いた絵馬の周りには、普段は神社に来なさそうな(ゴメンナサイ)男の子達の姿が見られる。

境内社の一つに赤坂王子稲荷神社があり、朱の鳥居が並ぶ様子はなかなかの「映え」。訪れた際には是非お参りして行って欲しい。

駅出口から徒歩で数歩。抜群のアクセスなので、普段神社に行かない方も是非。

青い幟は鎮座100周年記念
本殿。素材、建築手法は現代のものだが不思議と貫禄を感じさせる。
境内社の赤坂王子稲荷神社。お約束の連続した鳥居が写真映えします。
乃木神社御朱印
住所港区赤坂8丁目11−27 Googleマップ
TEL03-3478-3001
営業時間授与所・祈願受付所:9時~17時
定休日なし

>>コース概要に戻る

13:15 | C:まさに質実剛健 旧乃木邸

港区の指定文化財。乃木夫妻が殉死するまで実際に住んでいた住居。陸軍大将の格からすると、飾り気が無く簡素なのが特徴的。モデルにしたのはヨーロッパ留学中に見たフランス軍の建物で、装飾よりも合理性を追求した結果現在の形に至ったとのこと。

併設された馬小屋は一転して赤レンガで作られていて華々しい印象。乃木の馬への愛が溢れており、レンガはイギリスから取り寄せるなどこだわりの建物。

乃木神社の境内から入ると、一見ロッジのような外見で、簡素ながらオシャレなのです。

旧乃木邸玄関 木造平屋を黒く塗装しており、質素ながら迫力を感じる
一転してレンガ造りの厩 こちらはオシャレ
都道に面した乃木邸の門。入口のレンガの黒ずみ具合が歴史を感じさせます。
住所港区赤坂8丁目11−32 Googleマップ
営業時間開門 9時~16時

>>コース概要に戻る

13:45 | D:稲荷だが曹洞宗の寺院 豊川稲荷東京別院

「豊川稲荷」とあるが伏見稲荷の分祀ではなく、曹洞宗の妙厳寺の別院である。境内の鎮守として、吒枳尼天(だきにてん)が祀られており、日本の稲荷信仰と習合し現在に至る。何はともあれ、東京別院には鳥居は存在せず、稲荷さんだけど寺院、と覚えておいて欲しい。(本家の豊川稲荷には鳥居があったりしますが。あーややこしい)

神仏習合の代表例は、天照大神(神道)=大日如来(仏教)ですね。

江戸に出来たのは、大岡裁きで知られる大岡越前守が、豊川稲荷より吒枳尼天を勧請し自邸で祀ったのが始まり。セレブのプライベート寺院。その後、庶民の稲荷信仰の高まりを受け定期的に参拝を許すようになり、やがて手狭になったため現在の赤坂の地に移転した。

境内の巨大な狐様が凛々しいのです。必見です。

青山通り沿いの山門
カラフルな幕は五色幕といい、仏教特有のもの
大きな狐様
豊川稲荷の御朱印
住所港区元赤坂1丁目4−7 Googleマップ
TEL03-3408-3414
営業時間9時~16時
定休日なし

>>コース概要に戻る

14:00 | E:稲荷でいなりずしを買う 家元屋

豊川稲荷の敷地横には数件の土産物屋がある。そのうちの一軒、明治3年創業の家元屋さんではいなり寿司が名物。その場で食べるもよし、お土産にするもよし。お値段は5個入りで600円。味は非常にジューシー。お出汁の味が美味しい。また持ち帰りを考慮し、汁がこぼれない様に密封していただけるのもありがたい。

お土産とは知らずに、子供が3個食べてしまいました。「すげー美味かった」とのことでした。

昔ながらのいなり寿司
暖簾の奥で絶賛いなり作成中
機械で密閉してくれるので心配なく持ち帰れます
住所港区元赤坂1丁目4−7 Googleマップ
TEL03-3408-2605
営業時間10時~16時半
定休日なし

>>コース概要に戻る

14:20 | F:エスカレーターの上は別世界 日枝神社

日枝神社、または山王日枝神社と呼ばれる。江戸城の鎮守で裏鬼門を守る役割を担う。なお通常の鬼門を守るのは神田明神と浅草寺とされている。

「山王」ということは滋賀県大津の日吉大社系列(分霊)なので、鳥居はお馴染みの三角形が乗った山王鳥居。外堀通りからは石段に沿ってエスカレーターがあり、足腰に不安がある方でも安心。風情がやや薄目の現代型神社と思わせておいて、上まで登ると別世界。大きな木々、朱の楼門、本殿、玉砂利と、伝統的な神社の風景が広がる。

また、6月に行われる祭りが有名で、神田明神の神田祭と併せて「天下祭」と呼ばれる。

エスカレーターから上がった先、少し遠回りして、右にある山門から参拝するといいですよ。

山王鳥居と左右のエスカレーター
山門より境内をのぞむ
平日の昼から行列 人気は健在
山門にいる猿の神様
日枝神社御朱印 おまけの授与品も頂きました
住所千代田区永田町2丁目10−5 Googleマップ
TEL03-3581-2471
営業時間授与所・朱印所 8時~16時
定休日なし

>>コース概要に戻る

15:00 | G:神社要素が詰まった神社 赤坂氷川神社

神社の風景と言えば何を思い出すだろうか。鳥居、うっそうと茂った鎮守の森、趣のある参道、石段、御神木、門、本殿、全て高いレベルで揃っているのが、この赤坂氷川神社。23区内最高峰の神社空間と言っても過言ではない。

神社の設立は951(天暦5)年。赤坂一帯の鎮守。「厄除」「縁結び」の御利益が有名。日枝神社と並び「東京十社」の一つでもある。現在の本殿は1730(享保15)年建立で、東京都の有形文化財。他にも江戸時代の狛犬など当時のものが多く残されており、歴史を感じることができる。

この参道が最高なのです
拝殿。左にある雨よけの唐草模様?の装飾が面白い
山門から拝殿をのぞむ
見えにくいが、山門の上を見上げると龍がいる
氷川神社御朱印
住所港区赤坂6丁目10−12 Googleマップ
TEL03-3583-1935
営業時間社務所受付 9時~17時
定休日なし

>>コース概要に戻る

15:55 | H:ビルの中の丸金紋 虎ノ門金刀比羅宮

1660年、讃岐国丸亀藩主であった京極高和が、地元の金刀比羅宮を江戸藩邸へ勧請したのが歴史のはじまり。その後、庶民からの人気に応え一般人の参拝を許可し現在に至る。虎ノ門には1679年から鎮座しているので相当な古株。現在の社殿は戦後1951年に再建されたもの。古来の建築技法が随所に用いられ、東京都選定歴史的建造物にも指定されている。

讃岐の金刀比羅宮と同じ、丸の中に「金」が入った紋が各所に見られ、本家に参拝した気分になれる点は嬉しい。また、社務所が入っている26階建て虎ノ門琴平タワーを共同所有。会社ではないが「自社ビル」を持っているビジネス上手な面もある。

神社なのだが歴史上、金毘羅大権現として神仏習合していたこともあり、仏教色の幟が立っている
龍、亀が彫られた銅鳥居
左のビルが「自社」ビル
金刀比羅宮御朱印
住所港区虎ノ門1丁目2−7 Googleマップ
TEL03-3501-9355
営業時間9時~16時(平日は17時まで)
定休日なし

>>コース概要に戻る

https://amzn.to/3jCD10G
お散歩案内人プロフィール
街歩きを愛する夫婦

東京下町生まれの夫と、東京在住20年を超える妻。デート代節約のため散歩デートを繰り返すうちに、いつの間に街歩きマニアに。東京23区の散歩コース紹介サイト「明日どこいく?」運営。実際に歩いて作成した散歩コースは100以上。特に好きなジャンルは、御朱印・商店街・建築・庭園・食べ歩き。東京シティガイド検定ゴールドバッジ保有。

なおごんずをフォローする
明日どこいく?(あすどこ・明日どこ)

コメント

タイトルとURLをコピーしました