コース概要
日蓮宗の大本山として有名な池上本門寺を訪ねます。重要文化財である五重塔や人気プロレスラーだった力道山の墓所があることで知られていますが、本門寺周辺を歩いてみると、賑わいのある門前の商店街など、池上の街の良さがじわりと分かってきます。池上名物「久寿餅(くずもち)」も頂きます!地元の人々に愛される門前町、池上を是非歩いてみてください。
【所要時間:約2.5時間】
【お勧めの曜日:水曜以外】
- 10:05池上駅から出発
(移動:徒歩10分)
- 10:15
(移動:徒歩5分)
- 10:20
(移動:徒歩5分)
- 10:35
(移動:徒歩3分)
- 10:50
(移動:徒歩3分)
- 10:55
(移動:徒歩12分)
- 11:15
(移動:徒歩8分)
- 11:45
(移動:徒歩10分)
- 12:25
(移動:徒歩8分)
- 12:35池上駅へ戻る
今日も一日お疲れ様でした。
コース詳細
10:15 | 本門寺通りを散策 名物「久寿餅」をお土産に
池上駅前から池上本門寺に向かう本門寺通りをぶらり。飲食店のほかに、せんべいなどの和菓子店・生花店などの老舗が軒を連ねる。もちろん、池上本門寺の名物、「久寿餅(くずもち)」の名店もある。
くずもち、と言っても、池上の「久寿餅」は、葛入りではなく小麦のでん粉を一年じっくりと乳酸発酵させて作られるもの。今回は、池上の久寿餅屋として有名な藤乃屋さんでくずもちをお土産に購入。包丁で切れ込みを入れるとその弾力が強いことがよくわかる。さらりとした黒蜜と、砂糖入りのきな粉が弾力のあるもちにマッチして、とても美味!ペロリと平らげてしまった。もっとたくさん買って帰ればよかった。
住所 | 東京都大田区池上4丁目25−7 Googleマップ |
TEL | 03-6875-7088 |
営業時間 | 9:30~17:00 |
定休日 | なし |
10:20 | 池上本門寺 境内に到着 展望台からの景色がすごい!
本門寺の入口の総門は、元禄年間の建築と伝えられる。長い間、素木の門として親しまれてきたが、平成30年、塗装痕跡調査に基づいて建立当初の黒門としての姿を復原した。大きくて立派な門に圧倒される。
その先にある此経難持坂(しきょうなんじざか)は、築城家としても有名な加藤清正公の寄進によるもの。末法の世に法華経を守ることの困難さと石段を上ることの苦しさを対比させ、経文を称えながら上れば自然にのぼれる、と言い伝えられている。実際に登ってみたが、経文を唱えながらでは息が上がってしまって無理。一方で、イヤホンで電話しながら階段トレーニングする強者が。私たちにはとても真似できません。
池上会館屋上展望台へ。一気に視界が開け、南には蒲田・川崎の街、北には池上本門寺・五重塔が見える。よーく目を凝らしてみると横浜のランドマークタワーも。空気が澄んでいる日なら富士山まで見渡せるらしい。隠れた名スポット。
住所 | 東京都大田区池上1丁目32−8 Googleマップ |
TEL | 03-3753-2241 |
営業時間 | 常時 |
定休日 | 年末(12月29日から12月31日) |
10:35 | 池上本門寺 大堂へ参拝 心願成就のご利益を頂く
日蓮宗の大本山。池上本門寺はもともと、1282年、日蓮聖人が61歳でご臨終された霊跡。生涯最後の20数日間を過ごしたこの地の一つの建物を、生前の日蓮聖人が開堂供養し、長栄山本門寺と命名したのが池上本門寺の起源とされる。現在の大堂は、昭和20年の空襲で焼けてしまった旧大堂を、昭和39年に鉄筋コンクリート造で再建したもの。ちなみに、旧大堂は、加藤清正公が此経難持坂と同時期に建立したもの。間口25間(約45m)の堂々たる大建築で、縁の下も清正公が兜をかぶったまま通ることができたと伝えられている。清正公の兜って、確かカブトムシのように角が大きかったはず。旧大堂の大きさがうかがえる。
大堂横の経蔵は、建造年月不明であるが、少なくとも1784年に再々建したという記録は残っているほどの歴史ある建物。大堂とは独立しているため、昭和20年の空襲の際も焼けずに残った。江戸中期の本格的かつ大型の経蔵で、これほどのケヤキ造りの建物は大変貴重なものだそう。
住所 | 東京都大田区池上1丁目1−1 Googleマップ |
TEL | 03-3752-2331 |
営業時間 | 10:00~16:00 (境内立ち入りは自由) |
定休日 | なし |
11:50 | 関東に現存する最古の五重塔を見学
1607年、江戸幕府2代将軍秀忠公が建立・寄進した建物。中近世過渡期の五重塔として貴重な特徴を有している。経堂と同じく、昭和20年の大空襲でも焼け残った。1911(明治44)年に国の重要文化財に指定。
この五重塔は、先ほど訪れた展望台からもよく見える。5つの階層がほぼ同じ程度の大きさで、すっと上に伸びたフォルムが何とも凛々しく感じられて、大変素敵。
住所 | 東京都大田区池上1丁目1−1 Googleマップ |
11:55 | 力道山墓所で腕組みをして記念撮影
池上本門寺、墓所の奥の方に力道山の墓所がある。池上本門寺隣に自宅があった縁と言われる。「力道山の碑」と書かれた大きな石碑と、腕組みをした銅像が出迎え、その奥に墓石がある。
銅像の作成者がプロレスファンなら誰もが知るメンツが並んでおり、梶原一騎、真樹 日佐夫の兄弟から始まり、天龍、秋山の全日系レスラー、初代タイガーマスクの佐山サトルも名を連ねる。力道山の孫、百田力の名前もある。巣鴨にある闘道館は天国のようなお店で、いつか一階に展示してある激レアものを購入するのが夢。胸像だけで一時間は語れそう。
訪問時はお彼岸だったこともあり、なおごんず(夫)以外にもプロレスファンが数人。順番待ちしながら墓参をしつつ胸像と一緒に写真をパチリ。
住所 | 東京都大田区池上1丁目1−1 Googleマップ |
11:15 | 池上梅園を散策 森林浴・日本庭園を楽しむ
池上本門寺の裏手に広がる小高い丘を利用した庭園。園内にはウメが30種余り植えられており、初春の梅のシーズンに開催される梅まつりには毎年沢山の観光客が訪問する。その他、斜面一面のツツジをはじめとする50種の樹木や、日本庭園・茶室・和室の施設もある。
訪問時は初秋のシーズンだったため、当然梅の香りはしなかったが、たくさんの木々に囲まれて森林浴を楽しむことができた。丘陵を登ると、見晴台から川崎の街を一望できる。園内の日本庭園・家屋も素晴らしく、着物を着て写真を撮ると映えること間違いなし。
住所 | 東京都大田区池上二丁目2番13号 Googleマップ |
TEL | 03-3753-1658 |
入園料 | 大人(16歳以上65歳未満):100円 小人(6歳以上16歳) :20円 |
営業時間 | 午前9時から午後4時30分(入園は午後4時まで) |
定休日 | 2月・3月を除く月曜、年末年始(月曜日が休日の場合は次の平日) |
11:45 | 古民家カフェ蓮月でお茶 どこを撮っても写真映え!
池上梅園のそばの木造建築のお店。昭和初期から、そば屋「蓮月庵」として長く営業していたお店が、2014年、そば屋としては閉店。その後、カフェとして再び開店したもの。店内は昭和の古い雰囲気を残したままリノベしており、その懐かしい雰囲気と素敵すぎるカフェメニューに惹かれ、今や「映える写真」を撮りたい若者が集う注目のカフェとなっている。ランチプレート・ハンバーガー・サンドイッチなどの食事、フレンチトースト・マフィンなどの見た目楽しいスイーツのほか、ソーダ、池上・大森のクラフトビールまでいただける。
そのレトロな外観に吸い寄せられるように、11時半の開店直後から続々とお客さんが集まり、1階のテーブル席はあっという間に満席。池上らしいものを頼もうよ、と「池上ビール」「蓮月ソーダ」を注文。まずは写真を撮ってから頂こう、とふと横をみると、同じようにビールとソーダを頼んで写真を撮りまくるカップルが。その気持ち、よくわかります。
住所 | 東京都大田区池上2-20-11 Googleマップ |
TEL | 03-6410-5469 |
営業時間 | 11:30〜18:00 (ラストオーダー17:30) |
定休日 | 水曜日休みが多い。詳細はお店のHPを参照 |
12:25 | 活気ある池上駅前商店街をぶらり 昔を思い出すお店も
50年以上前から続く、池上駅北側に東西に伸びる商店街。沿道には商店会加盟店だけでも30店舗以上のお店が並ぶ。実際に歩いてみると、小さいお子さんから池上マダムまで、幅広い世代に対応した店舗が多い。さらに、大手飲食チェーン・ラーメン・牛丼・焼肉・ハンバーガーや携帯ショップ・100円均一ショップ・薬局・学習塾なども所狭しと出店しており、この商店街に来れば日頃の買いものには困らないだろう。人通りの多さも納得。
住所 | 東京都大田区池上6丁目3 Googleマップ |
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