コース概要
「台東区浅草」の地名がつくエリアをぐるり周遊するコース。仲見世を眺めつつ浅草寺・浅草神社へ参拝、その後奥浅草エリアから浅草寺西側エリアへ。昭和から続く喫茶店の名店にも立ち寄り、最後は展望台から歩いてきたエリアを眺めます。是非歩いてみてください。
【所要時間:約3時間】
【お勧めの曜日:月・木・金・土・日】
- 12:45A:浅草駅から出発
(移動:徒歩5分)
- 12:50
(移動:徒歩15分)
- 13:05
(移動:徒歩3分)
- 13:20
(移動:徒歩8分)
- 13:45
(移動:徒歩8分)
- 14:00
(移動:徒歩7分)
- 14:20
(移動:徒歩5分)
- 14:30
(移動:徒歩5分)
- 14:45
(移動:徒歩8分)
- 15:20
浅草駅へ帰りましょう。今日も一日お疲れ様でした。
コース詳細
12:50 | B:浅草の街の玄関口 浅草仲見世商店街を散策
東京観光の象徴ともいえる雷門から始まる商店街。1700年頃、浅草寺の境内の掃除を江戸幕府から課せられていた近隣住民が、境内や参道に出店を許可されたことから始まったとされる。現代では、約250メートルの石畳の通り沿いに、計89店舗が立ち並ぶ。海外からの観光客はもちろん、日本人であっても「おおー!」と言ってしまうほど、圧倒的な賑やかさを誇る。お土産購入はもちろん、買い食いを楽しむ観光客も多い。昔からの浅草の名物、芋きん・人形焼き・お団子・揚げ饅頭に加え、「映えスイーツ」ブームに乗り、苺をトッピングしたお団子・わらび餅ドリンク・抹茶クレープなど、いくら挙げてもキリがない。
住所 | 東京都台東区浅草1丁目36−3 Googleマップ |
TEL | 03-3844-3350 |
営業時間 | 9時半頃~18時半頃(店舗により異なる) |
13:05 | C:浅草といえばここ、浅草寺
628年、隅田川の漁師の網に一体の観音像がかかり、645年、観音像をまつるための観音堂を建立。仏教公伝(仏教伝来)が6世紀半ば頃、と考えると、伝来初期からの歴史を誇る寺院ということになる。また、雷門から浅草仲見世通りを通り浅草寺へお参りする参道は、日本が世界に誇る一大観光スポットとなっている。文化財としても価値が高く、浅草寺二天門(江戸前期)、浅草寺伝法院(江戸後期)が重要文化財に指定されている。
住所 | 東京都台東区浅草2丁目3−1 Googleマップ |
TEL | 03-3842-0181 |
営業時間 | 本堂の開堂:午前6時~午後5時(10月~3月の開堂時間は午前6時30分 御朱印対応:午前8時~午後5時(本堂西側にある影向堂にて対応) |
13:20 | D:三社祭でも有名 浅草神社を参拝
神仏分離前は浅草寺と同じ組織。よって由来も同じで628年、隅田川の漁師の網に一体の観音像がかかった事から始まる。祭神は土師真中知命、檜前浜成命、檜前武成命とあまり聞かない名前が並ぶが、彼らこそが、観音像を拾った漁師と相談した村の僧。観音像への信仰が高まるにつれ、後世に神社が作られ、郷土のヒーローを神様として祀った、ということらしい。
例祭は700年以上の歴史を誇る「三社祭」。江戸三大祭りの一つとされる。やんちゃなおにーさん達が威勢よく神輿を担ぐ光景が名物。
住所 | 東京都台東区浅草2丁目3−1 Googleマップ |
TEL | 03-3844-1575 |
営業時間 | 9時〜16時半 |
13:45 | E:奥浅草エリア 昭和から続くグルメの名店探し
浅草寺・浅草神社の北側、住宅地の中にグルメの名店が点在するエリア。浅草見番・料亭街が立ち並ぶエリアとして昔から賑わっていたエリアであったが、そのレトロ感に引かれるように観光客が集まり始めている。今回ご紹介する名店たちはいずれも行列必至の人気店。このエリアを散策して、名店の味に舌鼓を打ってみては?
『グリル佐久良』は1967年創業。「とろけるような」が誇張表現ではないほどトロトロな絶品ビーフシチューが名物。あのグルメ漫画「孤独のグルメ」でも登場した名店。『釜めし むつみ』は1968年創業。現在3代目がお店の味を守っている。2階のお座敷でもその絶品釜めしをゆっくり味わえる。喫茶の老舗『ロッジ赤石』は1973年創業。昭和レトロな雰囲気が本当に素敵。昭和に流行ったテーブルゲームの席まである。エビカツサンド・ナポリタンが絶品。『千葉屋』は1950年創業の大学芋専門店。大学芋の他、大学芋をチップスにした切揚も大人気。
住所 | <グリル佐久良>東京都台東区浅草3-32-4 Googleマップ |
電話番号 | 03-3873-8520 |
営業時間 | 11時30分~14時、17時~20時頃 |
定休日 | 毎週火曜、第2・4水曜 |
14:00 | F:浅草ひさご通り 牛鍋の老舗・伝統工芸のメッカを見学
1924(大正13)年より、浅草寺から吉原遊郭へ通じる道として繁栄。「ひさご」とはひょうたんのこと。かつては商店街入口向かいにひょうたん池があったため。現在は、南北約180メートルの沿道の両側におよそ50店舗が軒を連ねる賑やかな商店街となっている。
商店街での老舗といえば、牛鍋(すきやき)の名店、浅草米久本店。なんと1886年創業!にもかかわらず、上の牛鍋(野菜・玉子付)を3,160円で頂けるというコスパ最高のお店。行列必至のお店なので、時間に余裕をもって行くことをお勧め。
商店街の中にある江戸たいとう伝統工芸館もお勧め。浅草周辺で今も制作が続けられている江戸の伝統工芸を広く紹介することを目的に平成31年にオープン。江戸簾・東京桐たんす・江戸指物など、約48業種250点余りを常設展示している。実際にその工芸品を作っている職人さんの連絡先も入手できるので、気に入った工芸品があったら連絡してみよう。
住所 | <浅草米久本店>東京都台東区浅草2丁目17−10 Googleマップ |
電話番号 | 03-3841-6416 |
営業時間 | 12時~21時 |
定休日 | 水曜 |
14:20 | G:常時お祭りのような賑わい 浅草西参道商店街を散策
1954(昭和29)年、浅草寺観音本堂から浅草公園六区興行街までの間を結ぶ通りとして整備された歴史ある商店街。2013年、西参道商店街は“お祭り商店街・西参道”としてリニューアル。踊り衣装・小道具の老舗を中心に、全国のお祭り情報を内外に発信。商店街の中は、老舗・新しい店舗総出で、商店街の賑わいを盛り上げようという勢いがすごい。グルメ・東京土産・江戸小物・金魚すくいのお店まで揃い、常時「お祭り」中のような賑やかさ。
住所 | <花月堂 本店>東京都台東区浅草2丁目7−13 Googleマップ |
電話番号 | 03-3847-5251 |
営業時間 | 9:00~16:30 |
定休日 | なし |
14:30 | H:日本一の劇場歓楽街 六区ブロードウェイ商店街を散策
全長約300m、幅12mの通り沿いに、劇場やお店がぎっしりとひしめいている賑やかな商店街。1884(明治17)年、この一帯には区画番号「六区」が付けられた以降、見世物小屋から始まって、現在でも演芸場・映画館・劇場などの娯楽施設が多く立ち並んでいる。浅草ロック座・浅草演芸ホール・東洋館などの劇場を中心に大変な賑わい。エノケン・松竹演芸場の浅香光代・フランス座のコント55号やツービートなどのスターを生み出した歓楽街としても有名。
住所 | <浅草演芸ホール>東京都台東区浅草1-43−12 Googleマップ |
電話番号 | 03-3841-6545 |
営業時間 | 昼の部:10時半~16時半 夜の部:16時40分~20時40分 |
定休日 | なし |
料金 | 大人:3,500円 大人:3,500円 学生:3,000円 小人:2,000円 |
14:45 | I:昭和の歴史香る喫茶ハトヤでほっと一休み
創業は大正時代、この場所で営業を始めたのが1927(昭和2)年という老舗喫茶店。入口の昭和レトロ感たっぷりな看板に吸い込まれるように入店。狭い間口の店内には、4人席3つ、2人席4つのテーブルがぎっちりと配置されており、常に満員状態で回転している状態。今回は、戦前から作られているという名物ホットケーキと、ブレンドコーヒーを注文。ふわふわのホットケーキはシンプルながら昔ながらの美味しさ。焼き色が綺麗で、バターとメープルシロップをたっぷりなじませて頂くと子どものころに返ったよう。コクのあるコーヒーとの相性もバッチリ。
住所 | 東京都台東区浅草1-23-8 Googleマップ |
電話番号 | 03-3844-5313 |
営業時間 | 10時00分~17時30分 |
定休日 | 不定休 |
15:20 | J:浅草文化観光センター 屋上の展望台から浅草の街並みを振り返る
もとは1985年に開業した観光センター。老朽化が進んだことから、2012年にリニューアルオープン。設計は隈研吾。平屋の家屋を縦に積み重ねたようなデザイン。1階は各国語に対応する案内カウンター・2階は観光情報センター・7階は台東区のみどころなどの展示スペースとなっている。8階は無料の展望テラスとなっており、北(浅草寺方面)・東(隅田川方面)が一望できるスポット。ここまでぐるりと周遊してきたエリアを眺められる。
住所 | 東京都台東区雷門2丁目18−9 Googleマップ |
電話番号 | 03-3842-5566 |
営業時間 | 9時00分~20時00分 |
定休日 | なし |
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