【Click!】街歩きガイド はじめました【Click!】

春を感じながら福を呼び込む 「江戸・日本橋初午めぐり」初午の日の昼さんぽコース

#御朱印#食べ歩き#中央区
なおごんずをフォローする

「初午」とは?

稲荷社の祭の日である、2月の最初の午の日。初午祭に初午詣する参詣者が訪れ、これを雑節の一つとすることがある。2回目の午の日を二の午、3回目を三の午と言う。
旧暦で行う事もあり、その場合は新暦の3月となる。

稲荷社の本社である伏見稲荷神社のご祭神・宇迦御霊神が、伊奈利山へ降りた日が和銅4年2月7日(711年2月28日)であったとされ、この日が初午であったことから、全国で稲荷社を祀る。
初午はその年の豊作祈願が原型で、それに稲荷信仰が結びついたものである。
「初午いなり」といい、稲荷寿司を供える風習もある。(Wikipediaより)

コース概要

お稲荷様は、江戸時代から「町人の街」として賑わっていた日本橋の街中にも点在し、現代まで街と町人を見守ってきました。今回、3/1(旧暦・初午)から始まる「江戸・日本橋初午めぐり」の初日に参加します。途中、いなりずしの名店にも立ち寄ります。日本橋で、春を感じつつ福を呼び込みながら是非歩いてみてください。

【所要時間:約3時間】
【お勧めの曜日:いつでも!】
【お勧めの時期:令和5年の初午めぐりは、3/1(旧初午)〜3/25(三の午)】

https://amzn.to/3J1Ddk1

「江戸・日本橋初午めぐり」の基本情報です。

〇令和5年の初午めぐりは、3/1(旧初午)〜3/25(三の午)に開催されます。

〇6社共通の色紙などはありません。

〇どの神社からでも始められます。私は、日本橋駅からスタートし、ぐるっと周って日本橋駅へ戻るコースで巡りました。

〇神社自体は、新暦・旧暦の初午の時期に限らず、いつでもお参り可能です。

オフィシャルHPもご参照ください。

SCHEDULE

コース詳細

10:10 | B:【宝くじ・チケット当選祈願】福徳神社(芽吹稲荷)

古くは清和天皇(859年頃)からこの地に鎮座していると伝わる。徳川家康公も数度にわたって参詣した記録もある由緒正しい神社。銀座三越・コレド室町など高く堂々としたビルに囲まれて鎮座している境内の雰囲気は、ここだけ異空間に迷い込んだ印象を受ける。建物の高さでは負けるが、歴史では周りの大きなビル群よりはるかに大先輩ということになる。江戸時代、由緒正しい寺社に限り販売を許されていた富くじ(宝くじ)が行われていた神社。現代でも、宝くじ・チケットの当選祈願にご利益がある神社として知られる。

御朱印授与は10時からなのでご注意を。新旧初午時期の限定配布で「初午祭神璽」が授与頂けます。

ビルの谷間に、急に鳥居が出現
周りは高い建物ばかり。狐さんがお出迎え。
新暦の初午の時期から期間限定授与している神璽。旧暦の間も頒布中。
住所東京都中央区日本橋室町2-4-14 Googleマップ
TEL03-3276-3550
営業時間9:00~17:00 (御朱印受付10:00~15:00)
定休日なし

>>コース概要に戻る

10:40 | C:【開運招福、商売繁盛、宝くじ祈願】椙森神社

創建は1,000年以上前。藤原秀郷が平将門の乱鎮定のためここで戦勝祈願し、戦後に白銀の狐像を奉納したと伝わる古社。福徳神社同様、江戸幕府公認で富くじ販売しており、それをしのんで境内には石碑「富塚」が立っている。10月3日と毎月13日を”富の日”に制定し、その日には限定「富」御朱印が頂けることでも知られている(更に金曜日の場合、御朱印も「金」の字になるというありがたいご利益付き)

「初午祭お守り」を期間限定頒布中です。通常時期や、新暦の初午では授与頂けないものですよ!初午の御朱印は、旧暦・新暦を通じて同じものを授与頂けます。

ビルに囲まれた小さい神社にもかかわらず、人がひっきりなしで来ます
銅板葺きよりさらに明るい、エメラルドグリーン色の屋根に、白い壁の拝殿。綺麗ですね。
冨塚には、祈願中に宝くじを置いておける三方まで設置されていました。
旧暦の初午時期のみ、限定配布される御守りがありました。新暦の初午時期は配布しないのでご注意を。
住所東京都中央区日本橋堀留町1-10-2  Googleマップ
TEL03-3661-5462
営業時間9:30~17:00

>>コース概要に戻る

11:05 | D:【五穀豊穣、商売繁栄】笠間稲荷神社

創建は江戸時代の幕末の頃。この地に下屋敷があった笠間城主牧野家が、茨城県の笠間稲荷の分霊をお屋敷の稲荷社と合祀したのが始まり。初午の日にはお屋敷の門戸を開放し、日本橋の町民の参拝を許すようになり、以降、牧野家や日本橋の魚河岸の守護神として身分を問わず信仰を集めた。

旧暦の初午の時期限定でお狐様の絵馬が頂けます。自分で目を書くようになっていますよ。御朱印は通常のものを書いて頂けますが、由緒書きがいつもより可愛いらしいものを頂けます。

下屋敷の中にあった神社だけあって、敷地は少々小さめ。地元庶民に愛された稲荷社という佇まいです。
沢山のお狐様がお出迎えしてくれます。
目を自分でかけるなんて可愛らしいじゃないですか♪
御朱印と共にいただける由緒書き。可愛いお狐様・梅の花仕様で萌えますね。
住所東京都中央区日本橋浜町2丁目11−6 Googleマップ
TEL03-3666-7498
営業時間9:00~17:00

>>コース概要に戻る

11:22 | E:【徳運向上、勝運災除】末廣神社

少なくとも1596年には鎮座していたと伝わる。江戸時代、神社周辺に幕府公認の遊郭(吉原)が開かれ、この神社も鎮守様として篤い信仰を受けた。1657年の明暦の大火により吉原が焼失、浅草へ移転した後も、地域住民からの信仰は篤く、跡地の鎮守様として一帯を見守り続けている。境内には、女性や子供、働く人々をお守りする「養母世稲荷」という女性の神様もお祀りしている。また、様々な徳を授け高める力があるといわれる「満願成就 末廣徳の石」も見どころ。

この神社は珍しく、この旧暦初午めぐりが始まる前から、初午祭を旧暦だけ執り行っていたそう。旧暦初午のみ先着頒布されるお箸・稲荷ずしも、御朱印に初午のスタンプを押して授与頂けるのも、旧暦初午の時期だけです。

狭い間口ながら石造りの立派な参道。「末廣」という社号が、もう既に縁起が良いですよね!
奉納されたものもたくさん。会津の名酒「末廣」からも美味しい日本酒も。
満願成就 末廣徳の石。決められた参拝作法がありますが、すぐ横に丁寧な案内があるのでご安心を。
養母世稲荷にもお参りできます。
3/1限定、先着順配布のいなり寿司とお箸。お稲荷様にお供えしたお下がりを頂戴できました♪いなり寿司は、この後行く志乃多寿司さんのもの。
住所東京都中央区日本橋人形町2丁目25−20 Googleマップ
TEL03-3667-4250
営業時間9:00~17:00(授与所は対応できない場合あり).

>>コース概要に戻る

11:40 | F:人形町 志乃多寿司總本店のいなりずしを食べて福を呼び込む

1877(明治10)年、日本橋人形町に創業した寿司のテイクアウト専門店。明治維新後に武士でなくなった初代店主が、自分が好きだったいなり寿司を「志乃多」と名付け販売。以来、人形町の地で、昔ながらの製法を守りながら手作業で美味しいいなりずしを作り続けている。

今回、「五色巻詰め合わせ」「のり巻志乃多いなり」をテイクアウトして自宅で頂く。いなり寿司はちょっと小ぶりで食べやすく、おあげに優しいお味がジュワっと染みていて本当に美味。

さすが、末廣神社さんに奉納されるだけあります。お稲荷様も、喜んで召し上がって頂けたことでしょう。

天気の良い日は、店頭や通り沿いにあるベンチで頂くのもアリですね♪
完成までに3~4日かける拘りのいなりずし。かんぴょう巻き・太巻きもとても美味しかったです。
ずらりショーケースにならんだお寿司たち。変わりいなり寿司、押し寿司も美味しそうでした。
住所東京都中央区日本橋人形町2丁目10−10 Googleマップ
TEL03-5614-9300
営業時間10:00〜18:00
定休日なし

>>コース概要に戻る

11:55 | G:【商売繁盛】松島神社

1585年創建の古社。当時、この一帯は入江であり、松が茂った島があったことから「松島」と呼ばれていた。この地に住んでいた柴田という一族が邸内社を設け、地域に一般公開されからは「松島稲荷」と呼ばれていたそう。江戸時代に入り、入江を埋め立てて武家屋敷を作るため、全国から職人が集められた。彼らはそれぞれの故郷の神々を合祀したがったことから、大国様をはじめなんと14柱もの祭神を祀っている。11月に開催される酉の市では多くの人で賑わい、「日本橋のおとりさま」としても有名。

以前は、初午祭は新暦のみで開催。今年の初午めぐのタイミングに合わせ、今後は旧暦のみで開催することにしたようです。旧暦初午の時期限定の特別御朱印を頂けます。

ビルの1階に埋もれる感じで鎮座されています。こちらもどんどんと参拝者が訪れて来て驚きました。
参拝時は祭事の最中でした。隣の授与所でウロウロしていたら、御朱印対応して頂けました。
住所東京都中央区日本橋人形町2丁目15−2 Googleマップ
TEL03-3661-5462
営業時間9:00~17:00

>>コース概要に戻る

12:20 | H:【商売繁盛、学問向上、安産祈願】日本橋日枝神社

永田町にある日枝神社の摂社・御旅所。1590年、徳川家康の江戸入府に伴い、この地に日枝神社の神輿が安置されたのが神社の起源(神輿・山車等を安置した場所のことを御旅所(おたびしょ)という)。山王祭では、永田町の本社とこの神社の間を神輿や山車が周ることで知られている。ご祭神も永田町の日枝神社と同じで、ご利益も、商売繁盛・安産祈願など幅広い。

江戸時代の境内には、稲荷社・天満宮などが建立されていた。1928(昭和3)年に現在の社殿を造営する際に稲荷社も境内末社として合祀され、今に至っている。

稲荷社は日枝大神様に合祀されているので、お稲荷様単独の御朱印はなく「山王御旅所 日枝神社」の御朱印のみだそうですよ。

ビルの間の参道の先に、立派な鳥居が見えます
まわりをビルに囲まれた、ここだけ空気が違う場所。
永田町の日枝神社と同じ神様が祀られています。
天を仰ぐ狛犬。運気も上向きになりそうですね!
住所東京都中央区日本橋茅場町1丁目6−16 Googleマップ
TEL03-3666-3574
営業時間8:00~17:00

>>コース概要に戻る

https://amzn.to/3meDGqi
お散歩案内人プロフィール
街歩きを愛する夫婦

東京下町生まれの夫と、東京在住20年を超える妻。デート代節約のため散歩デートを繰り返すうちに、いつの間に街歩きマニアに。東京23区の散歩コース紹介サイト「明日どこいく?」運営。実際に歩いて作成した散歩コースは100以上。特に好きなジャンルは、御朱印・商店街・建築・庭園・食べ歩き。東京シティガイド検定ゴールドバッジ保有。

なおごんずをフォローする
明日どこいく?(あすどこ・明日どこ)

コメント

タイトルとURLをコピーしました