コース概要
東京23区の東のはし、埼玉県・千葉県と接する水元公園。今回は、最寄り駅の金町駅から水元公園へぐるりと散策します。江戸川沿いを歩き、地元の鎮守様に挨拶、広大な水元公園を歩いたあとは、世にも珍しい「しばられ地蔵尊」にもお参りします。是非歩いてみてください。
【所要時間:約2.5時間】
【お勧めの曜日:3~10月は月曜以外、11~2月は土・日・祝日】
【お勧めの時期:いつでも!】※水元さくら堤は、桜満開の時期がお勧めです。
今回のコースは全長9kmと少々長めです。歩き易い靴をお忘れなく!
- 9:45A:金町駅から出発
(移動:徒歩16分)
- 10:00
(移動:徒歩14分)
- 10:15
(移動:徒歩30分)
- 10:55
(移動:徒歩14分)
- 11:12
(移動:徒歩5分)
- 11:20
(移動:徒歩5分)
- 11:30
(移動:徒歩10分)
- 11:40
(移動:徒歩7分)
- 11:50
(移動:徒歩20分)
- 12:20J:金町駅へ戻る
今日も一日お疲れ様でした。
コース詳細
10:00 | B:フォルムが可愛らしい 金町浄水場取水塔を外観見学
江戸川沿いを散策するとぽつんと見えてくる、レンガ造り・三角トンガリ帽子の可愛らしい建物。昭和16年に完成して以来、隣にあるドーム型の取水塔(通称「ハット」)と共に、金町浄水場へ導水している。
漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』にも登場。金町のシンボル的存在の建物です。
住所 | 東京都葛飾区金町浄水場 Googleマップ |
10:15 | C:祭りばやし発祥の地 葛西神社を参拝
平安末期、1185年創建以来、金町の鎮守様としてこの地に鎮座。祭囃子発祥の地としても有名。そもそも祭囃子は「葛西囃子」として城東地域に古くから伝わる伝統芸能。江戸時代、この神社の神官が敬神の和歌に音程を合わせて「和歌囃子」とし、村の若者に教え神霊を慰めたのが起源とされる。葛西囃子の上手な者を選出し、葛西代表として神田明神の将軍家御上覧祭りに推薦し、披露されたそう。
ここから、東京中、そして関東周辺へ大流行したそうですよ。
住所 | 東京都葛飾区東金町6丁目10−5 Googleマップ |
TEL | 03-3607-4560 |
営業時間 | 9時00分~17時00分 |
10:55 | D:【水元公園】不動池でカワセミを待ち構える
水元公園の左端にある池。1年を通じてカワセミを見られるスポットとあって、いつ訪れても自慢のバズーカカメラを手にした撮影マニアが多数いることで有名。訪問時(2023年4月)も、数人の撮影マニアが。お目当てのアングルにカワセミが見当たらないのか、カメラを構えている人は少なめ。ただ、待機している間も、誰もしゃべらず、非常に静か。
物音ひとつ立ててはいけないのではないか、というほどの緊張感、半端なかったです。
住所 | 東京都葛飾区東金町8丁目25 Googleマップ |
11:12 | E:【水元公園】オニバス池を散策
公園内には、都内で唯一、東京都天然記念物のオニバスの自生地がある。オニバス池では、夏になると、池全体に大きな丸い葉の上に紫色の可愛らしい花が咲くという。すぐ横にあるハス池にも、大きな葉にピンクの可愛らしい花を咲かせるらしいが、訪問時(2023年4月)は流石に季節ではなく、枯れている池があるのみ。
オニバス池は毎年7月初旬~9月初旬に一般開放期間があるので、その際に再訪したいですね。
住所 | 東京都葛飾区水元公園1 オニバス池(A18号池等) Googleマップ |
TEL | 03-3607-8321(水元公園サービスセンター) |
営業時間 | オニバスの一般開放期間:毎年7月初旬~9月初旬 午前9時~午後2時30分 |
11:20 | F:【水元公園】葛飾区金魚展示場で珍しい金魚に出会う
水辺のさと(保存区)内、平成9年から無料公開されている金魚展示場。江戸前金魚と呼ばれる金魚を、24種類約1,000匹飼育している。たくさんの種類がある中で、昭和54年、水元養魚場で眼の赤い和金と眼の赤い琉金の交配に成功し生まれた江戸茜(アルビノ琉金)は、ここにしかいない珍しい金魚。自分好みの可愛らしい金魚を探してみては。
丸っこい可愛らしいフォルムの金魚。なんともなごみますね~。
住所 | 東京都葛飾区水元公園1−1 Googleマップ |
TEL | 03-3693-1777 |
営業時間 | 9時00分~16時30分 |
定休日 | 3~10月:月曜 11~2月:月~金曜 |
入場料 | 無料 |
11:30 | G:【水元公園】水鳥と地域住民の憩いの場 小合溜沿いを散策
小合溜は、東側に江戸川、西側に中川に挟まれた池。江戸時代、水害防止・灌漑用水調整のため、中川の一部をせき止めて作った用水路で、この治水により東葛西全体を潤すことができたことから、この一帯を「水元」と呼ぶようになった。いまでは、東京・葛飾区側に「水元公園」、三郷市側に「みさと公園」があり、両県の地域住民の癒しの場となっている。
訪問時は、多くの渡り鳥がつがいで多くいました。その光景を見ながら地域のみなさんがのんびり日向ぼっこする姿が見られました。
住所 | 東京都葛飾区水元公園3−3 Googleマップ |
11:40 | H:水元さくら堤で今年最後の桜を愛でる
水害防止の目的で、小合溜と同時期に作られた桜の土手。全長約4kmにわたって約600本のソメイヨシノが植えられており、毎年の開花時期には多くの観光客が訪れる桜の名所となっている。訪問時(2023年4月)は既に桜シーズン終わりかけだった。
ソメイヨシノの多くは散りかけ。そんなソメイヨシノにかわり、八重桜が最後の見頃を見せてくれていました。
住所 | 東京都葛飾区東水元6丁目4−3~東京都葛飾区東金町5丁目53 Googleマップ |
11:50 | I:南蔵院でしばられ地蔵尊をぐるぐる巻き
1348年開山。平安時代の有名な歌人、在原業平とも縁があるとされる古い寺院。ここは、世にも珍しい「しばられ地蔵尊」がいることで有名。お願い事がある時はお地蔵様を縄で縛り、願いが叶ったときは縄解きするという不思議な風習がある。盗難除け・厄除け・縁結びなど、あらゆる願い事を聞いて下さるという不思議なお地蔵様。今回、煩悩の塊のなおごんず(妻)もたくさんのお願い事をして縄縛りをした。いつか縄を解きに来られますように。
12月31日~元日の読経中、縛られた縄を全て解く儀式があります。一瞬だけお地蔵様の素のお姿が見られますが、すぐに縄を結び直しされてしまうそう。
「しばられ地蔵尊」に、何故盗難除けのご利益があるのか?その理由は「大岡越前の名裁き」として今も語り継がれている、あるお話によるものです⇒詳しくはこちらをクリック!
住所 | 東京都葛飾区東水元2丁目28−25 Googleマップ |
TEL | 03-3607-1758 |
営業時間 | 9時~16時 |
定休日 | なし |
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