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金町・水元公園の見どころをぐるり散策 昼さんぽコース

#お花見#御朱印#庭園・公園#レトロ建物探訪#葛飾区
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コース概要

東京23区の東のはし、埼玉県・千葉県と接する水元公園。今回は、最寄り駅の金町駅から水元公園へぐるりと散策します。江戸川沿いを歩き、地元の鎮守様に挨拶、広大な水元公園を歩いたあとは、世にも珍しい「しばられ地蔵尊」にもお参りします。是非歩いてみてください。

【所要時間:約2.5時間】
【お勧めの曜日:3~10月は月曜以外、11~2月は土・日・祝日】
【お勧めの時期:いつでも!】※水元さくら堤は、桜満開の時期がお勧めです。

今回のコースは全長9kmと少々長めです。歩き易い靴をお忘れなく!

Bitly
SCHEDULE

コース詳細

10:00 | B:フォルムが可愛らしい 金町浄水場取水塔を外観見学

江戸川沿いを散策するとぽつんと見えてくる、レンガ造り・三角トンガリ帽子の可愛らしい建物。昭和16年に完成して以来、隣にあるドーム型の取水塔(通称「ハット」)と共に、金町浄水場へ導水している。

漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』にも登場。金町のシンボル的存在の建物です。

トンガリ帽子の意匠なんて、東京都も可愛らしいことをするのですね。
向こうに見えるドーム型屋根の取水塔と共に、右手にある金町浄水場に水を送り続けている。
住所東京都葛飾区金町浄水場 Googleマップ

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10:15 | C:祭りばやし発祥の地 葛西神社を参拝

平安末期、1185年創建以来、金町の鎮守様としてこの地に鎮座。祭囃子発祥の地としても有名。そもそも祭囃子は「葛西囃子」として城東地域に古くから伝わる伝統芸能。江戸時代、この神社の神官が敬神の和歌に音程を合わせて「和歌囃子」とし、村の若者に教え神霊を慰めたのが起源とされる。葛西囃子の上手な者を選出し、葛西代表として神田明神の将軍家御上覧祭りに推薦し、披露されたそう。

ここから、東京中、そして関東周辺へ大流行したそうですよ。

立派な正面鳥居。
大鳥居も大きく立派。すぐ横の大木、一対のイチョウの木は“天然の鳥居”とも呼ばれる。
神楽殿。大正12年建立。葛西囃子の稽古の舞台にもなります。左手には「葛西ばやしの碑」があります。
絵馬にも祭囃子の様子が描かれています。
元禄時代に作られた鍾馗(しょうき)像。絵ではよくある題材ですが、石像は珍しいもの。
季節にあった御朱印を頂けます。桜のピンク色がとても可愛い。
住所東京都葛飾区東金町6丁目10−5 Googleマップ
TEL03-3607-4560
営業時間9時00分~17時00分

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10:55 | D:【水元公園】不動池でカワセミを待ち構える

水元公園の左端にある池。1年を通じてカワセミを見られるスポットとあって、いつ訪れても自慢のバズーカカメラを手にした撮影マニアが多数いることで有名。訪問時(2023年4月)も、数人の撮影マニアが。お目当てのアングルにカワセミが見当たらないのか、カメラを構えている人は少なめ。ただ、待機している間も、誰もしゃべらず、非常に静か。

物音ひとつ立ててはいけないのではないか、というほどの緊張感、半端なかったです。

東側「修景池」の近くから公園内に入る。
お目当てのアングルにカワセミが現れるまで休憩中、と思われますが、なんとなく緊張感が漂います。
カワセミ?何かいるのでしょうか。バズーカカメラの先を目で追いますが、素人の肉眼ではよくわかりません。
プロが撮影するとこんな感じ。素敵ですね、
住所東京都葛飾区東金町8丁目25 Googleマップ

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11:12 | E:【水元公園】オニバス池を散策

公園内には、都内で唯一、東京都天然記念物のオニバスの自生地がある。オニバス池では、夏になると、池全体に大きな丸い葉の上に紫色の可愛らしい花が咲くという。すぐ横にあるハス池にも、大きな葉にピンクの可愛らしい花を咲かせるらしいが、訪問時(2023年4月)は流石に季節ではなく、枯れている池があるのみ。

オニバス池は毎年7月初旬~9月初旬に一般開放期間があるので、その際に再訪したいですね。

オニバス池はこちら、の看板があります。
オニバス池は柵に囲われています。春は流石にオフシーズン。うっすら藻?が生えているのみです。
すぐ横にあるハス池も、枯れている茎がザワザワ揺れているのみ。夏に期待!
こんな可愛らしい花が咲くんですね。
住所東京都葛飾区水元公園1 オニバス池(A18号池等) Googleマップ
TEL03-3607-8321(水元公園サービスセンター)
営業時間オニバスの一般開放期間:毎年7月初旬~9月初旬
午前9時~午後2時30分

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11:20 | F:【水元公園】葛飾区金魚展示場で珍しい金魚に出会う

水辺のさと(保存区)内、平成9年から無料公開されている金魚展示場。江戸前金魚と呼ばれる金魚を、24種類約1,000匹飼育している。たくさんの種類がある中で、昭和54年、水元養魚場で眼の赤い和金と眼の赤い琉金の交配に成功し生まれた江戸茜(アルビノ琉金)は、ここにしかいない珍しい金魚。自分好みの可愛らしい金魚を探してみては。

丸っこい可愛らしいフォルムの金魚。なんともなごみますね~。

水辺のさとの入口。冬以外は長い時間開放しています。
金魚展示場は屋外にあります。
人気ランキングが展示されていました。予習してから入ると楽しいですよ。
江戸茜(アルビノ琉金)。珍しい品種です。
丹頂(タンチョウ)2022年第一位の人気。赤い帽子がトレードマーク。
住所東京都葛飾区水元公園1−1 Googleマップ
TEL03-3693-1777
営業時間9時00分~16時30分
定休日3~10月:月曜
11~2月:月~金曜
入場料無料

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11:30 | G:【水元公園】水鳥と地域住民の憩いの場 小合溜沿いを散策

小合溜は、東側に江戸川、西側に中川に挟まれた池。江戸時代、水害防止・灌漑用水調整のため、中川の一部をせき止めて作った用水路で、この治水により東葛西全体を潤すことができたことから、この一帯を「水元」と呼ぶようになった。いまでは、東京・葛飾区側に「水元公園」、三郷市側に「みさと公園」があり、両県の地域住民の癒しの場となっている。

訪問時は、多くの渡り鳥がつがいで多くいました。その光景を見ながら地域のみなさんがのんびり日向ぼっこする姿が見られました。

地域住民と多くの渡り鳥の癒しの場
ヒドリガモのつがい。鳥ものんびりしており、写真撮り放題でした。
小合溜のちょうど真ん中の地点にある水元大橋。絵になります。
これより北にいくと更に長距離さんぽとなってしまうので、今回はここで引き返しましょう。
住所東京都葛飾区水元公園3−3 Googleマップ

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11:40 | H:水元さくら堤で今年最後の桜を愛でる

水害防止の目的で、小合溜と同時期に作られた桜の土手。全長約4kmにわたって約600本のソメイヨシノが植えられており、毎年の開花時期には多くの観光客が訪れる桜の名所となっている。訪問時(2023年4月)は既に桜シーズン終わりかけだった。

ソメイヨシノの多くは散りかけ。そんなソメイヨシノにかわり、八重桜が最後の見頃を見せてくれていました。

さくら堤の中間あたりから東へ向かいます。もうだいぶ散ってしまいましたね。
まだ頑張って咲いてくれているソメイヨシノもありました。
八重桜はまだ現役稼働中。ぽてっとしたお花が可愛らしいですね。
住所東京都葛飾区東水元6丁目4−3~東京都葛飾区東金町5丁目53 Googleマップ

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11:50 | I:南蔵院でしばられ地蔵尊をぐるぐる巻き

1348年開山。平安時代の有名な歌人、在原業平とも縁があるとされる古い寺院。ここは、世にも珍しい「しばられ地蔵尊」がいることで有名。お願い事がある時はお地蔵様を縄で縛り、願いが叶ったときは縄解きするという不思議な風習がある。盗難除け・厄除け・縁結びなど、あらゆる願い事を聞いて下さるという不思議なお地蔵様。今回、煩悩の塊のなおごんず(妻)もたくさんのお願い事をして縄縛りをした。いつか縄を解きに来られますように。

12月31日~元日の読経中、縛られた縄を全て解く儀式があります。一瞬だけお地蔵様の素のお姿が見られますが、すぐに縄を結び直しされてしまうそう。

「しばられ地蔵尊」に、何故盗難除けのご利益があるのか?その理由は「大岡越前の名裁き」として今も語り継がれている、あるお話によるものです⇒詳しくはこちらをクリック!

立派な山門。右側にちゃんと「しばられ地蔵尊」の石柱が建っています。
広い境内。本堂の前には、樹齢450年とも言われる霊松・聖徳の松。しばられ地蔵尊は真っすぐ目の前です。
このぐるぐる巻きを見てください!こんなにまかれているのに「まだまだ巻いて大丈夫よ」といったお顔立ちのお地蔵様。
願いが叶って解くときは、自分が縛った縄でなくてもOKだそう。自分の縛った縄はもう判別不可能ですからね。
台東区根岸の金太郎飴本店に作ってもらったしばり地蔵尊の飴。ちゃんと一体一体縛られています。細かい。
住所東京都葛飾区東水元2丁目28−25 Googleマップ
TEL03-3607-1758
営業時間9時~16時
定休日なし

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お散歩案内人プロフィール
街歩きを愛する夫婦

東京下町生まれの夫と、東京在住20年を超える妻。デート代節約のため散歩デートを繰り返すうちに、いつの間に街歩きマニアに。東京23区の散歩コース紹介サイト「明日どこいく?」運営。実際に歩いて作成した散歩コースは100以上。特に好きなジャンルは、御朱印・商店街・建築・庭園・食べ歩き。東京シティガイド検定ゴールドバッジ保有。

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