コース概要
明治神宮は、第122代天皇の明治天皇と昭憲皇太后を御祭神とし、初詣参拝者数日本一を誇る神社です。パワースポットを有することはもちろん、広大な杜に包まれた自然豊かな神社としても有名です。清らかな気・木のパワーを頂きながら、是非歩いてみてください。
※2023年6月、菖蒲田の花菖蒲が見ごろを迎えました。写真を追加しました!
【所要時間:約2時間】
【お勧めの曜日:木曜以外】
【お勧めの時期:いつでも!】
明治神宮の門は、日の出とともに開門、日の入りに合わせて閉門するため、月により細かく異なります。詳しくはオフィシャルHP⇒こちら
- 13:00A:原宿駅から出発
(移動:徒歩3分)
- 13:05
(移動:徒歩10分)
- 13:15
(移動:徒歩2分)
- 13:23
(移動:徒歩3分)
- 13:30
(移動:徒歩10分)
- 13:45
(移動:徒歩12分)
- 14:15
(移動:徒歩14分)
- 14:30
(移動:徒歩2分)
- 14:42
(移動:徒歩5分)
- 15:05J:原宿駅へ戻る
今日も一日お疲れ様でした。
「明治神宮」とは?
明治天皇・昭憲皇太后(夫人)を祀った神社。1920(大正9)年創建。初詣では全国最大の人が訪れる、東京を代表する神社。建物は第二次世界大戦時、空襲で焼失したため、戦後に復興されたものが大半。創建当時から残ったものとしては、南神門があり、本殿らと合わせて重要文化財に指定されている。
「神域」が70万㎡、正方形と仮定すると一辺836メートル。広大な杜は全国各地から献木されたものが多く、実は計画しつくされた超人工林。一方で、一度木を植えた後は、なるべく人間の手を入れないようにしているのだそう。結果、渋谷区なのに猛禽類がいたり、クワガタがいたりと動植物の宝庫に。
コース詳細
13:05 | B:明治神宮参道の名所を見学しながら歩く
原宿駅を出て西側へ、すぐに一の鳥居に到着。2022年に、明治神宮創建以来となる建て替えを終えたばかりのピカピカな鳥居は、木造の明神鳥居としては日本最大のもの。TVでもよく見る鳥居だけに、ここをくぐると「明治神宮に来た!」と気が引き締まる。
杜の中の参道をしばらく歩くと到着する神橋(しんきょう)。橋の下に見える渓谷の水は、この後訪問する御苑の南池に繋がっている。全国の酒造家から奉納されたたくさんの日本酒の酒樽や、ワインがお好きだった明治天皇に奉納されたブルゴーニュワイン樽など、珍しい場所がたくさん。寄り道しながら参道を進もう。
住所 | 東京都渋谷区代々木神園町1−1 Googleマップ |
TEL | 03-3379-5511(神楽殿社務所) |
13:15 | C:【御苑】昭憲皇太后がくつろいだ隔雲亭
「御苑」とは、江戸時代には大名家(加藤家・井伊家)の下屋敷の庭園であった庭園を、明治時代に入り明治天皇の御料地としたもの。明治36年頃、体が弱かった昭憲皇太后が散策できるように、明治天皇が整備されたという、思いのこもった庭園。お二人が崩御されて明治神宮を創建するにあたり、鎮座地がこの地に決定されたのはこの御苑があったからだそう。
隔雲亭は、明治33年、明治天皇が昭憲皇太后のために建てたお休み処。邸宅の中から見下ろす南池(なんち)・その先のこんもりとした杜は、昭憲皇太后の心を癒したことだろう。
住所 | 東京都渋谷区代々木神園町1−1 Googleマップ |
TEL | 03-3379-5511 |
営業時間 | 3月~10月:9時~16時30分 11月~2月:9時~16時00分 6月:8時~17時00分(土日18時00分) |
定休日 | なし |
入園料 | 500円 |
13:23 | D:【御苑】明治天皇が昭憲皇太后のために植えさせた菖蒲田
体の弱かった昭憲皇太后のため、明治天皇が遊歩庭園として整備された、元水田。くねくねと小路が設置されており、毎年6月頃には約150種1,500株もの花しょうぶが咲き誇る。訪問時(2023年4月)はもちろん季節前で、菖蒲田になる前の田園風景を垣間見たような気分になった。
※2023年6月、菖蒲田の花菖蒲が見ごろを迎えました。写真を追加しました!
住所 | 東京都渋谷区代々木神園町1 Googleマップ |
13:30 | E:【御苑】都内有数の名湧水・パワースポット 清正井
きよまさのいど。菖蒲田の先にある、毎分60リットルの湧き水があふれ出る井戸。湧いた水は、菖蒲田、先ほど通った神橋の下の渓谷に流れ、明治神宮を出て暗渠となり、旧渋谷川に流れこんでいる水源。井戸は、縦に掘られることが多いのに対し、この井戸は横向きに掘られており、こんなことをできるのは清正公しかいない!とされてきたが、実は、清正公が掘ったかどうかの真偽は定かではない。水源調査で自然の湧水であることは判明しており、その珍しさから「素晴らしい気が出ている」としてパワースポットとしても有名となる。この井戸の写真をスマホの待ち受け画像にするとよいことがあるとかないとか。是非お試しあれ。
住所 | 東京都渋谷区代々木神園町1−1 Googleマップ |
13:45 | F:木の堂々とした風格 明治神宮外拝殿を参拝
本殿・拝殿など、1920年創建時の社殿の多くは空襲で焼失したが、戦後、再建の気運の高まりを受け、1958(昭和33)年に再建。南神門など、戦禍を免れた建物もあるが、それらとの歴史の長さの違いは感じられない。木をふんだんに使った社殿の堂々とした美しさ、大きさに圧倒される。「戦後日本にふさわしい神社を目指した建築群として価値が高い」として、2020年、本殿や内拝殿・外拝殿など36棟が国の重要文化財(建造物)に指定。
住所 | 東京都渋谷区代々木神園町1 Googleマップ |
TEL | 03-3379-5511(神楽殿社務所) |
営業時間 | 9時00分~閉門時間(神楽殿社務所) 開閉門時間は月により細かく異なる。詳しくはオフィシャルHP⇒こちら |
定休日 | なし |
14:15 | G:明治神宮宝物殿を外観見学
明治神宮西神門から神域の西側に出て、再び杜の中へ。原宿駅~神域の南側~拝殿までの雰囲気と違い、ほとんど人が歩いておらず、左右を見渡すとうっそうとした杜。深い杜に吸い込まれそうな気分になる。北に進むと、急に目の前が開ける芝地に到着。芝生の上をのんびり・ゴロゴロしている方多数。気持ちよさそう。
その芝生のすぐ隣、明治神宮宝物殿は、1921(大正10)年に建造、明治天皇ゆかりの御物を収蔵・展示するための施設。明治天皇が日常使いしていた机・愛読書・馬車などを保管していたが、現在は明治神宮ミュージアムへ移設。校倉造りの和風建築に力強さが加わった大きな建物が印象的。「建物全体を鉄筋コンクリート造とした和風意匠の建築物ではわが国最初期のもの」として、2011年重要文化財に指定。大きな門が目の前にドーンと建っているため鉄格子越しになってしまうが、よーく見てみよう。
住所 | 東京都渋谷区代々木神園町1−1 Googleマップ |
TEL | 03-3379-5511 |
14:30 | H:フォレストテラス明治神宮で楽しくお土産を吟味
宝物殿をあとにし、ぐるっと東側から再び南へ。再び、静かな深い杜を抜けたところ、二の鳥居と一の鳥居の中ほどにある建物。結婚式場、木を多用したフロアが素敵なカフェレストランなどの他に、お土産ショップも。明治神宮オリジナルのお土産に加え、インバウンド観光客向けの和雑貨も多く置いてある。それもあってか、来店客の半分以上はインバウンドの方だった印象。
住所 | 東京都渋谷区代々木神園町1−1 明治神宮内 Googleマップ |
TEL | 03-3379-9222 |
営業時間 | 9時00分~閉門時間 |
定休日 | なし |
14:42 | I:明治天皇・昭憲皇太后ゆかりの貴重な品物を展示 明治神宮ミュージアム
2019年、明治神宮の鎮座百年祭記念事業の一環で開館した博物館。このミュージアムの見どころは2つ。まず、先ほど訪問した宝物殿に収蔵していた明治天皇・昭憲皇太后ゆかりの品を移設し、展示していること。教科書でよく見る明治天皇・皇太后の肖像画や、大日本帝国憲法の発布日にお二人がご乗車された六頭曳儀装車、など非常に貴重なものを展示。また、隈研吾が設計したその建物にも注目。明治神宮の杜に溶け込むよう、あえて建物を「消す」方針で建てられたということ。木とガラスを多用し、開放感あふれる雰囲気がある。
収蔵品のなんとうつくしかったこと!内部は写真撮影禁止だったので、詳しくはオフィシャルHP⇒こちら
住所 | 東京都渋谷区代々木神園町1−1 Googleマップ |
TEL | 03-3379-5875 |
営業時間 | 10時00分~16時30分 |
定休日 | 木曜 |
入館料 | 一般:1,000円 高校生以下:900円 ※小学生未満無料 |
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