コース概要
皆さん、埼玉の中に東京があるのをご存じでしたか?東京と埼玉の県境から少し埼玉に入った新座市の中に、東京の練馬区の「飛び地」があるのです。さてはて、どんな場所なのか。大泉学園駅から地元に愛される神社を巡りながら飛び地を目指します。
【所要時間:約2.5時間】
【お勧めの曜日:いつでもOK】
【お勧めの時期:いつでもOK(下保谷天神社の御朱印は毎月15日のみ)】
- 13:15A:大泉学園駅から出発
(移動:徒歩8分)
- 13:25
(移動:徒歩10分)
- 13:45
(移動:徒歩12分)
- 14:10
(移動:徒歩12分)
- 14:30
(移動:徒歩20分)
- 15:00
(移動:徒歩15分)
- 15:30G:保谷駅へ到着
今日も一日お疲れ様でした。
コース詳細
13:25 | B:三十番神信仰から菅原道真公を勧請 北野神社
神仏習合が多く見られた江戸時代までは、毎日日替わりで30体の神様が護ってくれる、という三十番神信仰が盛んだった。有名な神様では、諏訪大明神(諏訪大社)、北野大明神(北野天満宮)、春日大明神(春日大社)といった具合である。江戸時代初期からある三十番神信仰をしていた神社だったが、明治の神仏分離に伴い信仰禁止となり、神様のうちの一人、北野天満宮の菅原道真公をお迎えし、北野神社と改名した。広い境内は第一の鳥居、第二の鳥居、拝殿までが綺麗な一直線。両側に大木が植えてあり静かな雰囲気が素敵な神社。
住所 | 練馬区東大泉4丁目25−4 Googleマップ |
TEL | 03-3922-6248 |
13:45 | C:三十番神信仰から諏訪大明神を勧請 諏訪神社
こちらの神社も北野神社と同じく三十番神信仰から、神仏分離に伴い、諏訪大社から神様をお呼びした歴史を持つ。本殿の中(見学不可)には今でも30体の神様の像が安置されているのだそう。おそらく現在の社殿は明治時代のもの。見事な銅葺きの屋根は必見。
住所 | 練馬区西大泉3丁目13−3 Googleマップ |
TEL | 03-5393-3956 |
14:10 | D:小さな本殿は江戸末期造 四面塔稲荷神社
正式名称は「堤稲荷」。ただし一般的には江戸時代、付近に四面の題目塔(供養塔)があったことから、「四面塔稲荷」と呼ばれ、バス停、交差点名も四面塔稲荷の名になっている。見どころは、拝殿の奥にある小さな本殿。覆屋内の本殿は1865年に建てられたもので、小さいながらも銅板葺きがされ、彫刻も細かい仕事が沢山されている。拝殿横に回れば覗く事が可能なので是非見て行って欲しい。
境内に木が無く、あまり元気がない神社かと思いきや、社務所もあって近所の人々が集まっていました。思い込みは良くないですね。
住所 | 練馬区西大泉5丁目1 Googleマップ |
14:30 | E:【飛び地】埼玉の中の東京 練馬区西大泉町1179
東京と埼玉の県境、埼玉県新座市の中に東京都練馬区がある。何故「飛び地」になったのか、はっきりとした事は不明だが、不動産業者が本来埼玉(新座)の土地を誤って東京(練馬)へ申請し、チェック漏れで通ってしまった説、明治以降の市町村合併で気づかれずに残ってしまった説などが有力らしい。何はともあれ飛び地であることが発覚したのは1974年。その後、飛び地を新座市へ移管しようという交渉がされたが、住民の反対もあり頓挫し現在に至る。
現地では、義務教育、ゴミ収集、郵便などは東京が担当し、水道、電気は埼玉が担当とのこと。ゴミ収集の看板を見ると確かに練馬の記載があり、確かにここは東京なのだと感じることができる。また埼玉への気遣い(?)なのか、マンホールは東京市型模様ながら、東京の紋章が無いものが用いられている。
こんな身近な場所にも「飛び地」があったのですね。
東京の勉強は奥深いです。
住所 | 練馬区西大泉町1179 Googleマップ |
15:00 | F:御朱印は毎月15日限定 下保谷天神社
こちらの神社も北野神社と同じく三十番神信仰から、神仏分離に伴い、菅原道真公を単体でお呼びした歴史を持つ。入母屋造りの拝殿は1834年建造。西東京市の中でも有数の古さの木造建築。コンパクトながら銅葺きの力強い屋根、立派な鬼瓦はなかなかのもの。
また社務所の方に聞いたところ、御朱印は毎月15日限定だそう。知らずに14日に訪問したものの、偶然1日前倒しで社務所を開けており、丁度書いて頂くことが出来た。出会いに感謝。
住所 | 西東京市北町6丁目7−19 Googleマップ |
TEL | 042-461-4442 |
御朱印の時間 | 毎月15日(変動の可能性あり) 夕方前には社務所を閉めてしまうので注意 |
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