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世田谷線と共に歩きながら沿線名所めぐり 下高井戸駅~三軒茶屋駅昼さんぽコース

#世田谷区#御朱印#庭園・公園#食べ歩き
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コース概要

下高井戸駅からスタートし、三軒茶屋駅へ向かって世田谷線のすぐそばを歩きます。途中、世田谷線の撮影の名所や、寺社仏閣など周辺の名所を訪ね、世田谷線を眺めながら絶品肉まんをガブリ。最後は高層展望台から世田谷線と歩いてきたルートを眺めます。是非歩いてみてください。

【所要時間:約3.5時間】
【お勧めの曜日:火・水・金・土・日】
【お勧めの時期:いつでも!】

今回のコースは全長8kmと少々長めです。歩き易い靴をお忘れなく!

Bitly

コース詳細

13:00 | A:下高井戸駅から世田谷線を撮影しながら出発

下高井戸駅から世田谷線に沿って南下していく。途中、駅のホームの中を歩いて通り過ぎることもあるがご安心を。平日でも7分間隔、目線のすぐ横を、また、駅間が短いのでゆっくり通過することも多いため、電車のシャッターチャンスは多数訪れる。

現在、車体のカラーラインナップは10種類。たくさんの種類の世田谷線を写真に収めましょう!

世田谷線下高井戸駅。改札はすぐ右。今回は徒歩なので、まっすぐ、車体のすぐ左を通過しよう。
下高井戸駅から出発。モーニングブルーの車体に「タマ&フレンズ~うちのタマ知りませんか?~」のラッピング。
レトロなデザインが印象的、アルプスグリーンの車体。春には、線路のすぐ脇に雑草モフモフが見られて、萌えます。
住所東京都世田谷区松原3丁目29−17 Googleマップ

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13:16 | B:赤堤の鎮守様 赤堤六所神社へお参り

創建は古く1584(天正12)年。羽柴秀吉陣営 vs 織田信雄・徳川家康陣営の戦いとして有名な「小牧・長久手の戦い」の頃、といえばピンとくる大河ドラマ好きも多いだろう。赤堤一帯を所領として与えられた徳川家康の家臣・服部定信により創建されたとされる。服部家の祈願所だけでなく、地域住民からの信仰も厚く、長く地域に守り、守られてきた神社。
第一鳥居の前に立つと、そのこんもりとした緑に囲まれた雰囲気に驚かされる。巨木に囲まれた参道を歩き、朱塗りが美しい本殿が出迎えてくれる。

併設された幼稚園の園児たちの賑やかな声が常に境内に響きわたる、なんとも、心洗われるような神社です。

住宅地に急に緑に囲まれた神域が見えます。
巨木に囲まれた参道。真夏でも涼しそうですね。
朱塗りの本殿が美しい。
参道左手、神池の中央には厳島神社が鎮座。舞い踊る天宇受売命の御姿が描かれた奉納碑。
お手製の絵馬。併設された幼稚園児の皆さんによるものでしょうか。和みます。
御朱印には大國魂の印。府中の六所宮(現・府中大国魂神社)を勧請・創建したことによるお印。
住所東京都世田谷区赤堤2-25-2 Googleマップ
TEL03-3321-5396
営業時間9時~17時(社務所)
定休日なし

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13:50 | C:奉納相撲が有名 世田谷八幡宮

1091年、後三年の役の帰り道に、源義家が八幡大神への感謝を表すためこの地に勧進。その後、当時の世田谷城主であった吉良頼康が1546年に社殿を再興、発展した神社。今年の豊作を感謝、翌年の豊作・凶作を占うための奉納相撲が行われており、境内には立派な土俵や観客席がある。

渋谷氷川神社・大井鹿嶋神社と共に「江戸校外三大相撲」の一つに数えられています。

朱塗りの鳥居が大きく立派。
こちらも朱塗りの本殿。美しいですね。
観客席付の土俵。現代でも東京農業大学相撲部による奉納相撲が行われています。
勝絵馬にも、奉納相撲のイラストがついています。可愛い。
御朱印。2023/4の訪問時は、書置きのみ、初穂料300円を本殿の賽銭箱に入れるよう指示が書いてありました。
住所東京都世田谷区宮坂1丁目26−2 Googleマップ
TEL03-3429-1732
営業時間9時半~16時
定休日なし

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14:15 | D:豪徳寺へお参り「昭福猫児(まねきねこ)」に会う

もとは、1480年に世田谷城主が建てた小さな庵。その後、1659年、世田谷一帯を所領していた彦根藩井伊家によって整備された。以降、幕末の大老井伊直弼の墓をはじめ、歴代の井伊藩主や正室たちの墓が並んでいる。仏殿は1677年建立。仏殿の正面に篆額「弎世佛」があり、現在・過去・未来の三世を意味する仏像が安置されている。

豪徳寺は現在「招き猫の寺」として有名。その由来は、ある日、寺を通りかかった鷹狩り帰りの殿様が、お寺の門前にいた猫に手招きされ、立ち寄ることに。寺で過ごしていると、突然雷が鳴り雨が降りはじめ、雷雨を避けられたその幸運にいたく感動した、というもの。以来、豪德寺では、福を招いた猫を「招福猫児(まねきねこ)」と呼び、お祀り。家内安全、商売繁盛、開運招福を願うたくさんの参詣者が訪れるようになった。

豪徳寺内の授与所では、親指程度の大きさのものから、腕で抱えるほどの大きさのものまで、様々な大きさの招福猫児を頂くことができる。

お気に入りの猫を連れて帰り、家内安全を祈願してみてはいかがでしょうか?

彦根藩井伊家によって整備された由緒あるお寺
青い扁額がなんともカッコイイ。
多数の招福猫児(まねきねこ)が出迎えるフォトスポット
様々な大きさの猫がお出迎えします。猫の口髭がチャーミングですね。
住所東京都世田谷区豪徳寺2-24-7 Googleマップ
TEL03-3426-1437
営業時間拝観時間 6:00~18:00(3月下旬〜) 6:00~17:00(9月下旬〜)
※寺務所受付は8:00~16:30(夏季は17:00)
定休日なし

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14:35 | E:今は地元住民の憩いの場 世田谷城址公園

公園としては1940(昭和15)年に開園。世田谷区内唯一の歴史公園であり東京都指定文化財でもある。名前の通り、もとは「世田谷城」。1394年頃から、初代吉良氏の居館⇒城郭として整備・修築。1590年、小田原征伐に向かった豊臣氏に接収され、廃城。城があった時期は、現在の公園の広さより大きく、その空堀・土塁は現在の豪徳寺まで広がっていた。現在は、わずかに高い台地の上に緑深く、土塁・空堀がわずかに残る程度。

訪問時には、小学生・幼稚園児の子どもたちの賑やかな声が響く憩いの場になっていました。

空堀が積みあがる城址入口
土塁の跡
空堀。地元の小学生が放課後遊ぶ場所になっていました。
緑が生い茂る台地。
住所東京都世田谷区豪徳寺2丁目14番1号 Googleマップ
TEL03-5431-1822(北沢公園管理事務所)

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14:55 | F:重要文化財 世田谷代官屋敷を見学

江戸時代、彦根藩世田谷領の代官を代々務めた、大場家の居宅兼役宅。ボロ市通りの中央に建つ。現存の建物は1737(元文2)年に造られたもの。東京の住居では、はじめて国の重要文化財に指定された、実は凄い建物。家屋としては、重厚な屋根が特徴的。見学は9時~17時(月曜定休)であればいつでも無料で見られるので、気軽に訪れて欲しい。

面白いのは白洲。お代官様が裁きを行った場所で実際に敷き詰められていた玉砂利が今でも一部残っている。

お前らのやったことは全て、この桜吹雪がお見通しだぜ。

茅葺屋根の表門
この茅葺屋根が良いのです。
主屋の内部も見学できます。
住所東京都世田谷区世田谷1丁目29−18 Googleマップ
TEL03-3429-4237
営業時間9時~17時(無料)
定休日月曜・祝祭日

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15:10 | G:絶品肉まんを求めて鹿港

「るーがん」。2003年に開店した、肉まん・饅頭(まんとう)の専門店。店主が以前、台湾の観光地「鹿港」にある肉包(ローパオ)の名店「阿振肉包 振味珍(ゼンウェイゼン)」を訪問し、肉包の味の美味しさに非常に感動。帰国後に修行を重ね「振味珍の肉包」を販売を許され、日本・世田谷にいても台湾の本格的な肉まんを味わえるようになる。訪問時は平日にもかかわらず行列が長い。店内で饅頭がどんどん蒸され、肉まん5個と黒糖饅頭5個、など注文が入り飛ぶように売れていく。今回は、ここで買った肉まんをこの後のスポットで美味しく頂くことに。

楽しみはあとにとっておきます。じゅるり♪

いつ訪問しても行列が長いのです。
お店の奥ではじゃんじゃん饅頭が蒸されていきます。
定番は肉まん。黒糖まん頭も美味しそうだったのでチョイスしてみました。
住所東京都世田谷区世田谷3丁目1−12 Googleマップ
TEL03-5799-3031
営業時間9時~売り切れ次第終了
定休日木曜 第2・4水曜
※7・8月は毎週水・木曜日休み

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15:25 | H:世田谷電車のみえる公園で鹿港の肉まんをパクリ

目の前に世田谷線が通るのがバッチリ見えるちいさな公園。先ほど鹿港でお持ち帰りした肉まん・黒糖まん頭をこの公園のベンチでいただくことに。肉まんは、生地自体の甘さが際立っており、具にたどり着く前に生地だけで食べごたえある。ふかふかとした食感で分厚い。具は、肉・ネギの味がしっかり。うまみが凝縮された具がゴロンと詰まっている、という印象。黒糖まん頭は、中身の具は無く、皮だけのまんじゅう。黒糖をふんだんに使っており、ほんのり甘い。ふかふかとした食感は肉まんと変わらず美味。

大きな口をあけてモグモクやっている最中に世田谷線の乗客と目が合ってしまいました。

黄色い滑り台が可愛らしい公園。右に見えるベンチで肉まんを頂きましょう。
レリーフイエローの世田谷線と肉まんをパチリ。結構近いですね。
黒糖まん頭もこの大きさ。このまま食べても、バナナ・ホイップクリームと組み合わせてスイーツにしてもOK!
お腹がいっぱいになったのでまた歩き出しましょう。素敵なお店が詰まっている松陰PLATの横を通過。
住所東京都世田谷区世田谷4丁目13−19 Googleマップ

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15:50 | I:吉田松陰を祀る松陰神社へお参り

1882(明治15)年に創建された、幕末の教育者であり思想家である吉田松陰を祀っている神社。長州藩出身の吉田松陰は、明治維新の立役者である伊藤博文等、数多くの逸材を育てたことで有名。安政の大獄で処刑された吉田松陰を、弟子達が長州藩の下屋敷のあったこの地に埋葬した。以来、大願成就・学力向上のご利益があるとして、世田谷のパワースポットとなっている。

境内は極めてシンプルな造りで、鳥居から一直線に進むと拝殿がある。拝殿向かって右側には復元された松下村塾、左側には松陰先生の墓地がある。

他の有名神社と比べても、特に厳粛な雰囲気を醸し出しています。

入口の大鳥居。宗忠鳥居の形式。
拝殿。内部に、伊藤博文、山縣有朋ら、吉田松陰門下生によって造営された内陣があります。
中央が吉田松陰、右に小林、頼が眠ります。
松陰神社前駅から三軒茶屋へ。線路脇には、たくさんの銅像?が印象的な居酒屋蔵八。隣は、老舗バー、バッカス。
沿線にある、若林あじさい公園。にょろっとした遊具の表情がツボにはまってしまった。
環七と交差する若林陸橋。歩行者と一緒に世田谷線も青信号待ち。
住所東京都世田谷区若林4-35-1 Googleマップ
TEL03-3421-4834
営業時間神社開門時間(参拝可能時間):午前7時~午後5時(通年)
お守り、お神札受付時間   :午前9時~午後5時(社務所休務日を除く)
定休日不定休(週1ペース)(社務所)

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16:25 | J:キャロットタワー展望台から世田谷線を見下ろす⇒三軒茶屋駅へ到着

三軒茶屋に唯一ある27階建ての高層建築物。設計は石本建築事務所。周囲には低層住宅、ビルが殆どのため、その茶色く目立つ色と相まって三軒茶屋のランドマークとなっている。ポイントは、26階の展望フロアが無料で見られること。お財布にエコな施設。展望フロアからは周囲を見渡すことができ、ジオラマのような路面電車世田谷線の線路を望むことができる。

今まで歩いてきたルートを展望台から振り返りましょう!お疲れ様でした。

終点三軒茶屋に到着!キャロットタワーの足元にチェリーレッドの車両が入ります。
右下から伸びるのが世田谷線。左下の道をまっすぐ行くと用賀方面。ジオラマのようですね。
展望台にはカフェもあるのでお食事もできます。
住所世田谷区太子堂4丁目1−1 Googleマップ
TEL03-5430-1185
営業時間9時半~23時
定休日なし

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Bitly
お散歩案内人プロフィール
街歩きを愛する夫婦

東京下町生まれの夫と、東京在住20年を超える妻。デート代節約のため散歩デートを繰り返すうちに、いつの間に街歩きマニアに。東京23区の散歩コース紹介サイト「明日どこいく?」運営。実際に歩いて作成した散歩コースは100以上。特に好きなジャンルは、御朱印・商店街・建築・庭園・食べ歩き。東京シティガイド検定ゴールドバッジ保有。

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