【Click!】街歩きガイド はじめました【Click!】

日本橋から深川へ 隅田川周辺歴史探訪 昼さんぽコース

#御朱印#商店街めぐり#庭園・公園#博物館・美術館#中央区#江東区
なおごんずをフォローする

コース概要

日本橋の水天宮にお参りした後、甘酒横丁と浜町緑道をぶらり。重要文化財、清洲橋を渡って江東区へ。深川江戸資料館と清澄庭園をぶらりと歩くコース。江戸から平成までの庶民の暮らしを想像しながら歩いてみましょう。

【所要時間:約2.5時間】
【お勧めの曜日:いつでもOK】

SCHEDULE

コース詳細

13:35 | B:現代型神社 水天宮へお参り

都内の有名処では珍しい、森も土も持たない現代型の神社。1階はコンクリートで駐車場になっており、2階に鳥居、社がある。

海運、漁業など水にまつわる信仰を集める久留米水天宮の分社。久留米藩主の有馬頼徳(1797 – 1844)が、三田赤羽の藩邸内に久留米水天宮を勧請したのが始まり。ただし東京では安産・子授け祈願で特に有名になっており、身重の女性や小さい子供を連れた家族連れが多く訪れる。

通りから整備された階段を登ると2016年に竣工した新しい社殿がすぐに見える。床は全て石、コンクリートで整備、エレベーターもばっちり。確かにこれなら、身重・子連れの方で来易い。訪問日も凄い人の数で、子供の顔を映らないように写真を撮るだけで一苦労。個人的には旧社殿のぐにゃっとした屋根の方も好きだったが、神社は建て替えてナンボなので、新しい境内・社殿も受け入れなきゃですね。

どんな方でも来やすいように参道が整備されている
2016年に竣工した新社殿。左の朱の社は寶生辨財天。
立派な彫刻も新造され技術伝承に一役買っている
戌の日限定の御朱印
住所東京都中央区日本橋蛎殻町2丁目4−1 Googleマップ
TEL03-3666-7195
営業時間開門時間:7時~18時
神札所:8時~18時
定休日なし

14:00 | C:昔からのお店が一杯 甘酒横丁を散策

人形町通り、甘酒横丁交差点から北東へと約300m伸びる通り。明治の頃、尾張屋という甘酒屋があったことから昔は「甘酒屋横丁」と呼ばれていたのが、現在では「甘酒横丁」になったらしい。食品処が集っており、せんべいの草加屋、葛餅の彦九郎、たい焼きの柳家などなど、美味しいお店が沢山。また、草加屋はドラマ「新参者」のモデルにもなっており、ファンの聖地でもある。

通りには食品処の他に、お食事処、装い処も多数あり、歩いているだけで楽しい通り。是非歩いてみて欲しい。

昔ながらの2階建ての店舗が並ぶ
新参者のモデルとなった草加屋
彦九郎では通りの名前になっている甘酒を頂ける
住所東京都中央区日本橋人形町2丁目4 Googleマップ

14:15 | D:緑のアーチをくぐる 浜町緑道を散策

浜町川(運河)を埋め立てて造られてた緑道。甘酒横丁を右に曲がると弁慶像があり、そこがスタート。全長おおよそ200メートル程度。前半は少しぐねぐねと曲がった道が続き、最後は緑のアーケードを連続でくぐってゴール。落ち着いた雰囲気を味わえる道。

江戸時代に、市村座と中村座がこの地で歌舞伎を上演していたことをしのんで作られた、勧進帳の弁慶像
単調な道にならないように、工夫されている
ゴール手前には緑のアーチがある
住所東京都中央区日本橋浜町2丁目6−1 Googleマップ

14:30 | E:現役の重要文化財 清洲橋を渡る

隅田川に架かる水色の鉄橋。竣工は1928(昭和3)年。2007年に重要文化財に指定。材質は鉄にマンガンを添加したデュコール鋼で、当時は戦艦の材料となるほど強靭なもの。橋の長さは186.3メートル、幅は22メートルと相当大きい。もちろん現役の橋で人も車も往来。

水色の塗装と全体的な橋の曲線的なデザイン、間近で見られるリベット接合(細かい突起部分)の造形が大変美しい橋。端から端まで歩いてみて欲しい。橋だけに。

アールが良く出た造形に大量のリベットがアクセントを加える
橋の中央付近 吊って支えていることが良く分かる
橋より見た隅田川
住所東京都江東区清澄1丁目 ~中央区日本橋中洲 Googleマップ

14:45 | F:清澄庭園で水面に映る景色を楽しむ

江戸時代、紀伊國屋文左衛門および、下総関宿藩主・久世氏の屋敷だった土地を、岩崎弥太郎が買い取り、庭園として整備した。中央に池をどーんと配置した、定番の回遊式庭園。池のほとり、ギリギリまで木々が植えられているため、水面に映る景色が大変美しい。

☆↓岩崎家関連記事↓☆

とげぬき地蔵尊、六義園、東洋文庫、和の文化と食べ歩きを堪能 巣鴨・駒込昼さんぽコース
巣鴨駅から、とげぬき地蔵尊へ参拝し、六義園、東洋文庫ミュージアムを見学する、和の文化を堪能するコース。道中には団子、塩大福、シフォンケーキと食べ歩き好きには堪らないお店がいっぱい。目とお腹の双方から和を堪能できる街、巣鴨~駒込を是非歩いてみてください。
明治~昭和初期のレトロ建築をめぐる 東京駅周辺昼さんぽ
三越前からスタートして、東京駅周辺の日本近代建築の重要文化財をめぐるコース。途中、大盛り天丼の名店や、オフィス街の癒しゾーンなど、写真映えスポットにも足を運びます。レトロな写真を撮りたい方にはたまらない街、東京駅周辺エリアを是非歩いてみてください。

☆↑岩崎家関連記事↑☆

池にはカメ類が多く生息。天気の良い日には甲羅干しの後継が見られる。スッポンが人に懐きすぎており、油断注意の看板もある。カメ好きの方も是非。

雲と木々が水面に映る
奥に見えるのが1909(明治42)年竣工の涼亭
人に懐きすぎたスッポン君が甲羅干し中
住所東京都江東区清澄3丁目3−9 Googleマップ
TEL03-3641-5892
営業時間開門時間:9時~17時
定休日なし
入園料一般   150円
65歳以上 70円
(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)

15:15 | G:深川江戸資料館でタイムスリップ

江戸時代の深川の街並みを再現した大型セット的な資料館。昔はしょっぱい展示で有名だったが(大変失礼)、2010年のリニューアルでセット内の建物、内部の作りこみ、照明、演出、全てがグレードアップし、街並み好きなら必ず楽しめる優良スポットに生まれ変わった。リニューアルの甲斐あってか、訪問した土曜日には結構な人出。中を解説してくれるボランティアの方も多数いて、施設運営の充実ぶりがうかがえる。

また、入口付近には江東区に部屋を構えていた、名横綱大鵬に関する展示も多数。相撲好きにもお勧めしたい。

運河沿いのお店たち。周期的に昼夜が入れ替わる演出がされており、写真では夕暮れを表現。
街並みを上から眺める。隙が無く細かい路地まで作りこまれている。
家の中も見学可能(立ち入りは禁止)、庶民の暮らしを体験できる
巨人大鵬卵焼き、のあの大鵬
住所東京都江東区白河1丁目3−28 Googleマップ
TEL03-3630-8625
営業時間展示室 9:30~17:00(入館は16:30まで)
小劇場・レクホール 9:00~22:00
定休日第2・4月曜日(ただし祝日の場合は開館)
入園料大人(高校生を含む):400円
小・中学生:50円
お散歩案内人プロフィール
街歩きを愛する夫婦

東京下町生まれの夫と、東京在住20年を超える妻。デート代節約のため散歩デートを繰り返すうちに、いつの間に街歩きマニアに。東京23区の散歩コース紹介サイト「明日どこいく?」運営。実際に歩いて作成した散歩コースは100以上。特に好きなジャンルは、御朱印・商店街・建築・庭園・食べ歩き。東京シティガイド検定ゴールドバッジ保有。

なおごんずをフォローする
明日どこいく?(あすどこ・明日どこ)

コメント

タイトルとURLをコピーしました