コース概要
三越前駅からスタートし、日本銀行の本店(要予約)、貨幣博物館を見学し、金融タウン兜町の名所を巡るコース。道中では兜町の由来となった兜神社や、昭和3年竣工の日証館にも訪れます。是非歩いてみてください。
【所要時間:約2.5時間(見学時間込み)】
【お勧めの曜日:火・水・木・金・土・日、日銀の予約日】
【お勧めの時期:いつでもOK】
- ●●:45A:三越前駅から出発
(移動:徒歩3分)
- 9:30
(移動:徒歩1分)
- 10:40
(移動:徒歩10分)
- 11:40
(移動:徒歩1分)
- 11:45
(移動:徒歩2分)
- 12:00
(移動:徒歩3分)
- 12:10
(移動:徒歩5分)
- 12:15H:日本橋駅へ到着
(移動:徒歩X分)
コース詳細
9:30 | B:重文 日本銀行を見学(要予約)
重要文化財、日本銀行本店。1896(明治29)年竣工。見た目上は天井のガラス屋根が塞がれた以外は竣工当時のまま。ただし地下の見えない所は大幅に手が加えられており、人工地盤の増設、近年では免振装置まで付けられており、文化財を未来へと残す努力がされている。
内部の見学は事前予約が必須。入館時には飛行場並みの危険物チェックがされ、写真撮影も許可された場所以外では厳禁。その代わりドラマに出てきそうな分厚い地下金庫の実物(過去に利用していたもの)や、昔の総裁室まで見学可能で、見ごたえ充分。是非一度訪れてみて欲しい。
上空から見ると「円」マークになっている話が有名ですが、どうやら違うらしいです。
当時は「圓」が使われていたので偶然の一致の可能性が高いそうです。
住所 | 中央区日本橋本石町2丁目1−1 Googleマップ |
10:40 | C:貨幣博物館でお金の歴史を学ぶ
日本銀行金融研究所が運営する博物館。貨幣と聞くと小判や硬貨を想像する人が多そうだが、貨幣とは、お金の事。古代の石のお金から、和同開珎、江戸の小判、近現代の紙幣硬貨まで網羅された展示内容。なんと偽造防止策のコーナーには偽札(!)まで展示されており、誰でも鑑定士気分を味わうことができる。
なお、本物のお金が展示されているためか、日本銀行の本店と同様のばっちりセキュリティーチェックが入口でされる。怪しいものを持ち込まないように。
想像より充実した展示内容でした。面白かった!
住所 | 中央区日本橋本石町1丁目3−1 日本銀行分館内 Googleマップ |
TEL | 03-3277-3037 |
営業時間 | 9:30~16:30 |
定休日 | 月曜日 |
11:40 | D:兜町の由来 兜神社へ参拝
境内には「兜石」があり、天慶の乱で平将門を討ち取った藤原秀郷が、岩がある当地で将門の兜を地中に埋めて供養した、と伝わる。一時代を築いた大金融タウン、日本橋兜町の名前の由来になった神社。神社の規模としては小さく社務所も無い。しかしながら現在でも例大祭がバリバリ行われ、金融に関わる方々の信仰を集める現役の神社。
住所 | 中央区日本橋兜町1−12 Googleマップ |
11:45 | E:昭和3年の建物 日証館 外観見学
1828(昭和3)年の建物。現在でも改修・リノベを経て現役稼働中。言われないと約100年モノの建物とは気づけない程綺麗に保たれている。平日であれば中に入ることが可能で、茶褐色のエントランスを見ることが出来る(今回の訪問日は休日)。建てられてしばらくは、「証券ビル」として栄えたが、現代では法律事務所やコンサルティング会社など多様な業種が集っている。
入口の日証館の文字が素敵です。左から書かれているので後世のものだとは思うのですが、趣があります。
住所 | 中央区日本橋兜町1−10 Googleマップ |
12:00 | F:東京証券取引所を眺める
日本最大の証券取引所。テレビで良く見る奴。竣工は1988年と意外と古い。コロナが一段落した事を受け内部見学も再開した模様。余裕のある人は、くるくる回る電光掲示版があるマーケットセンターも見られるので内部の見学を申し込んでみよう。
住所 | 中央区日本橋兜町2−1 Googleマップ |
12:10 | G:銀行発祥の地を訪ねる
兜町の一画、現在のみずほ銀行兜町支店が入るビルの角に記念碑がある。日本で最初の銀行である第一国立銀行が1873(明治6)年に渋沢栄一により創立されたのがこの地。この地でみずほ銀行が営業しているのには理由があり、第一銀行-帝国銀行-第一銀行(2期目)-第一勧業銀行-みずほ銀行の変遷を経て現在に至っている。
小さな金属板なのですが、日本の金融界にとっては偉大な一歩を踏み出した場所です。
住所 | 中央区日本橋兜町4−3 Googleマップ |
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