【Click!】街歩きガイド はじめました【Click!】

地元で愛される名所・旧跡を訪ねて歩く 三軒茶屋駅~駒沢大学駅昼さんぽコース

#世田谷区#御朱印#カフェ・お茶#博物館・美術館
なおごんずをフォローする

コース概要

三軒茶屋駅から駒沢大学駅へ歩きます。この1駅の間には、武家屋敷門が見られる寺や実業家が建てた寺、地域住民に請われて復興した寺など、他の地域では見られない、ちょっと珍しい、地元に愛された旧跡が沢山。最後は駒沢オリンピック公園をぶらり散策、景色を眺めながらカフェで一休み。是非歩いてみてください。

【所要時間:約3時間】
【お勧めの曜日:いつでも!】
【お勧めの時期:いつでも!】

Bitly
SCHEDULE

コース詳細

13:15 | B:力強い武家屋敷門は必見!西澄寺

1574年開山。見どころは、表門として使われている武家屋敷門。もとは港区三田にあった旧蜂須賀家の屋敷門で、江戸末期頃の建築とされる。1928(昭和3)年にこの地に移築。豊臣秀吉とも関係が深く、25万石の大々名であった蜂須賀家の屋敷門としての格式を今も保っている。鉄鋲や門の装飾など、門の力強さが素晴らしい。東京に残る数少ない武家屋敷門として、東京都の有形文化財に指定。武家屋敷門の前にはたくさんのお墓。訪問時も、多くの地元の檀家さんがお参りされていた。

地元と武家屋敷門に守られた立派なお寺なのですね。

広い入口。長い坂道と墓地を抜けると、その先に山門があります。
立派な山門。さすが蜂須賀家。
二間の両開き戸も立派ですね。鉄鋲の力強さが「武家」門と感じます。
本堂も大きく力強い
住所東京都世田谷区下馬2丁目11−6 Googleマップ
TEL03-3421-1616

>>コース概要に戻る

13:37 | C:地元の鎮守様 駒繋神社

奥州藤原氏征伐の際、源頼朝公が戦勝祈願をしたと伝えられる源氏ゆかりの神社。頼朝公が神社を訪れた際に、境内の松の木に愛馬を繋いだことから「駒繋」神社と呼ばれるようになったとのこと。赤い太鼓橋を渡った先、鳥居をくぐると、うっそうと茂った木々が出迎える。石段を登ると2頭の狛犬がお出迎え。賑やかな三宿の街とは反対の静寂の空間が広がる。

月替わりで工夫を凝らした御朱印をいただける。宮司さんが不在の時もあるので、電話で確認してから訪れるのがお勧め。

「御朱印こちら」のような表記もないのですが、勇気をもって社務所にピンポンしましょう!

太鼓橋を渡ると鳥居が出迎える
境内入口にある御神木が立派です。
左右の狛犬が守り神
住所東京都世田谷区下馬4-27-26 googleマップ
TEL03-3414-8369
営業時間9:00~16:30(社務所)
定休日なし

>>コース概要に戻る

14:00 | D:元実業家が各地の文化財を取寄せて創建 世田谷観音

正式には「世田谷山 観音寺」。1951(昭和26)年、太田睦賢が開山した新しい寺院。この寺院が珍しいポイントは2つ。まずは、元実業家であった太田が、私財を投げうって創建した寺院ということ。どこの宗派にも属していない。また、寺院が所蔵する文化財が、各地から取り寄せた、古く重要な文化財が多いということ。境内左手の六角堂には、重要文化財「木造不動明王及八大童子像」、右手の阿弥陀堂(京都の二条城から移築)には、東京都指定有形文化財「五百羅漢坐像九躯」、本堂のご本尊「聖観世音菩薩」はかつて伊勢長島興昭寺の秘仏だった、などなど。

これほどの重要な文化財・建物を一挙に拝観することはできず、珍しい体験ができます。

正門。境内では、訪問者にご住職がどんどん声をかけていました。オープンな感じがします。
門の仁王像の手前に鳴き龍がいます。よく聞こえました。お試しあれ。
六角堂。中には、八大童子を従えた不動明王像。国内ではわずか2体しか存在しません。
阿弥陀堂の堂内には、目黒羅漢寺の本堂から移築された「五百羅漢坐像九躯」
境内左奥には、特攻隊員のための「特攻平和観音像」と、吉田茂の書による「世界平和の礎碑」
住所東京都世田谷区下馬4-9-4 Googleマップ
TEL03-3410-8811

>>コース概要に戻る

14:425 | E:野沢の住民のために復興された寺院 龍雲寺

1699年開山。1855年の安政大地震後は復興が進まず、1965(昭和40)年ようやく復興。その際、武将や権力者によるものではなく、地域住民の「お寺が欲しい」という声を聴き復興したという珍しい寺院。以降、地域住民に寄り添った寺院として現在も野沢一帯を護っている。山門の向かいには、自由に見学できるバラ園もある。訪問時はバラの季節ではなく庭の整備中であった。こじんまりと、だがよく手入れされたお庭。

バラの季節に、いずれ再訪したいですね。

大きく立派な山門。地域に開かれたイメージ。
本堂の前には、桜が可愛らしく咲いていました。
手入れされた美しいお庭が印象的です。桜の季節にはライトアップされます。
山門向かいにある「マダム・ヨーコ ローズガーデン」。バラの時期に再訪してみたい。
住所東京都世田谷区野沢3-38-1 Googleマップ
TEL03-3421-0238

>>コース概要に戻る

15:00 | F:駒沢オリンピック公園 オリンピックモニュメントを見学

1964年の東京オリンピックの会場となった公園。実は、1904年に行われるはずだった幻の東京オリンピックのメインスタジアムだった。日中戦争の激化により1904年の開催は中止されたが、再び東京での開催が決定し、国立競技場に次ぐ第二会場としてこの公園を整備。現在も、中央広場をぐるりと見まわすと、1964年のオリンピック当時から残る施設が一度に見学できる。「オリンピック記念塔」は、CMなどでも見ることも多い公園のシンボル。1964年の東京オリンピックでサッカー会場として使用された陸上競技場、レスリング競技のメイン会場となった総合運動場体育館も見られる。

いつもたくさんの人が楽しんでスポーツをやっている公園、のイメージです。

オリンピック記念塔。1964年のオリンピック開催中は、すぐ目の前で聖火が灯されていました。
陸上競技場。1964年のオリンピックではサッカー会場となった。現在もサッカー会場として稼働中。
駒沢通り方面。訪問時はフリーマーケット開催中。
住所東京都世田谷区駒沢公園1−1 Googleマップ
TEL03-3421-6431

>>コース概要に戻る

15:10 | G:あの感動を再び!東京オリンピックメモリアルギャラリー

1964年のオリンピックでは、レスリング競技のメイン会場となった総合運動場体育館。体育館の地下には、1964年・2021年のオリンピックの当時の資料・レアグッズを見学できる「オリンピックメモリアルギャラリー」が併設されている。内部は撮影禁止なのでお見せできないが、2回の東京オリンピックのユニフォーム、ジャージ、聖火トーチなど、珍しいものばかり。スピードガン測定ができるスポーツ体験ゾーンなど、面白いコーナーもある。

1回目の東京オリンピックを知っている人も知らない人も、楽しめること請け合い!

体育館。訪問時は、フットサル選手権の決勝をしていました。
ギャラリーは体育館の地下にあります。
ここは撮影可能ゾーン。聖火トーチなど珍しいものも見学できます。
住所東京都世田谷区駒沢公園1−1 東京都駒沢オリンピック公園総合運動場体育館 Googleマップ
TEL03-3421-6199
営業時間9時30分~17時00分
定休日なし
入館料無料

>>コース概要に戻る

15:35 | H:駒沢公園の景色を見ながら Mr.FARMER駒沢公園店で一休み

公園西口門そばにあるお洒落スポット。「FARMER」の店名通り、駒沢近隣の農家が作る「せたがやそだち」の野菜を提供するカフェレストラン。野菜モリモリのサラダ、ヴィーガンのハンバーガー、スープなど、体に優しいメニューがとにかく多い。公園内ということで、利用者は散歩中のファミリーのほか、テラスのみOKということでワンコたちも多く、明るく賑やかな店内。今回は、体に優しそうな「ベジフルスムージー」から「Dr.Beauty」をチョイス。イチゴ・ブルーベリー・アサイー・リンゴ・カムカムというラインナップだったが、どちらかというとリンゴとブルーベリー多めの爽やか飲みやすい食感。

公園の自然をゆっくり眺めつつ、体の中から美しく(?)なった、気分になれました。

テラス席で日向ぼっこしながら体に良いお食事を摂る。健康になれそう。
天井が高く、明るい店内。
一面が全てガラス張り。店内にいながらテラス席にいるようです。
体に優しそうな「ベジフルスムージー」の「Dr.Beauty」。天然の甘さが体に染みいります。
店内のウォーターサーバーも色とりどりでお洒落。
住所東京都世田谷区駒沢公園1丁目1−2 Googleマップ
TEL03-5432-7062
営業時間7時00分~20時00分
定休日なし

>>コース概要に戻る

Bitly
お散歩案内人プロフィール
街歩きを愛する夫婦

東京下町生まれの夫と、東京在住20年を超える妻。デート代節約のため散歩デートを繰り返すうちに、いつの間に街歩きマニアに。東京23区の散歩コース紹介サイト「明日どこいく?」運営。実際に歩いて作成した散歩コースは100以上。特に好きなジャンルは、御朱印・商店街・建築・庭園・食べ歩き。東京シティガイド検定ゴールドバッジ保有。

なおごんずをフォローする
明日どこいく?(あすどこ・明日どこ)

コメント

タイトルとURLをコピーしました