コース概要
浅草駅の北側の9つの社寺で「浅草名所(などころ)七福神」を巡るコース。松の内(正月)でなくとも、年中いつでもOK。浅草寺からマニアック?な吉原神社までバリエーション豊富。是非歩いてみてください。
【所要時間:約4時間】
【お勧めの曜日:いつでもOK】
【お勧めの時期:いつでもOK】

「浅草名所七福神巡り」の基本情報です。
〇年始に限らず、いつの時期でもお参り可能です。
〇福禄寿と寿老人が2カ所にいるため、合計9つの社寺を巡ります。
〇どこの社寺から初めても構いません。
〇七福神の像を拝観できるのは1月中旬までです。(浅草神社は拝観不可)
〇授与品は色紙、福絵、福笹の3つ。一番人気は色紙です。
〇全ての社寺で御朱印を頂ける時間帯は9~16時頃です。
〇詳しくは、オフィシャルHPをご参照ください。

- 09:30A:浅草駅から出発
(移動:徒歩10分)
- 09:40
(移動:徒歩1分)
- 10:00
(移動:徒歩15分)
- 10:30
(移動:徒歩20分)
- 11:00
(移動:徒歩15分)
- 11:30
(移動:徒歩20分)
- 12:00
(移動:徒歩30分)
- 12:40
(移動:徒歩5分)
- 12:55
(移動:徒歩20分)
- 13:30
(移動:徒歩5分)
- 13:35田原町駅へ到着
今日も一日お疲れさまでした。
お腹減った~。
コース詳細
9:40 | B:浅草寺<大黒天>
628年、隅田川の漁師の網に一体の観音像がかかり、645年、観音像をまつるための観音堂を建立。仏教公伝(仏教伝来)が6世紀半ばとされるため、伝来初期からの歴史を誇る寺院。また、雷門から浅草仲見世通りを通り浅草寺へお参りする参道は、日本が世界に誇る一大観光スポットとなっている。文化財としても価値が高く、浅草寺二天門(江戸前期)、浅草寺伝法院(江戸後期)が重要文化財に指定されている。
浅草寺にいる大黒天は黒色で、元々は古代インドにおけるマハーカーラという神様。日本では軍事、台所、財宝の神様として知られる。

雷門、仲見世を歩いてお参りすると、正月が来たな~という気分になれます。

七福神参りは通年できるので、正月を逃した方も是非チャレンジしてみてください。



住所 | 〒111-0032 東京都台東区浅草2丁目3−1 Googleマップ |
TEL | 03-3842-0181 |
10:00 | C:浅草神社<恵比須>
神仏分離前は浅草寺と同じ組織。よって由来も同じで628年、隅田川の漁師の網に一体の観音像がかかった事から始まる。祭神は土師真中知命、檜前浜成命、檜前武成命とあまり聞かない名前が並ぶが、彼らこそが、観音像を拾った漁師と相談した村の僧。観音像への信仰が高まるにつれ、後世に神社が作られ、郷土のヒーローを神様として祀った、ということらしい。
例祭は700年以上の歴史を誇る「三社祭」。江戸三大祭りの一つとされる。やんちゃなおにーさん達が威勢よく神輿を担ぐ光景が名物。

今回の七福神参りで、最も参拝の列が長かったのは浅草神社。現代でも江戸っ子に愛されています。



住所 | 台東区浅草2丁目3−1 Googleマップ |
TEL | 03-3844-1575 |
10:30 | D:待乳山聖天<毘沙門天>
浅草寺の子院で正式には本龍院という。595年、突然この土地が盛り上がり、金の龍が舞い降りたと伝わる。その6年後、十一面観音菩薩の化身「大聖歓喜天」が出現し、日照りと飢えから人々を救ったとされる。「待乳」の名前は、真土とも書き、この辺り一帯は泥海だったが、ここだけが真の土であったことを由来とする説もある。
入口に吊るされた待乳山聖天の提灯が特徴的。狭い参道を抜けると朱色の社殿が出迎える。小さいながらもお寺の良さがぎゅっと詰まった良い場所。是非訪れて欲しい。

2023年1月7日は大根祭り。大根を持った参拝客が結構いらっしゃいました。



住所 | 台東区浅草7丁目4−1 Googleマップ |
TEL | 03-3874-2030 |
11:00 | E:今戸神社<福禄寿>
1063年、平安時代の武人、源頼義とその息子義家が創建したといわれている。その後の震災や戦争のたびに再建され続け、長く地域の方に愛されている神社。
江戸時代、今戸焼の猫の置物が浅草で評判となったことから、「招き猫発祥の地」と名乗る。また、伊弉諾尊・伊弉冉尊の夫婦の神を祀っており、縁結びのご利益があるともアピールされている。そんな招き猫・縁結びのご利益の評判を聞きつけ、多くの参拝者がそのご利益にあずかろうと訪問するようになった。
福禄寿さまがおり、七福神的には、浅草名所七福神と東京下町八社参りの両方に名を連ねる運気溢れる神社。

今回の七福神参りで、最も社務所の列が長かったのは今戸神社。猫とパワースポットの相乗効果で女性を中心にすごい行列が出来ていました。
↓今戸神社も登場する 東京下町八社参りのコースはこちら↓




住所 | 台東区今戸1丁目5−22 Googleマップ |
TEL | 03-3872-2703 |
11:30 | F:橋場不動院<布袋尊>
760年に開山された、こちらも歴史あるお寺。現在の本堂は江戸時代の建立。江戸当時は、周辺の武家屋敷の人々の尊信を集めていたとのこと。その後、不動院を中心とした橋場の一帯が関東大震災、戦炎などから免れたため、火伏せの橋場不動尊として、現在でも信仰の的となっている。
本尊は不動明王像。ともにまつられる布袋尊は、袋を持たない代わりにお腹が大きく張り出しているのが特徴的。

布袋様が、なおごん(夫)にそっくり。

ダイエット頑張ります。


住所 | 台東区橋場2丁目14−19 Googleマップ |
TEL | 03-3872-5532 |
12:00 | G:石浜神社<寿老神>
724年、勅願により現在後に鎮守され、後に源頼朝が藤原氏討伐の再に戦勝祈願に訪れたことでも知られる。江戸時代より人気の神社で、広重の東都名所墨田川全図雪中景や、隅田川渡しの図にも登場する。比較的広い敷地を贅沢に使い、簡素で力強い空間を創り出しているのが特徴的。拝殿は平成12年竣工、木造の立派な神明造り。まだ木が若いので、もう20年程したら素晴らしい風情を醸し出すこと間違いなし。
七福神の中では木製の寿老神像を祀っており、不老長寿の神様とされている。侍らせているしかはなんと2000歳。スケールの大きな神様。



住所 | 荒川区南千住3丁目28−58 Googleマップ |
TEL | 03-3801-6425 |
12:40 | H:鷲神社<寿老人>
読み方は「おおとりじんじゃ」。創建は不詳だが、少なくとも江戸時代中期から「酉の市」が有名であった。通称「おとりさま」と呼ばれる神社。鷲が商売繁盛に神徳の高い神様となったのも、熊手を開運・商売繁昌のお守りとしたのも、もとをたどると日本武尊に由来するものであり、そういう意味では、酉の市は大変古くからのお祭りということになる。
祭神である天日鷲命と日本武尊に加え、寿老人の木像が祀られている。開運、延寿、福徳、叡智の神様なので、健康祈願や学業成就を願いたい人にも人気がある。

酉の市の時は1時間待ちでしたが、1月4日は落ち着いてすぐに参拝できました。


住所 | 台東区千束3丁目18−7 Googleマップ |
TEL | 03-3876-1515 |
12:55 | I:吉原神社<弁財天>
今回巡る9社寺の中では最も新しく、1872(明治5)年の創建。名前の通り吉原遊郭にあった稲荷神社5社が明治になり合祀され、吉原神社となった。江戸時代の祭礼には、花魁、太夫の行列で大変賑わったそう。祭神は稲荷神である倉稲魂命(うかのみたまのみこと)と、弁天様である市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)。土地柄からか七福神中の唯一の女神、弁財天が祀られている。

境内には遊郭の名残として「花吉原名残碑」もあります。

付近には遊郭の名残として、現代版の大人の遊び場もあります。


住所 | 台東区千束3丁目20−2 Googleマップ |
TEL | 03-3872-5966 |
13:30 | J:矢先稲荷神社<福禄寿>
1642年、徳川家光が国家安泰と武道練成のために、京にならって三十三間堂をこの地に建立。お堂の廊下で「通し矢」が行われた際に、的の先にあった神社なので矢先稲荷、と呼ばれるようになった。
見所は拝殿内(立ち入りOK)にある、日本乗馬史をモチーフにした天井画。源義経や那須与一などレジェンド級の武者の乗馬姿が多数描かれている。

拝殿はRC造で一見すると普通の現代型神社ですが、天井画は一見の価値ありです。



住所 | 台東区松が谷2丁目14−1 Googleマップ |
TEL | 03-3844-0652 |
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