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品川を守る龍の神社にお参りしつつ御殿山の桜を愛でる 品川春の昼さんぽコース

#お花見#品川区
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コース概要

江戸時代から「北の天王様」「南の天王様」と呼ばれた品川神社・荏原神社。この二つの神社は、共に龍神に縁の深い神社です。龍神様にお参りし、龍にまつわる品川の名所を巡ります。江戸時代からの桜の名所、御殿山にも訪問する春の品川旅、是非歩いてみてください。

【所要時間:約2.5時間】
【お勧めの曜日:日曜以外】
【お勧めの時期:御殿山の桜の見どころ3月下旬~4月上旬

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SCHEDULE

コース詳細

10:25 | B:「北の天王様」品川神社の双龍鳥居に会いに行く

東京十社の一つ。目玉の双龍鳥居は1925年製。向かって左側の柱には登り龍、右側には降り龍がいる。都内では他には、馬橋稲荷神社と祝鳳山高円寺の境内社にしかない珍しいもの。徳川家康が関ケ原の戦いの戦勝祈願を行った神社としても知られる。家康は戦勝の御礼として「天下一嘗の面」を奉納しており、現代でも例大祭に用いられている。また徳川家との縁の証として、社紋も葵の御紋と定められている。

個人的には、境内の狛犬がなかなかの年代ものでびっくり。石のお犬様は1792(寛政4)年、金属製のお犬様は1830(文政13)年。こちらも是非見ておいて欲しい。

↓双龍鳥居へ訪問した記事はコチラ↓

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「明日どこいく?」では、東京十社を含むコースを、十社全て用意しています。十社巡り専用の絵馬もあるのでお勧めです。

双龍鳥居。左側が登り龍、右側が降り龍。
酸性雨にも負けず、力強い龍の姿がそこにはあります。
拝殿。徳川家の庇護があっただけあり、豪勢な造り(建物は近代のもの)
1792(寛政4)年奉納委の狛犬。強そう。
住所東京都品川区北品川3丁目7−15 Googleマップ
TEL03-3474-5575
営業時間社務所 9時~17時
定休日なし

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10:50 | C:恐竜時代にタイムスリップ?子供の森公園

その名の通り、子供向けの区立公園。特徴的なのは、なんといっても恐竜像。「恐竜の森」をモチーフに、8体の恐竜像が置かれていている。通称「かいじゅう公園」と、地域の子供たちから呼ばれ親しまれている。

「龍」繋がりってことで訪問してみました。たくさんの子どもたちが恐竜に群がって遊んでいて、微笑ましかったです~。

公園入口。高さの違うカラフルな3本のパイプからは、夏場には1日に6回、15分間ミストシャワーが出ます。
色とりどりの恐竜たちが置かれています。
橋の下からは、入りきらなかったブラキオサウルスのしっぽがにょろり。
恐竜の赤ちゃんも人気です。
恐竜に混じって何故かドラゴンボートもありました。
住所東京都北品川3-10-13 Googleマップ
TEL03-5791-3553

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11:05 | D:「南の天王様」荏原神社の龍神様に会いに行く

もとは品川宿の総鎮守。709年、奈良の丹生川上神社より高龗神(龍神)を勧請し創建。「品川の龍神さま」として、源氏・徳川・上杉等、多くの武家の信仰を受ける。後に通称「南の天王さん」として南品川宿の鎮守となる。「祈願すれば叶わぬことは無い」といわれるほどの龍神パワーがあるとして、勝運、学問、商売繁盛、交通安全、病気平癒、家内安全、恋など、さまざまなご利益がある。
室町時代、氏子区域の海の中から牛頭天王の御神面が見つかり、1247年に京都八坂神社より牛頭天王を勧請。それ以来、例大祭「南の天王祭」では、現代まで続く神輿洗いの神事「御神面海中渡御」が行われるようになる。ちなみに、このエピソードが、この一帯の海を「天王洲」と呼ぶようになった所以。

神社前の鎮守橋から入口を撮影。緑にあふれた境内。
江戸時代(1844年)に造営された社殿。関東大震災・戦禍からも逃れた素晴らしい建築物。
至る所に素晴らしい彫刻。屋根の上からは、龍神様が顔を出してこちらを見ています。ドキッとします。
高龗神(龍神)を勧進した証が柱に掲げられています。
住所東京都品川区北品川2丁目30−28 Googleマップ
TEL03-3471-3457
営業時間9時~17時
定休日なし

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11:20 | E:御神輿の海中渡御が行われる玄関口 洲崎橋

都内で唯一「御神面海中渡御」が行われる荏原神社の天王祭。祭礼の最終日朝には、御神面をつけた神輿をこの橋の横から船に乗せ、目黒川河口からお台場海浜公園まで運ぶ。担ぎ手は、各船宿で釣り舟に乗りこみ、目黒川河口で神社神輿の船を待ち受け、これに続き海浜公園に着くと、すぐに海に飛び込み神輿を担ぐ。神社に戻る時もこの橋から上がってくる。

令和元年に行われた荏原神社の「御神面海中渡御」の様子がわかる動画を見つけました。橋の横から川に降ろすときはヒヤヒヤものでしょうね!⇒YouTube

いつもは静かな洲崎橋
橋のすぐ横、取っ手が付いている場所から神輿が川に降りていきます。
神輿が降りる部分だけ、鍵がかかっていて開閉できるようになっています。
目黒川ではクルーズが始まっていました。このまま北上して船上から花見をするのでしょうね。
住所東京都品川区東品川 Googleマップ

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11:30 | F:半端ない大盛に大満足!町中華登龍

龍神様の見守り神社巡り、ということで、ランチも「龍」にまつわる町中華をチョイス。旧東海道沿いの北品川商店街の中にあるこのお店は、味はもちろんのこと、デカ盛り・コスパが抜群なことで有名。今回、なおごんず(妻)だけの訪問だったが、ここで食べないと女が廃る(?)ということで、チャーハン大盛を注文。出されたチャーハンは通常の2倍量、米1.2kg!全体的には、しっとり、うすしお味。入っているチャーシューが少々濃いめの味付けで美味。隣のおじさんに「完食できそう?」と心配されながらも美味しく完食しました!

定食の白米も、大盛で注文すると「マンガ盛り」になります!

11時半開店と同時にどどっと15人ほど入店。回転は早いため、2巡目になっても待ち時間はさほど長くありません。
炒飯580円(お漬物スープ付き)+大盛100円=680円でこのボリューム。なんというコスパ!
お客さんは9割男性、1割女性。凄いスピードで料理が出てきて、凄いスピードで皆さん完食されて出ていきます。
住所東京都品川区北品川2丁目4−16 Googleマップ
TEL03-3450-0911
営業時間11時30分~14時00分、17時00分~22時00分
定休日日曜

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12:25 | G:桜の名所 御殿山で桜見物

御殿山は、現在の北品川4・5丁目の高台全体を指す。1661年頃から吉野山から移植された桜が植えられはじめ、当初は幕府の御殿があり、将軍の鷹狩の休息所や茶会など、将軍家の行事に利用。大火での御殿焼失後は、御殿は再建せず、8代将軍徳川吉宗が庶民のための花見の公園として整備。以来、桜の名所として有名。約2000坪の広々とした敷地には、ソメイヨシノ・サトザクラ・ヤマザクラ等の桜が約70本あり、少しずつ時期を変えて咲く。今回の訪問(2023.3.20)時点では、一部の桜が3分咲きとなっているが、いまだつぼみの状態の木も多い様子。

2023年は、3月27日(月)~4月2日(日)に御殿山トラストシティで「御殿山さくらまつり2023」を開催予定。4年ぶりの開催とあり、桜ライトアップ・霞演出、茶席、キッチンカー出店、花見酒・花見茶の振る舞いなど、コンテンツを多数用意している模様。都合をつけて再訪してみたい。

「御殿山さくらまつり2023」の開催時期です。催しの詳細がわかるHPはこちら 

主要コンテンツ開催日:2023年3月27日(月)~4月2日(日)
ライトアップ期間  :2023年3月20日(月)~4月9日(日) 17:00~23:00

御殿山庭園の滝の上には桜が。マイナスイオンと桜の両方に癒されます。
2023.3.20時点では、開花が進んでいる木もまだ3分咲きといったところ。来週が楽しみですね。
庭園の横、御殿山通りの桜は、2023.3.20時点は3分咲き。ライトアップされたら美しいでしょうね。
建築家・磯崎新が設計した茶室「有時庵(うじあん)」
住所東京都品川区北品川4丁目7 Googleマップ
TEL03-5473-2848
営業時間8時~23時
定休日なし

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お散歩案内人プロフィール
街歩きを愛する夫婦

東京下町生まれの夫と、東京在住20年を超える妻。デート代節約のため散歩デートを繰り返すうちに、いつの間に街歩きマニアに。東京23区の散歩コース紹介サイト「明日どこいく?」運営。実際に歩いて作成した散歩コースは100以上。特に好きなジャンルは、御朱印・商店街・建築・庭園・食べ歩き。東京シティガイド検定ゴールドバッジ保有。

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