コース概要
2023年5月、旧品川警察署品川橋交通待機所、いわゆる普通の交番が、なんと国の登録有形文化財に内定。せっかくなら旬なうちに見に行こうではないか、ということで青物横丁から品川までを、神社仏閣や品川宿を見ながら歩くコースです。是非歩いてみてください。
【所要時間:約2.5時間】
【お勧めの曜日:月・木・土】
【お勧めの時期:いつでもOK】
- 13:30A:青物横丁駅から出発
(移動:徒歩1分)
- 13:31
(移動:徒歩2分)
- 13:45
(移動:徒歩5分)
- 14:00
(移動:徒歩10分)
- 14:20
(移動:徒歩1分)
- 14:35
(移動:徒歩8分)
- 14:50
(移動:徒歩10分)
- 15:20
(移動:徒歩15分)
- 16:00I:品川駅へ到着
今日も一日お疲れ様でした。
コース詳細
13:31 | B:お堂の千躰荒神堂奉納扁額は必見 海雲寺
青物横丁駅から街道を歩くとすぐにある曹洞宗のお寺。祀られているのは千躰荒神といい、江戸古代から台所の神様として信仰されてきた。門にはいい感じで千社札が貼られ、本堂の天井には龍が描かれ、周囲には奉納された、細工の凝った扁額がなんと27面。本当に庶民から愛されてきたことが分かるお寺さん。
本堂内には上がれますので、是非内部を見てみてください。素晴らしい空間です。
住所 | 品川区南品川3丁目5−21 Googleマップ |
TEL | 03-3471-0418 |
営業時間 | 9時~17時 |
定休日 | なし |
13:45 | C:「品川」の地名はここから 品川寺
読み方は「ほんせんじ」。平安時代前期に創建されたお寺で、現在の品川の名の由来となったお寺。山門を入るとすぐに、大きな地蔵菩薩の銅像(1708年製)があり、こちらは東京都の指定有形文化財。江戸六地蔵の一つでもあり、是非お参りしていきたい。また現在ある鐘は一度スイスのジュネーブ市に流出したものの、その後返還された国際派の鐘。このご縁で品川区とジュネーブ市は友好都市になったのだとか。
Die Glocken dieses Tempels sind wunderbar.(このお寺の鐘は素晴らしい)
ドイツ語何年勉強したんだっけ?
3年。でも今では数字の数え方位しか覚えてません。
住所 | 品川区南品川3丁目5−17 Googleマップ |
TEL | 03-3474-3495 |
14:00 | D:徳川家光が44回も訪れた名刹 天妙国寺
創建は1285年!、その後、徳川家康が江戸に入る前日に宿としたことをきっかけとし、徳川家から庇護を受けた。特に熱心だったのは徳川家光で、なんと44回も訪れた記録が残っているのだとか。
特徴的なのは朱に塗られた山門。建築様式からして近代製のものと思われるが、迫力は充分。境内は広く敷地が取られていて、奥に(敷地の割には)こじんまりとした本堂が建っている。派手な山門と落ち着いた境内のコントラストが魅力的なお寺さん。
住所 | 品川区南品川2丁目8−23 Googleマップ |
TEL | 03-3471-7921 |
営業時間 | 9時~16時半 |
定休日 | なし |
14:20 | E:旧品川警察署品川橋交通待機所(南品川櫻河岸 まちなか観光案内所)
2022年4月にオープンした観光案内所。なのだが、もとは品川橋交通待機所で約100年前の1929(昭和4)年に作られた所謂「交番」をリニューアルしたもの。あまりに綺麗に!?リニューアルしてしまったため、一見「レトロ”風”建物」に見えるほどだがれっきとした本物。2023年5月に国登録有形文化財への登録が内定している、歴史的にも価値がある建物。
なお、中に入れるのは、毎週月・木・土曜日午前10時~午後5時なので注意が必要。
今回の品川さんぽのハイライトはここです!
綺麗にしすぎた点は賛否あるかと思いますが、長く後世に残そうという気概が見られます。
住所 | 品川区南品川1丁目3−4 Googleマップ |
営業時間 | 月・木・土曜日 10時~17時 |
14:35 | F:709年創建「南の天王様」荏原神社
もとは品川宿の総鎮守。709年、奈良の丹生川上神社より高龗神(龍神)を勧請し創建。「品川の龍神さま」として、源氏・徳川・上杉等、多くの武家の信仰を受ける。後に通称「南の天王さん」として南品川宿の鎮守となる。「祈願すれば叶わぬことは無い」といわれるほどの龍神パワーがあるとして、勝運、学問、商売繁盛、交通安全、病気平癒、家内安全、恋など、さまざまなご利益がある。
個人的なお気に入りポイントは木製の明神鳥居。繁る木々の中に負けない位大きな鳥居が立っており、今後も是非残して行って欲しい鳥居。
住所 | 品川区北品川2丁目30−28 Googleマップ |
TEL | 03-3471-3457 |
営業時間 | 9時~16時半 |
定休日 | なし |
14:50 | G:都内3カ所のみの双龍鳥居は必見 品川神社
東京十社の一つ。目玉の双龍鳥居は1925年製。向かって左側の柱には登り龍、右側には降り龍がいる。都内では他には、馬橋稲荷神社と祝鳳山高円寺の境内社にしかない珍しいもの。徳川家康が関ケ原の戦いの戦勝祈願を行った神社としても知られる。家康は戦勝の御礼として「天下一嘗の面」を奉納しており、現代でも例大祭に用いられている。また徳川家との縁の証として、社紋も葵の御紋と定められている。
境内をぶらりと散歩していると1648(慶安元年)年寄贈の狛犬を発見。他にもゴロゴロと江戸時代のものが残っていて、歴史を感じずにはいられない神社。
住所 | 品川区北品川3丁目7−15 Googleマップ |
TEL | 03-3474-5575 |
営業時間 | 9時~17時 |
定休日 | なし |
15:20 | H:品川宿街道沿いの商店街を散策
主に歩くのは北品川本通り商店会。連結した各商店街と比べ、野菜をはじめとする生鮮食品のお店と飲食店が多いのが印象的。道幅が7メートルと狭く、電柱も地下埋設されているため、人々が歩いていた江戸時代の空気を感じやすくなっている。
戸越銀座や砂町銀座のような店舗密集型ではなく、住居や事務所に店舗が入り混じっているスタイル。それでも伝統のあるお店から最新のお洒落な店まで多数ある元気いっぱいの商店街。
住所 | 品川区北品川1丁目30−21 Googleマップ |
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